キツネ 1977年 秋田県 雨の晩、お婆さんが山に行って帰らなくなり、皆で探したが見つからなかった。翌朝帰って来たが、少しも濡れていなかった。キツネの仕業。
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キツネ 1973年 山梨県 キツネは雨が降るときにはちょうちんをつける。夜に光るのはキツネがちょうちんをつけて歩いているのだと言う。
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キツネ 1998年 奈良県 キツネは朝、山できれいな娘に化けてスーッと通っていく。
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キツネ 1980年 青森県 八戸からの帰り、にわか雨の音がした。濡れるといけないので土産をそっくり置いて帰った。あとで取りに帰るとなかった。キツネの仕業。
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キツネビ,(ヤマニデルヨウカイ) 1990年 長野県 雨が降った宵に、遠くの山際にキツネビが見えたという。
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キツネ 1980年 青森県 行き慣れた山で戻れなくなることがある。キツネの仕業。
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ミチニデルヨウカイ,キツネ 1987年 長野県 道にはキツネがでる。
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ミチニデルヨウカイ,キツネ 1987年 長野県 道にはキツネがでる。
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ミチニデルヨウカイ,キツネ 1987年 長野県 道にはキツネがでる。
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ミチニデルヨウカイ,キツネ 1987年 長野県 道にはキツネがでる。
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キツネ 1983年 岩手県 キツネは男をだますときには女、女をだますときには男に化ける。知人が演芸会があるといって迎えに来たので着いて行くと山の中で迷わされたり、いい部屋にいると思わされたが翌朝になってみると茨の中に寝させられていたり、団子や酒だと思わされて馬糞や馬の小便を飲み食いさせられたりする。キツネの仕業。
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キツネ,(ツキモノ) 1989年 長野県 昔、まだ雪が残っているときに老婆が行方不明になり、探したところ山の岩陰にいたがキツネが乗り移っていて追いつけなかったが、やっと捕まえて帰った。この老婆は座敷に寝ていても、外から自分の家に向かってくる人の名前を言い、またそれが当たっていたという。
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キツネ 1981年 長野県 話者の父が夜、娘の家に行くのに迷いに迷ってやっとたどり着いた。キツネの仕業。
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キツネ 1973年 鳥取県 キツネは山中で、人を道に迷わせたり、美しい女性に化けたり、突然きれいな家を見せたり、提燈のロウソクを取ったり、お土産の魚を奪ったりといった悪戯をする。
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オトウカ,オトウカノヨメトリ,キツネ 1982年 群馬県 小雨のしとしと降る晩、極楽寺の裏のジョウノヤマのオトウカ(キツネ)が信濃街道を、提灯を点け列を作って嫁取り行列をして歩いた。小学校の老杉のところまで行くと見えなくなったという。人間が近付くと消えてしまう。
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キツネ 1989年 山梨県 昔、おばあさんがどっかいった帰り道に川のようなところにさしかかって、それを川だと思って着物をまくって渡って歩いたらしいが、あとで見たら、川ではなくて道だった。キツネ話である。
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キツネ 1989年 鹿児島県 キツネは人をだますときはちゃんと変装する。きれいな女に化けるようにする。
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キツネビ 1932年 熊本県 キツネビは必ず雨のしょぼしょぼ降る日に、決まったところに出る。狐の嫁入りと称し、狐の流すよだれが光るのだとも言われている。
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キツネ 1977年 秋田県 女がキツネに憑かれて家を出て、朝帰ってくるなり「ゆうべはいい男と寝た」と言った。
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キツネ,タヌキ,ヒトツメコゾウ,(ミチニデルヨウカイ) 1990年 長野県 道にはキツネが出て女性に化け、タヌキが出て一つ目小僧に化けるという。
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