イチクレ 1956年 妖怪や幽霊が姿を現す時刻。主として日中と夜分の境、一日の残照が山の端に消えかかり、空はほの明るく地上はほの昏い、明暗の交錯した妖しいたそがれ時であるという。このひとときは、地上の物象の姿が茫と浮き上がったようにはっきり見定められず、視覚からくる不安定は心の不安をも伴うためか、昔から「逢魔が時」といわれ、諸々のあやしげなものどもがはびこり、歩き回る時刻として恐れられていた。この時刻に淋しい路で人が行きあった場合、知る、知らぬに拘らず、お互いの警戒心をなくすために、挨拶を交わすのが仕切りとされていた。
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タッチャエモト 1956年 妖怪や幽霊が姿を現す時刻。主として日中と夜分の境、一日の残照が山の端に消えかかり、空はほの明るく地上はほの昏い、明暗の交錯した妖しいたそがれ時であるという。このひとときは、地上の物象の姿が茫と浮き上がったようにはっきり見定められず、視覚からくる不安定は心の不安をも伴うためか、昔から「逢魔が時」といわれ、諸々のあやしげなものどもがはびこり、歩き回る時刻として恐れられていた。この時刻に淋しい路で人が行きあった場合、知る、知らぬに拘らず、お互いの警戒心をなくすために、挨拶を交わすのが仕切りとされていた。
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シケシケ 1956年 妖怪や幽霊が姿を現す時刻。主として日中と夜分の境、一日の残照が山の端に消えかかり、空はほの明るく地上はほの昏い、明暗の交錯した妖しいたそがれ時であるという。このひとときは、地上の物象の姿が茫と浮き上がったようにはっきり見定められず、視覚からくる不安定は心の不安をも伴うためか、昔から「逢魔が時」といわれ、諸々のあやしげなものどもがはびこり、歩き回る時刻として恐れられていた。この時刻に淋しい路で人が行きあった場合、知る、知らぬに拘らず、お互いの警戒心をなくすために、挨拶を交わすのが仕切りとされていた。
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メソメソジブン 1956年 妖怪や幽霊が姿を現す時刻。主として日中と夜分の境、一日の残照が山の端に消えかかり、空はほの明るく地上はほの昏い、明暗の交錯した妖しいたそがれ時であるという。このひとときは、地上の物象の姿が茫と浮き上がったようにはっきり見定められず、視覚からくる不安定は心の不安をも伴うためか、昔から「逢魔が時」といわれ、諸々のあやしげなものどもがはびこり、歩き回る時刻として恐れられていた。この時刻に淋しい路で人が行きあった場合、知る、知らぬに拘らず、お互いの警戒心をなくすために、挨拶を交わすのが仕切りとされていた。
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オモアンドキ 1956年 妖怪や幽霊が姿を現す時刻。主として日中と夜分の境、一日の残照が山の端に消えかかり、空はほの明るく地上はほの昏い、明暗の交錯した妖しいたそがれ時であるという。このひとときは、地上の物象の姿が茫と浮き上がったようにはっきり見定められず、視覚からくる不安定は心の不安をも伴うためか、昔から「逢魔が時」といわれ、諸々のあやしげなものどもがはびこり、歩き回る時刻として恐れられていた。この時刻に淋しい路で人が行きあった場合、知る、知らぬに拘らず、お互いの警戒心をなくすために、挨拶を交わすのが仕切りとされていた。
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カクレジョッコ 1956年 明暗の定かならぬ「逢魔が時」に、外で遊んでいる子供などをさらっていく怪物。よって、昔はこの時間に、子どもたちが外で遊ぶことがきびしく戒められた。天狗・隠し神、その他、カクレババ、アブラトリ、ヒトサライ、フロロカツギなど。
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カクシンボ 1956年 明暗の定かならぬ「逢魔が時」に、外で遊んでいる子供などをさらっていく怪物。よって、昔はこの時間に、子どもたちが外で遊ぶことがきびしく戒められた。天狗・隠し神、その他、カクレババ、アブラトリ、ヒトサライ、フロロカツギなど。
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モノマヨイ 1956年 明暗の定かならぬ「逢魔が時」に、外で遊んでいる子供などをさらっていく怪物。よって、昔はこの時間に、子どもたちが外で遊ぶことがきびしく戒められた。天狗・隠し神、その他、カクレババ、アブラトリ、ヒトサライ、フロロカツギなど。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は生前の怨みをはらすために出るものである。それらは、女の姿をしており、髪を乱して着物を着、両手を前にだらりと下げていて足がないという。それは川端や湖、道端、或いは怨みのある人の家の近所に出る。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は生前の怨みをはらすために出るものである。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。その出現場所は家の中や屋敷内、柳の木の下である。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は生前の怨みをはらすために出るものである。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。その出現場所は家の中や屋敷内、暗い所である。
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モモンガ 1989年 長野県 逢魔が時(黄昏)には、モモンガが出るので外出してはいけない。年寄りの姿で出るのを見ると気が狂うとか、病気で死んでしまう人もいるという。
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ミアゲニュウドウ 1937年 新潟県 夜中に小さな坂道を登っているときに多く出現する。初めは小坊主の様な形で行く手をさえぎり、見上げると高くなり、ついには後ろへ仰向けに倒れるという。これに気づいたら、「見上げ入道見こした」と唱えて前方へ打ち伏すと、消え去るといわれている。
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モウモウ 1940年 島根県 日暮れ時をモウモウといい、日暮れ時に親に子どもが叱られたときなどに隠れていると、モウモウが隠して行方不明になるという俗信があるという。モウモウは魔であり、「魔が隠すから隠れては行けない」と子どもに隠れないように注意する。ただし、その姿を見たものはない。また、死そう(死沙汰)を告げに行くときは必ず2人で行くが、これはもし1人で行くとやはりモウモウが隠すからだという。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は生前の怨みをはらすために出るものである。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。それが現れる場所は、お墓や柳の木の下である。
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ユウレイ 1989年 長野県 世の中が恨めしいとき、生前の恨みを忘れられず執念を晴らすために、幽霊が出るという。また、非行防止のためにも出るという。白い着物を着た、長い髪で痩せた手の、足のない女である。お墓や柳の木の下に出るという。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は生前の怨みをはらすために出るものである。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。その出現場所は家の中や屋敷内である。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は生前の怨みをはらすために出るものである。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。その出現場所は家の中や屋敷内である。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は生前の怨みをはらすために出るものである。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。その出現場所は決まってはいない。
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マモノ 1954年 岡山県 送り狼の活躍するのは日没以後からであり、特にオオマガトキと呼ばれる黄昏ごろで、ツウツ暮とも言われる頃がもっとも恐ろしい時刻とされる。この頃に口笛を吹くと魔物が寄り集まって来るとも言って、子供達を戒める。
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