ハナコサン 1990年 山形県 トイレを出るときに「花子さん」と呼ぶと「ハーイ」と返事がある。やさしく言われた人は構わないが、地の底から湧き上がるような嫌な声で返事をされた場合は、何か起こるかも知れないので注意したほうが良い。
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(ゾクシン),クチサケオンナ 1998年 京都府 口裂け女という言葉を口にしたら「ゴメンナサイ」と10回言わなくてはならない。
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ハナコサン 1999年 栃木県 学校のトイレの戸が閉まっている所で「花子さん、花子さん、花子さん」と3回呼ぶと、との中から3回とを叩いて返事が返ってくる。
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ハナコサン 1999年 栃木県 学校の3階の3番目のトイレには花子さんがいるらしい。そのドアを3回ノックして「花子さん、遊びましょ」と言うと、花子さんが「はーい」と返事をして現れる。
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ハナコサン 1992年 山形県 学校の西側のトイレの左から2番目の個室に入り、「花子さん」と言うと、「ハーイ」と返事が返ってくる。
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ハナコサン,テ 1999年 栃木県 学校のトイレのドアを開けたまま「花子さん、花子さん、花子さん」と3回呼んで、ロール紙を切って便器に落とし、トイレに水を3階流すと、便器の中から手が出るという。
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ハナコサン 1990年 山形県 花子さんは頭が3つで3mもあるトカゲの形をしている。女の子の声を出して安心させておき、いきなり出てきて食べてしまう。
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キツネ 1976年 宮城県 貴船の方には、花子という狐がいるといわれた。おかしな女の子に会ったら気をつけろと年寄り達は言っていた。花子はザァクザァクと小豆をざるに入れてとぐ音を出すのが得意で、貴船の小豆洗いともいわれた。
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(ゾクシン),コックリサン 1998年 静岡県 「コックリサン」と口に出したら、背中を三回たたいてもらわないと呪われる。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 茶碗の中に箸を十文字に渡して4ヶ所で水を飲むとしゃっくりが止まる。
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(ゾクシン),イタチ 1936年 熊本県 鼬に道を横切られるのを「いたち道」といって嫌う。歌よみ(唱えごと)を3回するとよい。右から左へ切るのはよいが、左から右へ切るのは悪い、ともいう。
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トイレノハナコサン 2001年 島根県 小学校のトイレに花子さんがいる。遊ばないと追いかけられる。
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(ゾクシン) 2001年 沖縄県 人に声を掛けられたら一声ではなく三声で返事をしなければならない。一声だと亡霊だとみなされるからだという。
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チャンチャンコ,チ 1999年 栃木県 高校の吹奏楽部の女の子が放課後に1人で3回のトイレに入っていたとき、外から「チャンチャンコいりませんか」と何度も聞こえてきた。それで「一つください」と言ったら、女の子の首が切られ血がチャンチャンコの形になった。そして「ほぉら、チャンチャンコでしょ」という声が聞こえたという。
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ヤマワラシ 1985年 熊本県 山童は人が自分の声を真似ると怒るが、人の声はよく真似るので、仕事中仲間を呼んだりする時の掛け声を「オーイ」とではなく「ヨーイ」と呼ばなければならない。
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カッパ 1941年 秋田県 川で水遊びをしているとき、女の子が小便をするときには近くにいる人に「カッパ」と声を掛け、「ドーヘ」と答えてもらわなければならない。答えてもらったら、「カッパにとられな ドーヘにとられな 海さえって塩なあれなれ」と言ってから用を足すという。
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ヒョウスボ 1965年 宮崎県 山でヒョウスボに遭って声を掛けられても、返事をしてはいけない。もし思わず応えてしまったら、ヒョウスボの頭の水がなくなるまでお辞儀をして、挨拶し続けなくてはならない。
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テング 1955年 山形県 山で「花さかば……」という謡を唄うと天狗が出るので、唄ってはいけない。
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オキク 1991年 高知県 お菊という女子が10枚あるお皿を1枚割っておしょうさんに叱られて、滝に来て舌を食って死んだ。お菊の滝にはお地蔵様がたっている。明治よりもまだ向こうの昔の話である。
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クワバラ 1942年 岩手県 雷雨の時、桑原桑原と7回唱えると、その人を避けて落雷する。
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