(イセシンメイ) 1979年 熊本県 肥後国合志郡牧村にある伊勢神明社は10月15日が御祭神の日であるが、この日はどんなに晴天であっても、毎年社内だけは必ず雨が降るという。
類似事例 |
|
アメ 1946年 香川県 産まれた時に雨が降っていると死ぬときにも雨が降る。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1975年 愛媛県 東の空に対し、西の空が曇ると風になるという。秋の曇った日にきじが鳴くと、夕方に必ず雨が降るという。西の風が吹くと、風になるという。蛙が鳴くと、雨が降るという。海岸の山に雲がかかると雨が降るという。池や川から虹が立つと、雨が降るという。フクロウがフルツククウと鳴くと、雨が降るという。山から虹が立つと晴れるという、など。天候に関する俗信。
類似事例 |
|
ソガノアメ 1956年 宮城県 5月27、28日ころ降る雨を「ソガの雨」という。曾我兄弟が仇討ちをして地の雨を降らせた、または殺された日なので必ず雨が降ると県内で広く語られている。日照りの時はこの日が待ち望まれている。
類似事例 |
|
キツネノヨメイリ 1979年 岐阜県 雨が降っているのに日が差すと、狐の嫁入りがあるという。
類似事例 |
|
キツネ 1978年 山梨県 昔、オサンの狐という狐がいて、雨が降る前には「雨が降るよ」と雨戸を叩いて回った。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1939年 和歌山県 旧正月1日が晴天なら早稲が、2日が晴天なら中稲が、3日が晴天なら晩生が豊作だと占うといわれている。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1976年 新潟県 山の神の日に関わる俗信。
類似事例 |
|
ヤマノカミ,テング,(ゾクシン) 1972年 千葉県 山の神の日に関わる俗信。
類似事例 |
|
ソガノアメ 1956年 宮城県 5月27、28日ころ降る雨を「ソガの雨」という。曾我兄弟が仇討ちをして地の雨を降らせた、または殺された日なので必ず雨が降ると県内で広く語られている。日照りの時はこの日が待ち望まれている。トラ御前が手引きしたので「ソガの雨、トラが雨」ともいう。
類似事例 |
|
アマゴイ 1965年 岩手県 雨が降らず水不足のときは、丘の上や山の頂から火を焚いて煙を天に上げると、数日中に雨が降るという。
類似事例 |
|
カジ 1965年 岩手県 村に火事があって民家が焼けると、数日のうちに雨が降るという。
類似事例 |
|
フチ 1959年 鳥取県 石を投げると雨が降るという淵の話がある。
類似事例 |
|
オカミサマ 1943年 千葉県 房州海沿いの村々の家には、10月に出雲に行かない神が3座ある。その中のオカミサマは10月5日頃祀る。女神で綺麗好きだという。お荒神様は10月7日に甘酒を供えて祀る。またえびす様は10月10日に魚類を上げて祀る。
類似事例 |
|
ウガンヤマ 1938年 京都府 雨願山という山で降雨を祈願すると雨が降る。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1968年 愛媛県 夕方に西底の空が曇ると雨が近いという。雲のが多い日に、中島本島の山頂に雲がかかると雨だという。島が近くに見えるときは雨だという。朝虹は一日の洪水だという。朝虹は大雨の前触れだという。秋の夕焼けは晴天だという。夏の夕焼けは雨だという。風柱が立つと大風だという。イヨタロというが、入道雲が松山方面に出ると雨が降らないという、など。天候に関する俗信。
類似事例 |
|
(テンキニカンスルゾクシン) 1964年 福島県 甲子の日、雨が降ると雨が多い。28日の日天気が悪いとそれ以降も天気が悪い。
類似事例 |
|
キツネ,キツネノヨメイリ 1977年 青森県 日が照っているのに雨が降るときには、狐の嫁入りがあるのだと言う。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1972年 長崎県 雨乞いのために、部落の若者が峯岳に登って「雨よ降れ降れ三日さんよ、云々」と歌いながら、部落中を踊って廻るという。踊り終えて帰ってくる頃には、もう雨が降っているという。
類似事例 |
|
カメ 1936年 香川県 吉井社では、祈祷して甕を洗うとたちまち雨が降るという。
類似事例 |
|
アマゴイ 1974年 滋賀県 村の入り口にある石の上で火を焚く。すると、たとえ3粒の雨でも降らないことはないとか、いつまでも止まない大雨が降るといわれている。その石の上に、牛のわらじとか人が履いている草履などのムサイものを持っていくと、雨が降るといわれている。
類似事例 |
|