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検索対象事例

シラヌイ,シラヌイ
1973年 長崎県・熊本県・佐賀県・福岡県
筑紫肥の前後の海に毎年7月30日の夜に限って不知火が出現する。その数幾千万とも知れない。おおよそ4~5里の間につらなりその色は赤い。

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シラヌイ
1974年
筑紫の不知火は肥前肥後の海に出る。数里に及ぶ。近くで見ることは出来ない。
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ブラ,ヒノタマ
1962年 千葉県
夜、田に行くと、地面から3、4間のところを、赤い火の玉がふらふら浮かんでいるのをよく見るという。
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(アマゴイ)
1942年 岡山県
孝安天皇の御代に、100日間日照りが続いた。筑紫の高田三郎俊行という人が、歌と音曲とを奏したところ、たちまち曇り、3日3晩雨が降り続いた。この踊りを降雨踊と名付け、日本の3カ所に限った。
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ネズミ
1979年 岡山県
数年前に備中国のある人の倉に、海より出てきた夥しい数の鼠が襲った。毎日4~500匹捕らえたが、猫は1匹ずつ食い殺していたので間に合わず、犬のほうが役に立ったとその主人から聞いた。
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モウレイ
1982年 宮城県
モウレイは、海で死んだ人の霊が海に出現するもの。
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ウナギ
1978年 京都府
2月3日に、細い鰻が何千万と堀川に浮かんだ。
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シラヌイ
1935年 熊本県
陰暦8月には、日奈久温泉の付近の海に不知火が現れる。
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ネズミ
1979年
安政3年(1856)、東国に海から夥しいほどの鼠が出てきて、農作物を荒らしたという。街中ではその光景を図にして売っているが、前後60万匹ほどの鼠を駆除したという。
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シラヌイ,シケビ
1930年 愛媛県
筑紫の不知火に似た怪火が櫛生、喜多灘間で見られる。毎年2、3月の深夜に現れ、低く走ったり飛んだりするという。句碑によると、昔灘沖で死んだ人の怨霊であるとされ、これが現れると大しけになることから、灘沖の時化火ともいわれている。
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ツチノコ
1974年
昭和45年7月、体長30センチ、直径6,7センチで頭は船の舳先のように尖っており、首から上は茶色っぽい黄色、両目のふちには薄茶色の筋が2,3本入り、体は灰色、肩にオットセイのようなひれがあるものが見つかった。
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ツチノコヘビ
1974年 奈良県
30年ほど前、死んだ長さ40センチのビール瓶より太いくらいの蛇を見た。背は薄茶色、原は黄色で内側にすぐ曲がった。
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〔リュウトウ〕
1977年 福島県
奥州岩城閼伽井嶽で黄昏時に、海面から提灯ほどの灯りが出現した。火の色は赤いがぼんやりとしていた。出るときは必ず2つずつ並んで出るが、進むうちに、片方は消えたりもする。7つ8つ出現した。これを竜燈という。数はまちまちだが、出ない夜はないという。
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ユウレイ
1988年 長野県
幽霊が出現する理由も姿も出現場所も分からない。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
月夜に魚釣りに出たら、ケンムンの火が千個も万個も群がっていた。翌日、草を切りながら浜辺を確かめてみると、ケンムンの足跡が千も万もあった。
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ヒノタマ
1991年 山形県
火の玉には、高速で飛ぶものとゆっくり飛ぶものとがある。赤かオレンジ色をしており、雨の日以外にも出現する。夜だけでなく白昼にも出現し、知らずに近寄って大火傷を負った、という話もある。
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アカシラノカミ
1961年 岩手県
アカシラという神がいて赤い色を嫌う。女は赤い着物を着て行くと怪我をするという。
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オオクスノキ,シンボク
1922年 和歌山県
大正4年11月30日、神木の大樟を伐ろうとしたが、次の日になるともとに戻ってしまう。
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テング,マショ
1977年 福岡県
ある人が言うには、筑紫の彦山は天狗魔所という。
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ヤマンバ
1922年 徳島県
字後山にある幅3間、長さ40間の布綜という平地に山姥がいた。若宮神社には鬼婆がいて、午後4時半以降に通ると出てきて、人を捕まえる。
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ショウネンダマ
1952年 兵庫県
47年前の6月25日か26日の夕方、表で「ショウネンダマだ」と叫んでいるのが聞こえた。見に行くともうなくなっていた。青白い尾を引いたものが埋め墓の方に飛んでいったという。そんなものあるはずがないと言っていた祖父が7月3日に卒中で死んだ。
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(カイスイノイロ)
1975年
正和壬子4月12日、相州の海水の色が赤く変じ、西は豆州から東は武州、総州に至るまで300里の間の海水の色が変わった。『玄中記』に、頭から尻尾まで船で7日かかるという魚がおり、産卵の際には100里が血に染まるというが、おそらくこれが原因だろう。4日後に海は元に戻ったが、ほどなく元亨・建武の乱が怒った。
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