国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

マメ
1976年 京都府
文安元年3月4日、豆が降った。洛中の男女は虚空より大豆、小豆が降ったと皆申した。雨の降る時に混ざって降り、下女が拾ってきたのを見れば、大豆のようであるが大豆ではなく、米の実のようでもあった。

類似事例(機械学習検索)

(ダイズアズキソバムギニニタモノ)
1982年
享保18年1月25日頃、近江路から伊勢路に至るまで、所々で大豆、小豆、蕎麦、麦に似た物が降った。人々は拾い集めて粉にして団子を作り食すと言う。2月24日には京都四条河原より松原辺り迄降った。
類似事例

マメ
1975年 大分県
豊前中津で文化13年4月15日、大小豆が空から降り、夜、傘にはらはらと音がするほど降った。その豆を見ると、前年備後に降ったものよりは熟して見えた。小豆の色は赤くなかった。
類似事例

ダイズノゴトキモノ
1976年
寛文10年3月29日、大豆のようなものが降った。
類似事例

ムギ,ソバ
1975年 広島県
備後の深津郡で寛政2年、空から麦や蕎麦などが降ったが、それを拾ったものを見たところ、本物によく似ていた。その翌年は飢饉がひどかった。日本書紀や中国の史書にもこの事が述べられており、何かが降った後は必ず凶年だという。
類似事例

(ウルシノミノヨウナモノ)
1982年
享保18年、水口より伊勢路にかけて、大豆に似て平らで小さな漆の実の様な物が降った。木曽路ではこの実を粉末にして米に混ぜて団子にして食べると言う。江戸道中にはだいたい降ったと言う噂である。
類似事例

ダイズノゴトキモノ
1976年
享保19年12月5日、大豆の如き物が降った。
類似事例

マメ
1975年 長崎県・福岡県
文化12年の夏、筑前・筑後の辺りに空から豆が降ったという。同じ頃、丹波では竹が多く実ったという。
類似事例

オオムギ,メシ
1976年
時代は分からないが、大麦や飯が空中より降った。
類似事例

ムギ,アカアズキ
1976年 鳥取県
元禄13年3月、麦、赤小豆が降った。
類似事例

キマメ
1976年 長崎県
宝暦6年4月朔日夜、黄豆が降った。
類似事例

ナナフシギ,マメイシ
1932年 静岡県
汐見坂に落ちている豆石は、大きさも色も煎った大豆そのままである。昔今川勢がここで戦争したときに天から降ったものだといわれていて、七不思議の一つにかぞえられている。
類似事例

ライコウボク
1974年 大阪府
ある年、安治川に雷が多く墜ちた時があった。その後、泥土の上に石に似て石ではなく、こぶし大のものが落ちていた。これは雷公墨と呼ばれるものである。
類似事例

ダイリュウセイ
1976年 京都府
貞享丁丑年2月22日夜の初更、大流星が西北に行った。洛中は昼のようになった。落ちたとき雷声がして、地面も揺れた。
類似事例

マメノキ
1978年 石川県
千石原という場所に、先妻の子と後妻の子がいた。後妻は豆を植えてくるように言い、先妻の子には炒った豆を、自分の子には生の豆を与えた。先妻の子は後妻の子が落とした豆を拾って植えた。その豆の木はとても大きく育ち、切り倒すのに鍛冶屋を頼んだほどだった。
類似事例

ハス,ツル
1973年 愛知県
三河国渥美郡鷲田村の百姓磯八が、6月11日に蓮の葉をとり、瓦野という場所で干していた。すると翌日4時頃から葉が次々と浮かび上がり、9時頃には150枚ほどにもなった。もはや上の方は見えなかった。その中から白い鶴が1羽降りてきて虚空に上がり、その後東から白鶴が3羽来て1羽は虚空へ、2羽はまた東に飛び去ったという。
類似事例

〔オオタケノコ〕
1978年 静岡県
元禄年中、駿府のある寺の庭に、一夜のうちに仮山のような地面の盛り上がりができた。一両日が過ぎると大きな筍が生えた。近くに藪がないのにと不思議がっていると、成長して廻り3尺ほどの大竹となり、諸人が群集して見物した。その後、御番衆の某がその竹を貰いうけ様々の器物とした。
類似事例

カミナリ
1934年 愛知県
敏達天皇の御代に、一人の農夫が田の水を引きに出掛けて、雷雨に会い、木の下で休んでいると、落雷した。雷は子供のような姿で現れ、私を助けてくれれば汝に子を授けようといった。農夫が望み通りにすると、雷は昇天し、後になって子を得たという。
類似事例

コトノカミ
1982年 新潟県
田の神は一般に「事の神」と呼称されている。2月8日(または9日)の事始めの日に事の神様は稲の種子を持って、天から下りられるとされ、農家はボタ餅あるいは小豆団子を作って供えた。12月8日(または9日)の事納めの日には、事の神様が天上に帰られるといって、事始めと同様にボタ餅などを調えて供えた。
類似事例

イネ
1974年 京都府
天和3年の秋に、伏見の京橋に住む酢屋与右衛門という者の庭の薄に、稲の穂が生えた。人々はこれをみて不思議に思ったという。
類似事例

ムギ
1982年
享保11年4月20日、市浦のある者の畑に麦を植えたところ、穂の上に穂ができた。珍しい事なので役人が注進に及んだと言う。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内