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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユメ
1988年 岩手県
瀬月内の木下末治氏は、夜に親戚の家に死ぬ人が来る夢を見たことがある。

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シノヨソク,ユメミ
1944年 愛知県
身内の者が亡くなる時は、たとえどんなに遠いところにいても、夢見で知らせがあるとされている。
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ユウレイ
1976年 長崎県
長崎に来た唐人が、隣家で死人があったため、幽霊を見ようと夜覗いていた。
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タマシイ
1949年 秋田県
魂は死の直前に故郷や生家、肉親などを訪ねる。樺太で死んだ兄は死の直前、夢現の中で「俺は故郷へ行って来た」と言ったそうだ。そのころ郷里にいた兄の息子は、夕方兄に会ったようだ、と語っており、その後まもなく死の報に接したと言う。
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ヒトダマ,ユウレイ,(ゾクシン)
1933年 兵庫県
飾磨郡では、夜に外出すると人魂が出る、幽霊が出るという。
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ユメ,ホトケ
1983年 香川県
近所の死んだ人が夢に現れて、「こちらにゃ法事もゴネンイリにして、三部経をよんで。ちっとお経を分けていた」と言って、ゴハンサンを盛る茶碗を寝ている胸の上に並べたという。
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キツネ
1982年 岩手県
菊地氏の友達の通夜で奇妙なことがあった。死んだ友達に2度ほど声をかけられ、はっとしたことがあったという。
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レイケン,ユメ
1983年 東京都
小石川諏訪町蕎麦切横町に住む折原岩之助が、文政9年3月16日に見た夢によると、神田小柳町あたりの道具屋に希代の霊剣があるとのことだった。同じ夢を数度みたので同月21日に道具屋を尋ねるととても古びた剣があった。そこで購入した晩の夢に、甲冑の上に白い装束を着た人物が出現し、様々な剣の徳を述べ、夢は覚めたという。小倉五郎源宗広の銘があり、470年ほど前の剣だったという。
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ヒトダマ
1983年 東京都
関野町で、市議会議員をしていた人が亡くなって、その通夜の夕方、隣の家に遊びに来ていた娘の友人が帰るのを見送っていたら、その友人が眼前に人魂を見たと言う。そこは、その議員がいつも自分の自動車を置いている場所だったと言う。
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レイ
1982年 宮城県
夜、寺の前の川で鮎釣りをしていた人が、女の悲鳴に続いて真昼のような明るさになり、再び暗くなった。霊が来たのだろう。
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(ユメノケン)
1974年 東京都
折原岩之助という男が文政9年3月16日の夜の夢に、江戸神田小柳町辺りの道具某の店に希代の霊剣があるとの夢を5回見た。実際行ってみると、夢にあったように剣があり、買いしぶり帰るとまた2回同じ夢を見た。それを買い求めると夢に人が現れ、剣の霊験を語った。
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シノヨチョウ
1992年 宮崎県
病人が夢に亡くなった血縁者や近親者を見ることは、死の予知である。
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シノヨチョウ
1946年
村の石屋が寝ていたとき夜中に目が覚め、足許の障子に気をひかれた。子供があけたいくつもの穴があったが、その中のひとつから覗かれているような気がした。親戚が死んだときのことであったという。
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イキリョウ
1967年 新潟県
死の床にあった姉の亭主の生霊が親類宅を訪問していた。
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タマシイ
1929年 長野県
身内が死んだとき、その家の仏壇を深夜ガタガタ言わせる。恐ろしいと思っているとそのうち死んだ知らせが来る。魂が来るのである。
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(シシャノレイ)
1981年 栃木県
口寄せのばあさんが来ることがあり、わけのわからないことを拝んで、死んだ人の霊を呼び出していたという。
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オト,ロウバ,ユメ
1985年 愛媛県
筆者の友人がある製材工場内の借家に移り住んで暫くして、夜中に井戸に水滴が落ちる音で目覚めるようになった。そしてある夜、老婆の白い髪に火がついて惨死する夢を見た。妻も同じ夢を見ていた。その家は戦争中に空襲で焼かれた老婆が火だるまになって井戸に飛び込んだ所の上に立てられたものだった。
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(シシャノレイ)
1950年 沖縄県
死者の霊が縁もゆかりも無い人に憑いて、物の在処などを語ることがある。
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(リンジュウジノフコウ)
1978年 広島県
病人が臨終を迎えるころに田植えの夢を見るとふこう(葬式)があるとか、烏が家の上で舞ったり烏鳴きが悪いとふこうがあるとか言う。
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ユメ
1985年 香川県
ある人が、母屋を潰したあとに水を引いて田植えをする夢を見たが、2、3日して人が死んだという。田んぼに杉箸を植える夢を見ると、身内の葬式を出すことになるという。
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ウサギ
1976年 鹿児島県
隅州桜島の人は、夢で兎を見ると病気になる。兎を御耳長様といい、神として恐れている。
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