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検索対象事例

バケモノ
1971年 茨城県
墓穴を掘ったときに六道銭が出て来ることがあるが、それを長く持っていると化物が憑くという。

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ゼニノレイ
1933年 和歌山県
棺に入れた錆びた六文銭を墓場から掘り出すことがある。再び天日を仰ぐを得て、銭の霊が喜び活躍するであろうという意味。この銭を常に財布なりに入れておくと小遣いに不自由せぬ。
類似事例

バケモノ
1978年 和歌山県
昔、六地蔵の下に小判などの秘宝があり、他の土地からきた人が、その小判を掘り返して盗んだために、そこには化け物が出るという話である。
類似事例

(バケモノ)
1981年 東京都
桐淵という与力の家には化物が出るという。ある日桐淵の女房が下女を呼んだところ、から紙をあけてご用はとかしこまる下女の顔は重箱だったという。その後に床下にとても深い穴があり、それを埋めると化物も出てこなくなったという。
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(コソダテユウレイ)
1965年 兵庫県
夜、同じ時刻に女が1厘銭を持って菓子を買いにくるので、不審に思って6日目の晩に店の主人が後をつけると、墓の前で消えた。墓を掘ってみると、女が墓中で赤子を産んでいた。それで、死んだ人には6文銭を持たせるという。
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イヌガミ
1996年 徳島県
集落に1・2件は犬神筋の家がある。嫁が持っていればついてくる。憑かれた人に太夫が御幣を持たせるとピョンピョンとんで、ばたっと倒れ仮死状態になった。憑かれるのはおっちょこちょいの人が多い。憑くと目つきが変わる。太夫が拝むとどこから来たか答える。予防には出雲大社がよく効くという。持っている人と喧嘩をすると追いかけられる。その家で生まれた女性は全部持っており、その家に嫁に行くとうつる。何か特別の神を祀っている。先祖のようだがよくわからない。
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ユウレイ
1989年 長野県
人を呪うために、幽霊になってお墓に出てくるという。
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シリョウ
1976年 大分県
死霊が憑いた場合には、その墓へ行って、一週間水を掛けて落とすという。
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(コドモノユウレイ)
1971年 福島県
子どものお棺に六文銭を入れてやらなかった。子どもが買い物に来るが、いつもその子どもだけが買えないで見ているという話を聞いて行って見たら、自分の子どもだったという。後になって掘ってみたら金を入れてやっていなかった。だから忘れずに入れなければならない。
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コフンノヌシノレイ
1933年 山口県
ある人が古墳を発掘していると近所の者の母に、古墳の主の霊が憑いて口走った。気味が悪くなり再び埋め戻した。
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(ゾクシン),レイ
1998年 静岡県
墓を指さすと、祟られてしまう。あるいは霊に取り憑かれる。
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(ゾクシン)
1942年 高知県
棺に入れて、死者と共に葬った6文銭を拾っておいて、漁に持っていくと、必ず漁がある。
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ナナヒロオンナ
1989年 鳥取県
七尋女という首の長い女の化物が出る。
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ガンバコ
1976年 長崎県
昔、おじいさんが葬式に来て棺桶を預けて行った。何日しても取りに来ないので棺桶を開けてみると中にお金が入っていた。それで家が栄えた。
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ジヌシノナイトチ
1956年 宮城県
所有者が必ず死ぬと言う奇怪な土地がある。これは,昔旅に行き暮れた六部を泊め,その所持金に目がくらんでこれを殺害して屋敷の一隅に埋めてしまったためで,六部の怨霊がいつまでもその地の所有者に祟って夭折させたり作物を不毛にしたりしたのだと言う。その後六部の墓を建てて弔ったが,今日でもはっきりした所有者はなく荒れるに負かされている。
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(ツキモノ)
1989年 長野県
憑き物に憑かれると、人を化かしたり、人を殺したり不幸にしたりしたという。
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アヒラーマジムン
1998年 沖縄県
アヒルも化物になることがある。これをアヒラーマジムンという。アヒルの幽霊で、これに股をくぐられるとその人は死んでしまうといわれている。
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イヌ,カネモチ,オダイシサン
1937年 兵庫県
金持ちが壷に金をたくさん入れて軒先に埋めたまま死んだ。息子が残った金を遍路さんに施そうとしたが、金持ちが化けた犬がほえてすることができない。そこへお大師さんが来て、犬が寝ている下を掘るように言うので掘ると、金壷がたくさん出てきた。
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ユウレイ
1990年 長野県
この世に未練や心残りがあるときには、幽霊になってお墓に出てくるという。
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バケモノ
1955年 山形県
土用になると化物が土を掘り返したり災いをするというので、お墓には三本木に鎌と石を下げたサンシキというのを立てる。
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マモノ
1986年
死体が魔物にさらわれることがある。夜通し山駕籠で死体を運んでいると、ガンジガラメにしてあったのに飛び出したという話や、棺を墓に運ぶとき晴天に雷が鳴ったので、坊主が袈裟を棺に掛けたが、死体はなくなっていたという話がある。
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