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検索対象事例

クダギツネ,キュウビノキツネ,セッショウセキ
1977年 神奈川県
クダギツネの由来は以下のように言われている。昔、中国から日本へ逃げてきた九尾のキツネを退治しようとしたところ、那須ノ原へ飛んで殺生石となってしまった。この殺生石に法術をかけたところ、石が割れ、そこから目には見えない幾千ものクダギツネが天に散り、これが日本中に広まって人に憑いたりするようになった。

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クダギツネ,キュウビノキツネ
1962年 神奈川県
支那から日本へ逃げてきた金色で九尾の狐が、正体を見破られ、野州の那須野原へ飛んで殺生石になってしまった。ある和尚が法術の法を盗んで石にかけると、石は割れ、眼には見えないクダの狐が幾千となく天に飛び散り、日本国中に隅々にまで広まり、あっちこっちで人に憑いたりするようになったのだという。横浜市港北区十日市場町原村で採集の事例。
類似事例

クダギツネ
1964年 神奈川県
支那から日本へ逃げてきた金毛で九尾の狐が、正体を見破られ、野州の那須ノ原へ飛んで殺生石になった。ある和尚が法術の法を石にかけると、石は割れ、目には見えないクダの狐が幾千となく天に散り、日本国中に広まって人に憑いたりしたという。クダ狐に憑かれると、飯を何人前も食べるのに身体はやせてしまうという。横浜市港北区十日市場町原村の事例。
類似事例

クダギツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
クダギツネが人に憑くことがあるという。キツネツキをいわれる家があり、そういった家は伏見稲荷からキツネを迎えてくるのだが、京都から迎えるのはクダギツネだという。離すときは、行者を呼んで祈とうしてもらったという。
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セッショウセキ,キツネ
1989年 山梨県
栃木県那須野ヶ原に殺生石という石がある。狐が化けたという。金毛九尾の狐が都で宮廷まで入ったが見破られ、那須野ヶ原まで飛んできて殺生石になった。有毒ガスが出て人が死ぬので殺生石という名前になった。狐が化けた石というので玄翁和尚がやってきて、玄翁で石を叩くと狐が通力を失い人は死ななくなったが、その破片が全国へ飛んだ。その石へ登って転ぶと怪我をするとか、鎌いたちのように怪我をするとか、何の原因もないのに足の平が痛くなるのは殺生石のかけらを踏んだからイシブという病気になったからという。
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オヽサキ,オトウカ
1969年 埼玉県
オオサキという言葉は金毛九尾の狐に由来する。この悪狐が退治された時、殺生石となった。これを割り、その害を除いた際、和尚の法力が十分でなかったため、石が飛散して、各地に害をなした。特に魔力を持った尾の先の部分がオサキになった。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
クダギツネが人に憑くことがあるという。稲荷様の信者に憑くという。喋る者と喋らない者がおり、戸締まりをするようなとくどくど言う。離すときは、行者に除けをしてもらってミチキリをした。
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クダギツネ,ギョウジャ
1977年 神奈川県
クダギツネは行者が竹の管に入れて飼っているもので、初めは物を良く言い当てたりして重宝するが、どんどん子供が増えて飼うのが大変になると、病人に憑いたりするようになってしまうのだという。これを落とす為には、七箇所の墓石を欠いてきて、半紙に包んで持っていなければならない。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
明治初期、ある家が上方の方からクダギツネを買ってきて商売を始めた。たいそうな財産を作ったがクダギツネが増えて困ったので近くの神社に捨てた。そのため、神社の芝の中にクダギツネがいると噂が立った。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
クダギツネが人に憑くことがあるという。離すときは、祈とう師や山伏に祈とうをしてもらったという。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
人にクダギツネが憑くと、突然非常識なことを言うようになった。キツネに関することが多かったという。離すときは、煙でいぶしたり水をかけたりして刺激を与えたという。
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キュウビノキンモウハクメンノロウコ,セッショウセキ
1961年 和歌山県
9000年生きた九尾の金毛白面の狐が鳥羽法皇の女官の玉子の前に化けて法皇を苦しめたので、助七、助八の二人が下野那須のナガ原まで追って退治したところが、殺生石になった。人がそれにつくと死ぬので回収したら、破裂してちらばった。その石のかけらを踏むとコマメができる。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
クダギツネが人に憑いたことがあるという。ふるい出しを起こして、色々口走ったり飛び起きたりするかと思うと、けろりとしているなどという。祈とう師に拝んでもらって離す。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
クダギツネが人に憑いたことがある。憑かれた人は犬を怖がったり、油揚げを欲しがったり、眼がキツネのようにつり上がる。時には寝床にキツネの毛がついていて、自分自身がキツネであると信じていた。離すときは、三峯神社に、憑かれた人に気づかれないように、きつね落としの祈祷に行ったという。
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キュウビノキツネ,セッショウセキ
1974年 栃木県
中国から来た9つの尾を持った狐が化した殺生石に近づくものは死んでしまうといわれている。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
クダギツネが人に憑いたことがある。憑かれた人は騒いだり、垣根につかまって揺するといったおかしな行動を取った。祈とう師に拝んでもらって離す。
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クダギツネ
1991年 静岡県
クダギツネを見た人はいない。病人がうわごとを言ったり、高く飛び上がったり、すごい力を出したり、四つん這いになって物を食うなどしたときに、クダが憑いているとわかる。クダは狐の怨霊である。
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キツネ
1975年 長崎県
皇后が病気で倒れ、対馬の天道法師が呼ばれた。天道法師が祈祷をすると、キツネが憑いていた。狐は天井を突き破って逃げた。逃げたキツネはどこかに行き、石に化けて付近の人を苦しめていた。その石を玄翁という和尚が割って退治した。それで玄翁と言うようになったという。
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クダギツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
クダギツネが人に憑いたことがある。祈とう師に拝んでもらって離した。
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クダギツネ
1988年 長野県
クダギツネが人についたことがあるという。これがついた者の寝床にはきつねの毛がつくといわれていた。これをはらうためには、祈祷したりなどした。
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クダギツネ
1977年 神奈川県
この地域で憑くキツネといえば、クダギツネである。これに憑かれると、飯を何人前も平気で食べていながら、身体の方は段々と痩せていってしまう。ある人にこれが憑いたとき、行者にみてもらってもなかなか落ちなかった。他の行者にみてもらったところ、その時にみた行者が憑けたのだろうといって落としてくれたという話もある。
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