ネノシライシ,キョセキ 1956年 宮城県 刈田郡の白石まで、石の根が続いているという。(直線距離にしておよそ40キロ)
類似事例 |
|
〔フルツバキノネ〕 1938年 京都府 古い椿の根が、光って飛んだという話があったという。
類似事例 |
|
ニジノネ,オウゴン 1937年 秋田県 虹の根を掘ると黄金が埋まっている。
類似事例 |
|
ギンナン(ゾクシン) 1938年 鳥取県 位の高い木として俗人の家には植えられない。銀杏の根は水気の吸収の変化が多く、家の床下に根を出すと、夏障子などが開閉困難となったり、冬に障子などがはずれたりする。夏水気をもつ根が床下に入ると健康上よくない。
類似事例 |
|
テング 1979年 岐阜県 下洞集落の根の松という男が行方不明になった。天狗にさらわれたのだということになり、村人が「根の松返せー」と叫んで探し回ったが、本人は何食わぬ顔で帰ってきた。
類似事例 |
|
オニ,シャカ 1973年 富山県 節分の晩に鬼が豆を拾って植える。もしも生えたら一大事なので、釈迦が鼠に豆の根を切るように教え、それから畦豆の根を切るのだという。
類似事例 |
|
キツネ 1984年 埼玉県 むかしは、白石には狐がたいへん多く、化かされた人もずいぶんいた。
類似事例 |
|
デエダラボッチ 1940年 千葉県 デエダラボッチという巨人の足跡だと言われているところが、あちこちにあるとされ、根郷村寺崎と太田の間に1つ、根郷村城から大篠塚へ行くところに1つあると言われている。
類似事例 |
|
リュウノツノ 1970年 岡山県 新養寺に竜の骨というものがあった。根にはイボのようなものがあったという。
類似事例 |
|
クロイカゲ 1991年 山形県 かなり大きな黒い影が、春のみ出現する。何キロであろうとあっという間に移動する。
類似事例 |
|
ネバノカイカ 1987年 山口県 夜、漁に行くと根場のカヤが燃える。翌朝見てもなんでもない。
類似事例 |
|
シライシ 1982年 群馬県 白石権現が祀られていて、登ると神の怒りに触れるといわれている。
類似事例 |
|
オヘンドサン 1973年 香川県 粟島の口寄せをする人は、三歳のときに盲目になり、医者に見てもらっても治らなかった。そこへオヘンドサンが来て、一つの目だけ助けるから何でも言うことを聞くかとたずねたので聞くと答えると、からたちの根をけずり甘草の根を混ぜて煎じて飲めば助かるといった。その通りにすると、一つの目が助かったので信仰をするようになったという。
類似事例 |
|
カクレサト 1986年 秋田県 昔、山中で木を伐っていた農夫が見知らぬ老人に連れられて4キロくらいも奥地に入った村に行った。後日探してみたが村は見つからなかった。
類似事例 |
|
ダイジャ,コイ,ヘビ 1957年 愛知県 根池には不思議が多い。池の上の祠に住む蛇に頼んで石を放り込むと雨が降る。根池の鯉を取って食べると気が狂い、事故にあったりする。池に火薬を入れたところ、大蛇が出てきた。火薬を入れた人は気が違ってしまった。この池はどんな日照りにも涸れず、どんな大雨でも濁らない。
類似事例 |
|
ツクモダニ,オニ,ヘビ 1984年 長野県 九十九谷がある。100以上あっても、100と数えてはいけない。もし100になりそうだったら2本指を一度に折り曲げて99としなくてはいけない。もし100と言うと、鬼や蛇などが出て村が踏み荒らされてしまう。
類似事例 |
|
シロフジ,サカノウエノタムラマロ 1956年 宮城県 坂上田村麻呂の乗った馬が倒れたとき、藤の鞭を地にさしたところ、根を生じた。
類似事例 |
|
カクレサト 1983年 秋田県 中むかしの頃、田代沢近くで農民が木を切っていると1人の老人が現れ山の奥4キロ程の所にある集落に連れて行かれた。村への道はどうしても覚えられなかった。
類似事例 |
|
ヘビ,ネトゴンゲン 1983年 栃木県 若い男女が深い淵に身を投げた。親たちは悲しみ、山や谷に入って子供を捜したが見つからず、その一念が凝り固まり、ついには蛇になって峰を行きかい、農耕に害を及ぼすことが何度かあった。そのため人々は弁財として仰ぎ、根渡権現としても崇めて根渡神社を建てた。
類似事例 |
|
トウキビ,スイカナド(ノウギョウニカンスルゾクシン) 1956年 宮城県 トウキビの丈が伸びれば洪水になり、根が高く張る年は大風が吹き、根が高く出るとその年は大水が出るという。また西瓜の出来の良い年は台風が多く、縞苗(葉脈に濃淡の縞目のある稲の苗)が出ると豊作になるなど。
類似事例 |
|
デキモノノマジナイ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 できもののまじないに「大山のさねかずら 根はきれども わたりゆく アビラウンケンソワカ」と言うといわれている。
類似事例 |
|