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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ニタンバエ
1989年 鹿児島県
中川内で、今、田圃になっているところは野原であって、ニタンバエが出るといわれ、誰も家を作らなかったという。ニタンバエとは、二反くらいの反物で、夜に出た。

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ニタンバエ
1989年 鹿児島県
中川内は昔、ニタンバエといい、二反反物が生えるというような地面が出たところだったという。
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ニタンバエ
1989年 鹿児島県
片野よりの平地にはニタンバエという妖怪がいて、人が住めるようなところではなかった。
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クビキレウマ,ミサキ
1957年 愛媛県
城辺町中縁のトンバのハナには、首切馬が出るが、闇夜の晩には、そこではミサキがつく。
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ナマヅ
1980年 東京都
元々関東にはなまずがいなかったが、享保の頃中川という河に16匹放流したところ、瞬く間に繁殖したという。まださほど多くなかった頃、神田川の下に住むすずき三太夫という男が、なまずのいない国になまずが出ると必ず水害が起きると言ったが、その年江戸は大水害に見舞われたという。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
ブナガヤが出没する近くの野原にはブナガヤの巣があるという伝承がある。
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シンキョーヅカ,シンキョーボーズ,ヒノタマ
1987年 長野県
今は団地の所に昔はシンキョーヅカと呼ばれる塚があった。その塚付近にヒノタマがでたが,これをシンキョーボーズが出たと村人は言っていた。
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フシギ
1965年 宮崎県
「小川に後家が多い。日向平にこどもがいない」というのが、この地方の不思議と伝えられる。
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ガラッパ,スイジンノカミ
1963年 鹿児島県
ガラッパは水神と言われ通り道の谷間には家を建てない。ある人は夜にたくさんの足音が群れをなしているのを感じた。おそらくガラッパが川から海に行く途中だったのだろうが、暗闇の為に目に見えることは決してない。
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オマンタヌキ
2002年 香川県
二ノ坂の入り口の東側の山にはお万狸という狸が住んでいた。下から見ると狸がすんでいるところで火を炊いているように見えたが、灯が見えると必ず雨が降ったという。また、小蓑下所の猟師がよく狸を捕ったといって木のホタを吊って帰るのを見かけたという。お万狸は後に屋島に嫁に行ったという。
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テングサマ
1989年 長野県
二股に分かれた、真東を向いていると朝日がさす、神様の休む木であるヒナタノキというのがあったが、上中根の人がこの木を伐ってしまった。その罰が当たって、てんぐ様にそこら中を連れて歩かれた。近所中で探したが、見つからない。すると、ぼうっとなって帰ってきたという。
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ニジュッシャクノボウズ
1995年 滋賀県
園と下中野の間に20尺の坊主が出た。それでそこを坊主谷と呼ぶ。現在知る人は少ない。
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タヌキ
1991年 香川県
中熊谷に沿う道の大きな薮のあるところは狸道で、シャリシャリと小豆を洗う音がするが誰もいない。向かいの谷から「栗の木で首つりが舞いよるぞ」と叫ぶ声がするが、首つりなどはいないという。
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カッパ
1955年 山形県
数馬の川ので女が洗濯をしていると、川の深い所から髪をザンバラにしたものが顔を上げた。屋根造りの人に話したところ、カッパだろうということになって捕えにいったが、いなかった。
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ダイジャ
1936年 京都府
綱宮という小社には昔、大蛇が出て人畜を害したのを人見、中川両氏の祖が退治したという伝説がある。
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ヘビ
1973年 岩手県
中大畑集落の人家近くの桜の木の穴に蛇が棲んでいた。親蛇は穴の中で子を産んで穴から出られなくなり、子蛇が餌を運んでいた。夜になると鳴き声が聞こえたので、卵を供えたが、いつもなくなっていた。木を切ろうとした人が腹痛になったので巫女に見てもらったら「切ると殺される」と言われた。やがてその木は豪雨で倒れたが、その後には子蛇がいっぱいいたという。またこの豪雨で橋が4箇所流されたが、蛇が川を流れていくときに壊したのだろう。
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ビョウニンダ
1985年 茨城県
昔、内野部落の近くに祟りがあると嫌われる田があった。アヒル小屋と言われて、アヒルを飼っていた家の者が作った処、病人や怪我人が絶えず、困り果てて、作りを止めてしまったと伝えられている。
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タノカミサン
1984年 島根県
川上では田植えが終わるとサンバイサンだといって、午前中草刈りをしたあと午後は休んだ。また、田植えが終わってからは田の中には入るものではないといった。これは田の神さんが田から麻畑へあがられるからだという。
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オンジ,ヘビ
1956年 神奈川県
萱原の中で何も生えていない場所があったが、それはオンジという怖い蛇の住んでいる場所だといわれた。
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タカニュウドウ,アヤシゲナモノ
2002年 香川県
お墓から今の道までオオナワスジという道が伸びており、怪しいものがよく出たという。この道筋に生えているもうそう藪でタナを作って蚊帳を吊って寝ていると、上から大きな人に覗かれた。これはタカニュウドウだという。
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ナマメスジ
1954年 岡山県
真庭郡川東村大字田原の、川東小学校の裏手にナマメスジと呼ぶ道があり、夜中に犬位の獣が音をさせて通る。その獣をナマメと呼んでいる。
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