国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ヘビ
1975年 島根県
妹の部屋に、名のわからぬ男が現われ求婚した。男は夜に来て昼には帰った。ついには結婚をして妊娠し、小蛇を生んだ。母は驚き、その子を器に入れて置いたら、一夜の内に器いっぱいになった。母は子に、父のところへ帰れといったところ、兄である伯父を殺して昇天した。

類似事例(機械学習検索)

キツネ
1998年 福島県
男が母狐を殺した。そうしたら、その狐の子に男は化かされ、学校の前で寝ていたという。
類似事例

ソセイ
1995年 福島県
実家の母が死んだという知らせを受け、病院を無理して退院して帰り、母に声をかけたところ3日間生き返った。4日目に零師様のところへ行って帰って来たところ、それから2時間後に母は息を引き取った。
類似事例

キジン
1935年 沖縄県
一人の兄と妹がいた。兄は人を殺し肉を食っていた。兄は妹にも肉を食わせようと家に招いたが、妹は便所に行くと言って逃げた。兄は追いかけたが、妹が自分は2つ口があり、下の口では鬼を食うと言ったので、驚いて墜落死した。
類似事例

カッパ
1972年 岐阜県
渦が巻いている淵を御器洗いと呼ぶ。大きな淵が川にあって、天気の良い日には河童が出て御器を洗うという。
類似事例

カッパ
1928年 愛知県
田辺家には昔河童が棲んでいたと言われる。当時、食事を与えた器を蔵している。この器は河童が竜宮から持ってきたものといわれている。
類似事例

アカマタ,マッタブ
1973年 鹿児島県
昔、阿傳と嘉鈍の中間にマチという部落に母と娘が暮らしていた。娘は夜に機織りの仕事していたが、あるときから夜になる一人で笑ってばかりいて仕事をしようとしない。母が尋ねると、娘は夜になると赤手拭いを被った男がやってきて脇の下を擽るのだという。そこで母は今晩その男が来たら木綿針に糸を貫いて男のたまに刺せと言った。その晩、娘は言われたとおりに男の頭に針をさし、明朝に母が糸を辿っていくとマッタフの巣である坂の麓の割れ岩まで続いていた。中から「我ミミンダ通しはしたが、子供は七籠も産ませて、うら取って見せずに置くものか」と声が聞こえた。また「娘が海へ行って七日間潮浴びをすれば子供は堕りる」と他の声も聞こえてきた。母は家へ帰り娘を海に連れて行き、七日間潮浴びさせると蛇の子を堕ろすことができた。
類似事例

ユメジラセ
1987年 岡山県
ある人の兄が戦死して1年位してから、夢に兄が兵隊さんに行く格好をして軍足をはいて歩く音がする。はっとみると兄が帰ってきている。帰ったの、と声をかけると、わしゃ行かないけんけぇ、といって出て行った。それでちょうど今のご主人と兄が同じ隊にいたので聞くと、兄がけがした後、兵隊さんと一緒に凱旋してきた日と、夢を見た日が同じくらいであった。父も母も見たことがないといったが、ある人のところには帰ってきたことを知らせに出てきたのだろう。
類似事例

ケンムン
1977年 鹿児島県
昔、美人妻を持つ男がいた。一人の男がこの妻に横恋慕した。その男は、妻を持つ男を漁に誘い出して殺した。男は村に帰り、美人の妻に夫は死んだから自分と結婚するように説得した。妻は男に、木を抱けば結婚すると条件を出した。男が言われた通りにすると、妻は男の掌を釘で打ち付けて殺した。男は7日7夜泣き、ケンムンになった。
類似事例

センメンキ,ショウライノアイテ
1999年 栃木県
夜12時ちょうどに、洗面器に水を入れて、剃刀の刃を口にくわえて洗面器を覗くと、将来の相手が見えるらしい。
類似事例

ダイジャ
1987年 和歌山県
娘の家に大蛇が美男に化けて通ってきた。娘は妊娠し子供を生んだが、その子は盥に3杯もの多数の蛇の子だったという。
類似事例

オダイツサン
1937年 兵庫県
まま子と本当の子供の姉妹がいた。母親はまま子である上の娘をいじめて殺しかけたので、姉は逃げてお大師さんにこもった。まま母と妹がそこへ殺しにきたが、罰があたって妹の手が切られ、母親は目が回って死んでしまった。姉には代わりの手ができた。そこへ聟さん(許婚者)をその父が来て連れて帰り、幸せになった。
類似事例

トモグセ
1967年 福島県
妻が妊娠すると木に登る男がいる。
類似事例

(ダンジョヘンジョウ)
1974年 愛知県
尾州米野木村の百姓喜右衛門の子は、生まれた時に男女の区別がつかなかった。成長すると容体気質が男子であった。また、ある出家者が、夢で女になるのを見て、目覚めると男性器が女性器になっており、声や姿も女となっていた。
類似事例

ダイジャ
1976年 和歌山県
大蛇が男に化けて娘のもとに通って来て、子が生まれた。その子はタライ3杯の多数の蛇の子であったという。
類似事例

ミガワリフダ
1974年 滋賀県
ある男が家に母と妻と子供を2人おいて伊勢参りにいった。母は継母であった。男が伊勢参りの札を買うと、しまったところにない。もう一度買ったが同じだった。家に帰ると子供が2人とも死んだというので、死に顔を見ようと埋められた場所を掘ると、なくした札が出てきた。家の二階に子供が2人ともおり、母にひどい目に遭わされていると、知らない人が来て父親が帰るまで隠れろと言ったという。男は子供たちを連れてお礼参りに出た。
類似事例

エンガクシャウニン,レイム
1983年 奈良県
母に捨てられ、僧に拾われて出家した子(後の円覚上人)は、母を恋しがり法隆寺の聖徳太子に祈って霊夢を受けた。京で道俗男女を集め、過去現在の名帳を記し、異相の振る舞いで踊念仏をすれば母に会えると告げられたので、その通りにすると本当に母に会えたという。
類似事例

(シリョクノカイフク)
2004年 京都府
ある貧女が我が子を捨てる。子は高僧に拾われて僧となり,父母を探すため四天王寺で連日説法を行った。ついに僧は盲目となっていた母と再会し,母のため三宝諸天に祈祷を捧げる。すると母の目が元のように開いた。
類似事例

シロギツネ
1941年 大阪府
ある男が結婚した相手は、実は白狐であった。
類似事例

(タンジョウノヨチョウ)
1935年
話者の体験談。兄の子が生まれるとき、母が忙しそうに祝事の準備をしており、鯉のぼりがまい上っている夢を見た。また話者の姉も、子どもを生む夢を見た。その晩、兄から手紙が来た。
類似事例

ジョチュウ,フグノコ
1982年 宮崎県
ある長者が田植えの用に、大事な器を女中に洗わせたら、川に流してしまい、主人に叱られた女中は松に首をつって死んだ。以後田植えになると女中が御器を数える声がし、その家に続いて不具の子が産まれた。
類似事例

アヤシキサン
1976年 中国
趙宣の母は腿の上の瘡より子を生んだ。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内