キツネ 1934年 静岡県 12月15日に、地の神様を祀り、毎年祠を新築する。その日が近づくと穴の中の狐たちは皆手をつないで、「早く15日が来りやいゝがな、そんな事言ふなえれ、口からつ(唾液)が出る、つが出る」と歌って踊り廻るという。
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オト,テング 1951年 山梨県 正月十四日頃山のどこかから鼓笛の音が響いてくる。人が近寄ろうとすると止み、別のところで鳴りだす。桶の底を叩くような音で、狸囃子と似ているため、人々は天狗の能囃子と呼んでいる。
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(サイショウガツリュウゲン),シンエン 1983年 坂本の日吉山王の神猿が言うには、今年は天下が豊作だといい、また1匹は人々が多く死ぬといい、またもう1匹は今年も明け新年と改めればよいだろうと言ったので、5月1日を元旦として災難を除けたという。80歳ほどの老人が言うには、自分が8歳ぐらいのときに、年の半ばで正月の祭りを行ったのを覚えているという。猿が話した事を「明言神猿記」と題して売る者もいた。
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サル 2002年 山口県 赤田代の五年神神事は、神事執行を忘れると近くの山の猿が渡って警告するといわれている。
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サル 2002年 山口県 赤田代の五年神神事は、神事執行を忘れると近くの山の猿が渡ってそれとなく警告するといわれている。
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ヨウカイ 1978年 愛知県 ある時、夜更けより尾張の太守が鷹狩りに御出になった。すると山の奥より「申の歳申の月申の日に猿を殺した尾張殿はどこだ」という怪しい声がし、総勢が動けなくなった。そこで尾張太守は強気の士を呼びよせると、士は「何やつぞ」と叫びながら睨みつけると、妖怪は去ったと見えて夜が明けたようになり皆は正気に戻った。
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ヘビ 1933年 神奈川県 猿島にあった春日神社の8月下旬の例祭の前後には、毎晩のように上総の鹿野山から猿山にかけて泳ぐ蛇がいた。神社を猿島から横須賀に移してからは蛇が泳ぐ話もなくなった。
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サルタヒコ 1964年 島根県 猿田彦は61日目の庚申の夜に、人の寝ている間に天に上り、人民の善悪を全て天に告げ、鶏が鳴くと下ってくるという神である。
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キツネ 1934年 静岡県 11月15日をおしやがみといい、地の神の掃除をし、藁で祠をつくる。供物を狐が取ると吉兆といわれる。狐は「早く15日が来ればよい、そんなこと云ふやない、つ(唾液)が出るに」と歌うという。
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ヤマノカミ,サル,イヌ 1982年 新潟県 2月9日、12月9日は山の神祭りで、この日山に入ると猿が犬に乗って走り回っており、その場に出会うと死ぬとされている。
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サル 1961年 埼玉県 猿は山の神様なので、申の日は山仕事には出かけない。もし山に行くと、多くの過ちがある。
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サルノクチドメ 1981年 広島県 毎年10月の初申の日に、巫供僧(みこぐそう)によって口どめの行事がおこなわれ、この日からサルの鳴き声を聞かなくなる。
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サル,ウマ 1953年 東京都 昔の春の初めに、馬のある家を猿回しが回って、猿を回せ祈祷を行って無病息災を祈ったという。
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テングサマノイサミ 1997年 愛知県 明治初年頃、よく凪いだ静かな夜には「天狗様のいさみ」が聞こえた。氏神の松や山の神の松のてっぺんから、きれいな笛の音が聞こえてくるのをこう呼んだ。複数の人間が同時に耳にすることもあった。大抵の者はこれを聞くと急いで家に逃げ込んだ。
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キツネ 1956年 宮城県 稲荷神社で狐が鳴くと、大漁になるという。
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アッキ,エキジン 1937年 神代のこと。12月8日に鹿島明神が悪鬼を征伐した。人々は矢を靭に入れて鹿島明神に供えた。12月8日に籠を庭に立てて疫神退散するのは、この靭に由来するという。
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オイヌサマ 1999年 岐阜県 お犬さまは、年に1度は中山神社でお祓いを受けないと、その効力が失せるという。
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テング 1922年 富山県 神明社の渡御の前に道筋を清める為に猿田彦命に扮し巡回をする。町民は天狗の一種だと誤って信じている。
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テング 1964年 滋賀県 夜に口笛を吹くと、天狗が現れるという。
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クチブエ 1998年 静岡 夜中、口笛を吹くと鬼もしくは蛇が来る。
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