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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テングビ
1995年 静岡県
1970年の夏の夜、天狗火を見た。尾根筋に20~30の提灯の火が一列に並び、上に登っていくように見えた。また、天狗火は尾根すじしか現れずオバネ(山の峰)と谷を結ぶコバネ(尾根)すじの空間によく出る。

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テングビ
1991年 静岡県
夜、山のホツ(尾根道)にチラチラと提灯が並ぶのを天狗火という。佐久間町の草木と西浦の間の峠で見た人がいる。
類似事例

テングサマ,ヒ
1980年 静岡県
夜、山の中に火がチラチラ見えるのは、天狗の行列であるという。
類似事例

キツネビ
1991年 静岡県
夜、山のホツ(尾根道)にチラチラと提灯が並ぶのを狐火という。
類似事例

キツネビ
1991年
60年ほど前には夕方近くになると、山の中腹に横一列に点々と狐火が並んで点滅していた。正体は分からないが、不思議である。10個ほどの灯りが点滅しながら、横に移動する。今では全く見られない。
類似事例

キツネノヒ
1971年 山梨県
20年程前には冬にきつねの火が、提灯のように道に10~20も出たという。
類似事例

キツネビ,キツネノヨメイリ
1988年 群馬県
遠くの山の稜線上に灯りが並び、提灯行列のように見えるのがキツネ火である。キツネの嫁入り行列だと言う人もいる。とてもきれいなもので、パッと消えたかと思うと、別の位置にパッとつく。終戦直後、特によく見えたが、現在は見えない。夜7時半ごろが多く、真夜中には出ない。
類似事例

テングビ
1943年 静岡県
天狗火というものがあり、オイオイと呼ぶと海を渡って飛んでくるという。
類似事例

キツネビ
1978年 山梨県
七里岩に出る狐火は、提燈が長く行列して点いたり消えたりする。見ているとずっと点いているから見るんじゃないと聞かされた。
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テングサマノヒ
1974年 愛知県
川向山の頂上に夕方、テング様の火が出て、幾つにも増えたり一つになったりして、火が遊んでいるようだった。大人も子どもも見た。鹿島山にも出た。梅雨頃から秋の彼岸までに良く見たが、話者が小学校に上がるころから見られなくなった。
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キツネノヨメイリ,キツネビ
1988年 茨城県
昔、狐火を見たことがある。点いたり消えたりしながら山の半分くらいを光が覆っていた。
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キツネビ
1971年 福島県
狐火がカドク寺の方へ行ってからまた西へ戻ってきて、人の足が見えるようにチラチラチラチラはねる。そうしてこんどは提灯を上げて手まりがとぶようにしたり、上がったり下がったりする。これは狐に違いない。たいてい夜10時頃にやるものである。
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キツネビ
1973年 岩手県
狐火は山の上のほうに提灯がたくさん点いて行列し、明るくなったり消えたりする。普通の火より青く見える。
類似事例

キツネビ
1973年 岩手県
狐火は秋から冬にかけて、山のほうに見える。行列を作るが、提灯の明かりとは少し違う。
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キツネ
1975年 福島県
昔、夜の山に赤い灯が20mくらいの行列を作って点いては消え点いては消えしていくのが見えた。狐の嫁入りという。
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テング
1976年 三重県
大晦日の晩に、天狗さんがきて火を灯すという木がある。
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〔リュウトウ〕
1977年 福島県
奥州岩城閼伽井嶽で黄昏時に、海面から提灯ほどの灯りが出現した。火の色は赤いがぼんやりとしていた。出るときは必ず2つずつ並んで出るが、進むうちに、片方は消えたりもする。7つ8つ出現した。これを竜燈という。数はまちまちだが、出ない夜はないという。
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キツネビ
1976年 山形県
大正七、八年頃の初夏、急用のため、暗くなってから祖母と出かけた。月もなく、田んぼの水明かりでやっと畦道がわかる程度であった。祖母が突然、狐火だと言うので、その指さす方向を見ると、東南方の山裾に、帯状に点々と光が明滅するのが見えた。
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ヒノタマ
1986年 愛媛県
夜の10時ころに火の玉が山のほうに飛ぶのを見たことがあるという。
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テングサマ,カタメノドジョウ,ヒ
1916年 静岡県
御一新前にはよく天狗様が出た。夜になると天狗様が殺生に出る火をよく見たものである。その頃は片目の鰌がたくさんいた。天狗様が殺生のとき抜き取っていくのだと言われた。天狗様の火は出没自在だった。
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テンビ
1938年 熊本県
天火はほとんど得体の知れない怪火である。大きさは提灯ほどだが、人玉のように尾を引かない。屋根の上に落ちてくると、火事を起こすといわれている。
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