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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

イミガエリ
1965年 兵庫県
かげのお夏という人が、死んでから1週間後にいみがえった(生き返った)。一言二言言って、また死んでしまった。

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イキカエッタシニン
1983年 香川県
ある家に死人が出て、棺桶に入れて役場まで行くと、棺の中から声がして死人が生き返った。どこか遠いところを先へ歩いて行くと、後ろから名前を呼ばれるので戻って来たのだという。しかしその人はその10日ほどあと再び息を引き取った。
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(リンシタイケン)
1956年 福島県
呼び返されて生き返った人の話。きれいな河原で子供が遊んでいる。橋を渡って花の咲く野原へ行こうとしたら、亡くなった親が来るなと言う。ウロウロしていたら気がついた。死ぬ人には誰かが迎えに来る、提灯をつけておばんおばんと声をかけられると言う。
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カシカラソセイシタハナシ
1944年 秋田県
ある男が病気で死んで9時間後に生き返った。当人曰く、苦しくなくなったので友人宅を訪問した。戸の狭い隙間から中に入り、話もせず帰った。自宅に戻ると何だか呼び声が聞こえる。夢から覚めた心持で気が付くと、多数の人に取り囲まれて介抱されているのに気づいた。
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イチコ,シニクチ
1977年 神奈川県
四十九日や百箇日には、イチコが死口をきいた。死者がイチコにのりうつり、話ができるようになるのだという。
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(リンシタイケン)
1953年 埼玉県
呼び戻されて生き返った人がいた。細い長い橋があって、あっちでは「行くな」、こっちでは「行け」、と言う。迷っていたら「ケエレ」と言う声が聞こえ、戻ると気がついた。
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イキカエリ
1974年 福島県
おばあさんが死んだので子や孫が呼んだら生き返った。おばあさんによると、青々とした野原を通っていると山や空が見え、杖をついて行くと後で声がするので振り向いたら生き返った。
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ソセイ
1995年 福島県
実家の母が死んだという知らせを受け、病院を無理して退院して帰り、母に声をかけたところ3日間生き返った。4日目に零師様のところへ行って帰って来たところ、それから2時間後に母は息を引き取った。
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ヨミヂカヘリ
1944年 新潟県
ある人が仮死状態に陥った時、とても喉が渇いて現実にも存在する田んぼの近くの水を飲みに行ったが、家の者がしきりに呼ぶ声がしたので水を飲まずに戻って蘇生した。
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ミコキキ
1982年 新潟県
人が死んでから7日以内にミコ(巫女)さんのところへミコキキにいく。巫女のところへ亡き人の死霊がつくと、体がブルブル震えて話し出す。ミコは自分が何を言ったかが分からないという。ミコは、トトをタカエボシ、カカをアイノマクラ、子どもを一ノタカラ、二ノタカラなどと、特別な言葉を使う。
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(イキカエルコト)
1976年 大分県
花がたくさん咲いている気持ちのいい場所で、名前を呼ばれて引き返したところ生き返ったという人がいた。
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(ヨミジガエリ)
1982年 新潟県
89歳のお年寄りが亡くなったので棺に入れたが、蘇って、またしばらく生きていた。
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(ゾクシン),イキカエリ
1933年 京都府
生き返った人はどんなに達者になっても長生きしない。せいぜい2、3年のうちに死ぬという。
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(ソセイ)
1980年
ある壬生の禅僧が、死んで19日後に生き返ったという。その僧は死後の世界について、ただ山水に対するといって地獄や天の事を言わなかった。
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シシャノレイ
2000年 沖縄県
夜、死者の霊に名前を呼ばれて外に出た男が惑わされて数日後に死んだ。一声しか聞こえなければ、返事をしてはならない。
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シニン
1989年 岐阜県
一人住まいのお婆さんが死んだ。お経を上げてもらっていたら死人が棺蓋を押し上げて「おねじゃー」といって立ち上がった。医者に見せたら今度は完全に死んでいて、改めてお経を上げて埋葬した。
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マモノ,コヲダイタワカイムスメ
1975年 高知県
猟師がたまたま火事場にであって手伝いをした後、子を抱いた若い娘に行き会った。シガキ待ちをしていると、谷いっぱいに口を開けた魔物が迫ってくる。一目散に逃げるとまた同じ娘が近づいてくる。その後猟師は熱病にとりつかれ、一週間後に死んだ。
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ゴタンダ
1940年 神奈川県
1日で田植えを植えるように言われた嫁が願うと、沈みかかった太陽が戻ってきた。植え終えてから田から上がると、嫁はそのまま死んだ。それから後、その田は1日中に植え終えないと不幸があるという。
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ミョートバカ
1935年 大阪府
1人死ぬと、続いてまた死ぬので、こういう。
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チイサナウツクシイオボウサン
1975年 愛知県
ある人が病気になった。同じように病人のいる前の家から小さな美しいお坊さんが出てきて、縁の下に入るのを、夢うつつで見ていた。翌日、前の人が見舞いに来て「俺は治ったがお前は死ぬ」と言ったが、逆にその人は死んでしまった。
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マツトムジナ
1989年 新潟県
人を騙す狢を退治に出かけた。進んでいくと葬式ができたと言いに来たので、村に引き返すと、亡くなったといわれた人は元気だった。人間に化けて知らせて来たのは狢だったのだろう。
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