国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オンナノレイ
1974年
避暑に呼んだ遊女が、そこに居合わせた浪華人に会いたがっている女が山上へ御仏詣に行っていると言った。寺に行くとそこにいるはずの女の姿は消えていた。女は浪華人の知り合いで音信不通になっている人であった。

類似事例(機械学習検索)

ヘビ
1928年 宮崎県
お浪が池に、お浪という美女が入って蛇体になった。その後、水の乏しい村に清水が湧くようになった。お浪は寝ると蚊帳いっぱいになる。毎夜、戸口に濡れた草履が脱ぎ捨ててあると噂された。
類似事例

リュウ
1928年 宮崎県
お浪は10歳くらいの頃から病身なので、母親が霧島神社に願掛けをした。その後、丈夫になったので、15になってから親子でお礼参りした折、池から雲が立って、お浪を水底に引き入れ、お浪は龍になった。
類似事例

ナミオヨギノカタナ
1975年 三重県・愛知県
桑名の渡しで、ある人が人を切ったところ、その切られた人は3間程浪を泳いで2つになった。ゆえにその刀を浪およぎの刀という。
類似事例

オンナ,タヌキ
1929年 長崎県
老人が隣村からの帰りに、前からやってくる女と会った。知り合いの女だったので声をかけたが、女は笑うだけだった。狸だと気づいた老人は、女の行く手を阻んだ。キャンといって飛び上がると、女の姿は消えていた。後日、老人がまたこの道を通って目的地に行こうとした。全く着かないのでおかしいと思っていると、正反対の方向に進んでいて、山の頂上に座っていた。
類似事例

カッパ,ナミコゾウ
1949年 静岡県
麦藁人形が流された後、海で浪の音を立てて天気予報をし、豊作を保障する。河童(浪小僧)は農神とみられているらしい。
類似事例

ナミコゾウ
1959年 静岡県
陸に上がって弱っている浪小僧(河童)を海に返してやったところ、旱天時に、この浪小僧が自分の父に頼んで雨を降らしてくれたという話が浜松市に伝わっている。
類似事例

(ウマレテクルコドモノセイベツウラナイ)
1967年 福島県
山の神を迎えに行く途中で会う人が男なら男、女なら女が生まれる。
類似事例

オンナ,キシ,ヤナギ
1974年
近江国信楽に住む人が神社に参詣しようと船で川を下っていたら川岸に美しい女がいた。船を岸に着け女のいた柳の所へ行ったが女の姿は消えていた。
類似事例

キツネ
1985年 和歌山県
杉の大木があり、そこに狐が出て、女の姿になって出るといった。
類似事例

ボウサイ
1974年
夫に捨てられた女が憤死した。元禄16年8月にその夫妻の知り合いが伏見から船に乗ったら死んだ女が同乗していた。不思議に思ったが言葉を交わした。女は大阪に着く頃に消えた。夫は女が現れた時刻に急死していた。
類似事例

オンナノヒト,キツネ
1938年 長野県
鮭を2本ぶら下げて歩いていると、後から女が来てどこへ行くのが尋ねるので、家へ帰るというと、その女はにやりと笑ってどんどん先へ行く。橋が会って渡ろうとすると落ちて大怪我をした。女は狐で橋はうそだった。
類似事例

カワウソ
1966年 新潟県
村松町から仕事にきていた中年の女の人が家に帰る途中、大蒲原の先の道で女が寝ているのに出会った。提灯で照らすと女の人は消え、林の中に青い火が見えた。その後、その女の人は寝込んだ。カワウソの仕業だろう。
類似事例

ヤカン
1975年 岐阜県
美濃国に住む男が美人の女を嫁にしたいと思っていたところ、野原に女が居た。男は女を妻とし、一人の男の子を産んだ。そのあと家で飼っていた犬が12月15日に子を生んだ。この子犬は少し大人びており、女をみては吠えるという。ある時、米をとぐ女達に飯を与えようと唐臼の小屋に入ったら、この犬が女を食おうとしたため、女は恐れて野干になり屋根に登ったという。この狐と男の子供が安倍晴明といわれている。
類似事例

ダイジャ
1978年 岩手県
北上川の大洪水の際、川上から大蛇が流れ着いた。頭を祀ったのが、銚子の「銚子浪分神社」、胴体を祀ったのが薄衣の「浪分神社」だと言われている。銚子では、現在でも蛇を捕まえたり殺したりしない、といわれている。
類似事例

バケモノヤシキ,アヤシキコトドモ
1974年 東京都
三年坂中程にあった屋敷は化け物屋敷であった。夜更けに仕事していると側にいた女の顔が伸び縮みしたり、恐ろしい顔になったり、座敷で火が燃えたり、病気で寝込んでいる女が掃除しているので寝込んでいる部屋に行くとやはり寝ていて、戻ってみると掃除していた女は消えていた。
類似事例

キツネ
1990年 富山県
男が女と会い、休みながらタバコをふかしていた。女はタバコをあそこで吸っていたので変だと思った。この女は2匹のきつねが肩車をして化けていたのである。
類似事例

ミヤマオオカミ,メガミ,オンナ
1928年 三重県
ある夜、突然女が現れ、飯と酒を要求した。そこへもう一人女が現れ、にらみ合うが、やがて後から来た女は帰り、老人を連れてきた。魔性の女から救うために女神と彌山大神が現れたのだという。
類似事例

ヘビ
1978年 和歌山県
仲のよい夫婦のうち女がいなくなる。2、3日後村人が滝で女の姿を見かける。女は黙って蚕の糸を紡いでいた。女は蛇だったのだ。それ以来筏師がその滝のそばを筏で通ると、命を失うといって恐ろしがられた。
類似事例

オダッコヌマ,ワカイオンナ
1939年 岩手県
ある男がオダッコ沼の水底で機織をしている女に会った。男は女に、女がここにいることを口外しないと約束するが、これを破って兄に話してしまい、死んだ。
類似事例

オンナノコエ
1990年 秋田県
女の人を生き埋めにしたところでは、朝女の声が聞こえる。
類似事例

コオキジマ,オサキガミ
1956年 宮城県
岸に近い浪荒い岩礁で、アワビ採りの母が、天候急変して浪にさらわれそうになった。子をかえりみる暇なく岸に着いたが、子を救いようがなくて悲しんでいたとき、御崎神が白馬に乗って子を救ったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内