(イシトカシタウシ) 1976年 大阪府 当寺(四天王寺)創立の時、材石を牛車で運送していた。成就の後、その牛が石と化したのを、天王宮の南に石神の祠として祀っている。
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アマノジャク,コウボウダイシ 1958年 岐阜県 弘法大師が双六へ来たとき、アマノジャクと一夜でお堂を建てる賭けをした。朝までにお堂が建ちそうになったので天邪鬼が鶏の鳴き真似をし、「もう夜明けだ」とおどかしたので、弘法様は怒って積んであった材木を石に変えた。それが天然記念物の材木石。
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シガノヤクシ 1956年 宮城県 貞観2年(861)慈覚大師開基のとき、飛騨工匠が村人に一夜で堂を建ててみせるという。村人が夜明け前に鶏の啼く真似をしたので、工匠は天井板一枚張りかねて立ち去った。堂前の坂の中ごろにある蛇石は、材木を運んだ牛が転んで石に化したという。堂に狩野法眼元信の絵馬に手綱が描かれていないので、絵馬から抜け出して畑を荒らしたため、元信に頼み手綱を描き加えてもらったという。
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リュウノクビ 1977年 静岡県 遠江国天竜川の近くに頭陀寺という寺院があり、ここに竜の首と言われる、非常に大きなしゃれこうべがある。
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オニ 1991年 愛知県 立岩の山中に住む鬼が運んできたという大きな石がある。この岩の上で鬼は腰掛けて休んだという。
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ジガミ 1984年 新潟県 ある日、牛を連れて山へ草刈りに出かけ、帰ろうとするが、牛が暴れて荷を落としてしまい、何回繰り返してもうまくゆかない。そこで、付近にあった石に鞍をくくりつけたら、牛がおとなしくなって、帰ることができたために、この石を大きな杉の根元に地神としてまつるようになったという。
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ジガミ 1984年 新潟県 ある日、牛を連れて山へ草刈りに出かけ、帰ろうとするが、牛が暴れて荷を落としてしまい、何回繰り返してもうまくゆかない。そこで、付近にあった石に鞍をくくりつけたら、牛がおとなしくなって、帰ることができたために、この石を大きな杉の根元に地神としてまつるようになったというようなことと同様な話が伝えられている。
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ウシイシ 1956年 宮城県 境内東の池の中にある長さ6尺ほどの寝牛の石。目、鼻、角、耳のついている自然石で、常は水面から背中だけ出す。7月6日の池さらいのときだけ見ることができる。塩土翁神が塩を焼くとき、汐を運んだ牛が石になったという。
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テング 1958年 愛媛県 小屋を建てるために石を基にして、場所を作った。その夜寝ていると、屋根が動き、翌日も同じ様になった。もともと、その石は天狗がやってきて休む石だったので、その天狗が毎晩揺らしにやって来るのだろう。
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ロッカクイシ 1987年 長野県 太郎山麓の眉見林にある自然石。虎御前が尼となってここに庵を結ぼうとしたが,木材が石と化してしまった。
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コウボウダイシ,アマノジャク 1980年 岐阜県 弘法大師が一夜で寺を建てようとしたが、アマノジャクが夜中に鶏の鳴き声の真似をしたので、大師は双六に材木を、葛山に帽子を、細越に杖を置いていった。それが材木岩、烏帽子岩、杖岩になったという。
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アマノジャク 1969年 山形県 猿倉山の頂上には石が散乱している。猿が多く集まり、倉を造ろうとしたのだと言われる。あるいは、昔、神々が一夜で山寺を建てようとしたが、天邪鬼がにわとりをまねて暁を報じたため、神々は夜明けと思って寺造りをやめ、どこかへと去ったので、その石であるとも言われる。
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(コウボウダイシ),アマノジャク 1980年 岐阜県 弘法大師が、村人が気づかないうちにお堂を建てようとして夜なべして材木を切り出したが、全部できないうちにアマノジャクが「夜が明けたぞ」と言ったので、仕事を止めてしまった。材木はそのまま石になり、材木石になった。
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ウシイワ 1993年 福井県 立岩に牛岩と呼ばれる大きな花崗岩があった。この石の周囲を息を止めて3回まわると、中から大きな牛が出ると伝えられていた。
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テングイワ 1931年 宮城県 昔、北方岩木山からやってきた天狗が誤って杉の頂で目をついたため、その杉を切り取り、大石を乗せたという。これを天狗石という。
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アオウシ 1967年 福島県 鶏頭山頭陀寺には不思議な青牛がおり、首に袋を掛けて伊達の村々を托鉢して回っていた。
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ダイジャ 1932年 長野県 蛇枕石の由来。猪の平の池の端にあった石を前田屋が庭石にしようと運んで来た。翌日から稲荷山と鹽崎にだけ大雨が降りだした。その石は池の大蛇が昼寝をする石であった。石を元の場所か極楽寺へ持っていけば雨は止むというので、前田屋は極楽寺へおさめた。
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コウボウダイシ,アマノジャク 1980年 岐阜県 弘法大師が一夜で寺を建てようとして、双六に材木を結わえていた。アマノジャクが邪魔するために、後は建てるだけとなったときに鶏を連れてきて鳴かせた。弘法大師は夜が明けたと勘違いして逃げ出した。そのとき葛山に烏帽子を、細越に杖を忘れていったのが烏帽子岩・杖岩になった。
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シンラン 2001年 茨城県 建暦2年(1212)11月の吹雪の夜、2人の弟子を連れた親鸞が、宿を乞うたところ、主(日野佐衛門尉頼秋)に断られ、石を枕にして寝る。その夜、頼秋は霊夢を見、親鸞の様子を見に行くと後光が差していた。以後、仏門に帰依し自分の家を寺にした。枕石寺の由来。
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コウボウダイシ,アシアト 1948年 兵庫県 切窓峠には人の足跡に似たくぼみがある石があり、弘法大師が来たときの足跡であると言われている。
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