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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ソセイ
1995年 福島県
実家の母が死んだという知らせを受け、病院を無理して退院して帰り、母に声をかけたところ3日間生き返った。4日目に零師様のところへ行って帰って来たところ、それから2時間後に母は息を引き取った。

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センドマイリ
1999年 福島県
母が正月元旦に亡くなるのを避けるために千度参りをすると、正月2日まで命ながらえた。
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イキカエッタシニン
1983年 香川県
ある家に死人が出て、棺桶に入れて役場まで行くと、棺の中から声がして死人が生き返った。どこか遠いところを先へ歩いて行くと、後ろから名前を呼ばれるので戻って来たのだという。しかしその人はその10日ほどあと再び息を引き取った。
類似事例

(シノゼンチョウ)
1982年 群馬県
病人が実家に戻ってきて、仏壇へ上がるのを家人が見た。その時間にその人は息を引き取っていた。
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イキカエリ
1974年 福島県
おばあさんが死んだので子や孫が呼んだら生き返った。おばあさんによると、青々とした野原を通っていると山や空が見え、杖をついて行くと後で声がするので振り向いたら生き返った。
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カシカラソセイシタハナシ
1944年 秋田県
ある男が病気で死んで9時間後に生き返った。当人曰く、苦しくなくなったので友人宅を訪問した。戸の狭い隙間から中に入り、話もせず帰った。自宅に戻ると何だか呼び声が聞こえる。夢から覚めた心持で気が付くと、多数の人に取り囲まれて介抱されているのに気づいた。
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ハハガユメマクラニタツ
1995年 福島県
中国での軍隊生活で胃腸を悪くして入院し、日々衰弱していたが、夢枕に母が立つや病気が緩解し、母の言う通り内地に還送され、瞬く間に快復した。母は病の電報を受けてから祈りを欠かさず、占いもしてもらっていた。
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シロイチョウ
1982年 新潟県
病気のおばばが、ついに息を引き取った。そのときおばばの鼻の穴から白い蝶がひとつ出てひらひらと外へとんでいった。そばにいたしょが呼びかけて、タマヨバイをすると白い蝶が舞い戻ってきて、おばばの鼻の穴の中へ入ると、おばばは生き返った。花がきれいに咲いている野原を行くと川に出て、舟があったので乗ろうとしたところ、呼ばれたので、舟には乗らなかった。そこのところで目が覚めたという。その川は三途の川で、渡れば死ぬところだったのだ。
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(ヨミジガエリ)
1982年 新潟県
死んだ主人を納棺してからみんなで名前を呼んだら生き返り、それからずっと、長く生きた。
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カミ
1995年 福島県
父親の臨終が医者によって告げられたが、妻と長男は一心に神に30分ほど祈った。すると父親の手指の先が脈を打ち、それから3日間も生きながらえた。
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セイシノセトギワ,ユウカイ
1949年 新潟県
大病を患って、生死の境をさまよっているときに、裸になって寺に行こうとした自分の夢を見た。その姿をとがめられると、自分もやっと裸であることに気づき、寺はなく裏の道をとおると、そのまま生き返ったという。
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イキカエッタハナシ
1944年 山梨県
埋葬後、家人が3日間おこもりをしていた。すると3日目に墓の中から「救けてくれよ」と声がする。びっくりして掘り出すと、息を吹き返しており、その後長生きした。だから人が死んでも1日1晩(埋葬せずに)置いておかなければ本当の生死は分からない。
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イキカエッタトイウヒト
1985年 和歌山県
便所で気を失って倒れてしまった人がいた。そのときちょうど近くに婆さんがいて、その人の名を呼んだ。このことは村中に広まり、お婆さんたちが集まってきて、大声で名を呼びつづけた。あきらめずに呼んでいたら生き返ったという。
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(ミガワリダイシ),(オマモリサマ)
1973年 岩手県
話者の娘は一旦息を引きとり、医者にはだめだと言われたが、お守りさまのおかげで不思議なことに再び息をふきかえし、今は健全になった。
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ヨミヂカヘリ
1944年 新潟県
ある人が仮死状態に陥った時、まっすぐな道を歩いて行って大きな川に行き当たった。この川には船も渡し守も橋もなく、どうして渡ろうかと考えているうちに呼び声がし、蘇生した。
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イミガエリ
1965年 兵庫県
かげのお夏という人が、死んでから1週間後にいみがえった(生き返った)。一言二言言って、また死んでしまった。
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(ヒョウイ)
1975年
昔、2人の子を持つ夫が別の女のもとに通い、妬んだ本妻が1人の子を殺した後で自殺した。夫は後悔し、もう1人の子を親類の娘に託して育ててもらう。数日後その娘が夕暮れに道で本妻と出会う。本妻は「こやこや」と呼びとどめ、手厚い養育を感謝し、しばし身体を貸してほしいと言う。恐ろしくなった娘は逃げ帰ったが、その夜に具合が悪くなって寝込む。けれどもその子が泣く毎に抱き上げて、本当は出ないはずの乳をやる。また子をあやす時の声や面影は本妻そっくりだが、子が寝ている時は元の娘に戻るという。仏事をとり行い、子を乳母に育てさせると、娘の病もなくなった。
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ケンテセイ
1980年
靺鞨国から来た見底勢という優れた医者が、ある時に死胎で危険に陥った母の鼻の穴に薬を吹き入れ、鼻と口と背中に灸を据えた。すると母は生気が戻り、後に死んだ胎児を産んだ。しかし、その死んだ胎児にも医術を施したところ、胎児は声を発して復活したという。
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(タマヨバイ)
1943年 京都府
身内の者が屋根の棟に跨って重態になった病人の名を呼ぶと意識を取り戻すことがある。このように生き返ってもせいぜい二、三年しか生きられない。
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(ソセイ)
1980年
ある壬生の禅僧が、死んで19日後に生き返ったという。その僧は死後の世界について、ただ山水に対するといって地獄や天の事を言わなかった。
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タマシイ
1974年 東京都
天和3年5月3日に普段から功徳を積んでいた女が死んだ。翌年3月3日にその女の妹の夢に死んだ女が現れ、後生の安楽を語り光明真言と念仏を唱えるように告げて夢は覚めた。
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