ミヤジマサマ,ダイジャ 1930年 広島県 清盛は安芸の国の殿様だったころ、宮島の神体であった女性に妻になれと言った。女神である宮島様は清盛に、一日の間に千畳の畳が敷ける家を作ることができれば妻になっても良いといった。天子様の落胤で神通力を持っている清盛は難なくそれを成し遂げ、宮島様は清盛の妻になることになったが、その姿が大蛇になっていたため、清盛は舟で逃げた。大蛇は追ってきたが、潮が逆流したために逃れることができた。その後清盛は、日をあおぎ返した罪のため、日の病という熱病にかかり、黒焦げになって死んだ。
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タタリ 1976年 奈良県 俗称いもせ山というところの社の神木を切って売ったところ、切った人をはじめ、その材木を買った人まで祟りを受け、狂乱、病悩して数家が皆死滅した。
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タタリ 1974年 魏王曹操は霊社の老樹を伐り、その祟で死んだ。
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タタリ,スギヤマダイミョウジン 1973年 東京都 葺屋町に文化10年神木の松を伐り舞台を建て芝居をしたが祟りの為か繁盛しなかった。また火事が出たり船の帆柱が折れる等様々の珍事が起った。その3~4年前14~15才の腰元に狐が憑き祠再建の約束を守らなかったので芝居を繁盛させないと言っていた。
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タタリ 1937年 京都府 小野木縫殿助公知の墓を破毀すると、その祟りで庵が全焼し、破毀した人物も焼死した。その日はちょうど公知が死んだ日であった。
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タタリ 1935年 長野県 権現城が落城し、城主の妻子がおちのび、恩顧の惣十郎に助けを求めたが、騙されて殺された。その後、惣十郎の家に祟りがおこったので、『関八幡』として霊を祀った。
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テング 1968年 群馬県 角落大権現には天狗が住む。行者が宮を建てろと言ったので建てた。大門の木を総代の人が勝手に切ったところ、その人は奥山で炭焼きをしているときに、崖から転落死してしまった。村人は天狗山の木を勝手に切ったから投げられたのだ、と言った。
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ホウイントミカタノマツ 1956年 宮城県 法印の墓印として植えられた松がぐんぐん成長して根回り18尺,枝10間四方の巨木となり,「三方の松」として霊木視されていた。昭和29(1954)年同部落で毘沙門堂の修理に際し,その資金に当てるため土地の所有者小島某が三方の松を材木商に三万円で売り渡した。材木商は地元では頼めず他町村から雇い入れ,上斧入れの前には僧に回向を頼み,部落民に供養の振舞もした。祠堂のためだから祟りもあるまいと思っていたが,伐採から一年足らずのうちに樵二人と所有者小島某が相次いで亡くなってしまった。部落民は因縁の恐ろしさを囁き合ったという。
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(カミノイカリ) 1974年 福岡県 斉明天皇と中大兄皇子が朝鮮征伐の為に軍勢を向け、途中九州で朝倉橘広庭宮を造ったが、その時朝倉神社の木を伐ったので、神は怒りをなし、斉明天皇はこの朝倉宮で死んだという。
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カシャ 1982年 群馬県 真田氏の代官・鹿野和泉の葬礼を襲ったカシャを、清見寺の住職岌山と林段左衛門が追い払った。以来寺は栄えた。
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ハナノキ 1932年 愛知県 神社の境内にある木を切ったところ、関係者の身に次々と不幸が襲った。
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(シンボクノタタリ) 1977年 高知県 神木で仏寺をつくる事は恐ろしいことがある。斉明天皇の時には朝倉神社の木を切って祟りがあった。
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シロザル 1992年 宮崎県 ある男が、諸塚と椎葉の間の槙の大木を切り出そうとしたが、容易に倒れなかった。それは市山大明神の神木だからだと知り、京都滝口大明神の印入りの斧を用いて倒した。そのとき、槙の大木から白猿の夫婦が飛び出し、悲しそうな顔をして去った。男は木を川に流して美々津まで行ったが、猿もついてきた。その夜、槙は不審火で全焼してしまった。白猿の夫婦は市山大明神のお使いだった。
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ゴズテンノウシャノタタリ 1985年 愛媛県 牛頭天王社が三島神社に合祀されたあと、その社地が売りに出された。買い主がすぐに畑にしたら、山から石が転げ落ちたり、死人が出たりした。天王社の祟りとされ、耕作することを止めた。
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(シンボクノタタリ) 1977年 滋賀県 神木で仏寺をつくる事は恐ろしいことがある。光仁天皇の時には近江国の小野神社の木を西大寺西塔の造営に使ったところ祟りが起きたという。
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オテングサマ 1954年 栃木県 トリノコ山のお宮の大木を切りかけた樵が、その日の夕食後「お天狗様ごめんなさい」とくり返し、炉に頭をぶつけて死んでしまった。天狗の宿り木を切った祟り。
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タタリ 1997年 長野県 中原の洞で旅の六十六部が行き倒れて亡くなったので、近くの人たちが葬った。しばらくして近くに災いが起こり、行者を頼んで調べてもらったところ、六十六部の墓を粗末にしている祟りだと教えられ、祀りなおした。
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モリヅカ,タタリ 1985年 愛媛県 森塚は、昔勅使に随従して下向した人々の塚だといわれており、森塚の樹木を切ると祟りがあるといわれている。大塚穴を三人の者が発掘したら、三人とも門や納屋を焼いたり死んだりした。また山岡某が塚のカヅラをきったら半死半生の病にかかった。
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エンノマツ 1938年 鳥取県 この松に斧を入れると祟りがあり、枝を伐っただけでも腹痛を起こした。懸賞金をかけて近郊の人に伐らせたところ、松の根元には古い墓があり、一字惣一と刻まれていた。
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ヤマノカミサマノキ 1995年 群馬県 山の神様の木をきった樵は木にはねられて死んだ。
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