サメ 1960年 三重県 6月14日は磯辺さん(海の神様)の祭りで、お使いの鮫7本が必ず来るといい、磯辺さんにお参りして、海に入らない。
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サメ,(ゾクシン) 1960年 三重県 6月15日は鮫が来るといい、海女が仕事を休む日。子供も海に入らない。
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シチホンザメ 1934年 三重県 旧暦の6月24・25日をオゴサイの日と言い、この日には7本の鮫が上ってくる。昔、この日に鮫を取ったら、悪い病気が流行した。この日は、船が通行止めになり、海女は仕事を休む。
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カンコロボシ 1982年 三重県 旧暦6月14日は天王祭である。このお祭まで川に泳ぎに行ってはいけない。それはカンコロボシに肝を抜かれるからだという。
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シチホンザメ 1934年 三重県 旧暦の6月24日に、7本の鮫が沖から伊雑宮の前の川まで上ってくる。この鮫は磯部さんのお使いで、七本鮫の磯部参宮と言っている。海の姿のままでは川を上れないので蟹や蛙に化けて上る。
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オオザメ 1934年 三重県 旧暦の6月1日は、大島の神の祭日で、その日に二神が海中で逢うので海女は仕事を休む。昔、この日に海女が海に行くと、海水が渦巻いていたので帰った。それ以来、決してこの日には海で仕事をしない。
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シチホンザメ 2005年 三重県 8月の初めにはゴサイと言われる、磯に入ってはいけない日が3日ほどある。鮫が伊勢神宮にお参りに来るから、磯に入ってはいけないのだという。
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ミナトミョウジン 1956年 宮城県 海上安全と阿武隈河口の湊の守護神。悪魚を悉く平定し、常に大鮫の頭上に神座するといわれる。荒浜では古来鮫を食うことが禁忌とされている。毎年6月15日は鮫の湊明神参りといい、鮫の大群が河口から宮の下まで遡ってくる。猟師もこの日は出漁しない。
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オカッパサマ 1956年 宮城県 6月15日はお天王さまの祭りで、お河童さまにあげるといって川に胡瓜を2、3本流す。胡瓜をこの日まで食べない。
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エンコ,イセノカミサマ 1978年 広島県 6月1日の伊勢講の日は海のエンコを伊勢の神様が動かないように一つところに集めているので海で泳いでもエンコにとられる心配がない。
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ガイロ 1996年 三重県 6月14日の天王様のお祭りの日にはキュウリを食べるものではない。食べるとガイロに尻子玉を抜かれるという。昔は、子どもたちが水泳競争をするとき、「しかの鼻からガイロが来るまで」と囃し立てた。
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カッパ,カワウソ 1968年 佐賀県 6月16日は、祇園祭の山車に飾った人形を川に流す日で、川に入ると河童とかカワウソにとられるといって、泳がない。
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シチホンザメ 2005年 三重県 夏の土用には、鮫が伊勢神宮にお参りに来るのだという。
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カッパ 1966年 静岡県 6月15日の祗園祭の日に川に入ると河童に尻っ子を抜かれるので、川に入ってはいけない。
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エンコ,(ゾクシン) 1968年 愛媛県 七夕の7月7日には海へ入るとエンコが出るといい、海で泳ぐことを禁じていた。しかし、二神では泳ぐことをすすめていたという。
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シチホンザメ 1934年 三重県 旧暦の6月25日には7本の鮫が伊雑宮まで上ってきていた。いまは6本しかいない。これは、子供が鮫に半分食われたので、食い残されたもう半分の子供を釣り針の先につけて餌にして1本の鮫を釣り上げたからだという。
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ガタロ 1972年 祇園さん(天王さん)の祭りの期間、川で泳ぐとガタロに脚をひっぱられるとか、尻子玉をぬかれるとかいって水に入ることを禁ずる。祇園さんの神紋はガタロの好物胡瓜を輪切りにした形だといって、祭りが住むまでそれを食べないところもある。
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カッパ 1933年 鹿児島県 6月15日(もしくは5月15日)には河童のごぜ迎えがある。この日は河童婚姻の日である。この日は水難に遭うので水に入ってはいけない。ごぜ(御前)は女房のことである。
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ヤマノカミサマ 1938年 秋田県 夏は田の神だった神が、冬には山の神みなると信じられている。山の神は女の形をしていて、オコジ(虎魚)が好物である。お産の神でもあり、難産のときには山に迎えに行く。山の神は産火を嫌うので、お産があった家族は1週間山には入らない。
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テンノウサマ 1984年 新潟県 7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は天王様が田もりをする日だから水口をまたいで田に入るなという。
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