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検索対象事例

コリ
1977年
狐や狸に惑さられる人の性質について。自分の心を失った人は惑さられる。遅鈍な人に多く、愚直な人は少ない。

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キツネ
1975年 福島県
狐はまるで馬鹿な人や利口な人は馬鹿にしない。中間の人は狐に馬鹿にされるという。
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キツネツキ
1988年 茨城県
狐に憑かれるのは中間くらいの人で、馬鹿と利口には憑かない。
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キツネ
1989年 山梨県
狐に騙されると人間が馬鹿みたいになり、こちらで言ういろいろなことがよく分かる。相手がずっと向こうにいても誰が何を言ったのかわかる。それは、狐に乗り移られたということである。
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タヌキ
1970年 長野県
狸は人に憑く。狸にとり憑かれると気が違ったりする。
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キツネ,タヌキ
1923年 和歌山県
狐と狸は人を騙す獣だとされる。
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キツネ
1976年 新潟県
狐に化かされるのはあまりに利口な人か、頭の足りないくらいの人。中くらいのものは化かされないという。
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キツネ
1954年 栃木県
狐はあまり馬鹿な人と利口な人は化かさない。中間の化かしごろの人を狐かげんという。
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キツネ
1963年 宮城県
狐にだまされたときは「だまされたな」と思うとよい。そう思わないと、どこまでもだまされつづける。
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キツネ,タヌキ
1973年 岩手県
狐は人を化かしても疲れさせるだけだが、狸は命を取る。
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コリ
1927年 大阪府
人を魅わす狐や狸がいる。
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キツネ,タヌキ
1923年 京都府
狐や狸は化ける。両方とも火を灯し、憑く。狐は山の中で人を騙すことがある。
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キツネ
1989年 鹿児島県
キツネにだまされる人はキツネと同等の魂をもち、それ以上だとだましにくく、以下だとバカすぎてだまされない。狐に化かされると、山イモを掘った穴に落ちたり、夜中に山を連れまわされたり、本当はミミズなのにそばやうどんを食べたつもりになるという。ある時に鎌石の家に帰ろうとした人が、いつもの所に橋がなく、少しずれた所にあった。タバコをふかすと本当の橋が見えてきたため、狐に化かされていたことがわかったという。
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キツネ,タヌキ(ゾクシン)
1925年 大分県
じっとしゃがんでいると、狐や狸に騙されそうなときの防衛となる。
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イシマラキツネ,タヌキ,ヒトツメ
1972年 兵庫県
狐は女に化けるのが上手で、魚をよく盗む。狸は一つ目に化けるのが上手である。
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キツネ
1986年 石川県
人がおかしな身ぶりをしていた。違う方に狐がいて、同じ身振りをしていた。そういうときに狐を驚かせてしまうと、操られている人のショウが戻らなくなってしまうので、驚かしてはいけない。
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キツネ,タヌキ
1995年 愛知県
狐はヒマだから人を化かす。狸はそういうことはしない。
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タヌキ,ダル
1977年 和歌山県
狸にだまされると、ダルに憑かれたときのように一歩も歩けなくなるという。
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コリ(ゾクシン)
1927年 大阪府
特に夜歩いている時に、狐や狸に欺かれると怖いものである。
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キツネ
1933年 兵庫県
狐が突然人間とでくわした時にちらっと見られて恐がらせる為に、驚かせたり、ぞっとさせ次に眩暈を起こさせる。その時のぼんやりした気持ちを狐に化かされるという。物をとられるのもこのようにぼんやりした時にとられると信じられている。
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タヌキツキ,イヌガミツキ
1985年 愛媛県
狸に憑かれておかしくなることを、狸ヅカレと呼ぶ。また、狸は人に憑いて騙す。狸に騙された人を村総出で捜す。見つけたときには、ふぬけになっていることが多い。
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