スエノカミ 1964年 群馬県 道祖神とは別に、スエの神といって男根の形の石がたくさんあり、男体さんともいってお産の神である。
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ドロクジン,ドウソジン 1940年 岩手県 高さ50センチメートル、周囲80センチメートルほどの男根様の石が道祖神の宮の後ろにあり、これが御本体だが、10年ほど前に五・六年間行方不明になっていた。ある時、ある婦人が急に熱病にかかり、掘り出してくれと騒ぐのでノリキに拝んでもらったところ、衣川に道祖神があるのでそれを元のところに戻さないと大変なことになるという。道祖神を見つけて納めたところ、病人も治ったという。
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ドウソジン,シンタイ,ゾクシン 2003年 山梨県 道祖神の神体に祈ると、崩れた体調が回復するといわれる。
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ドウソジン,ベンテン 1995年 茨城県 道祖神は足が悪く、宮を構えて池の島の弁天様を待っている。道祖神から小石を借りて足の痛むところを撫でると早く治る。借りた小石に川底の綺麗な小石を添えると、殊のほか喜ぶと言う。一本足で跳ね歩かれると言い、片方だけの草鞋をあげる。
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(ゾクシン) 1974年 宮城県 道祖神をなめると、百日咳に良いといわれている。
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ドウソシン 1961年 千葉県 道祖神はしわい(けちな)神様だ。だから道祖神の境内にある木は、枝1本たりとも折ってはいけない。
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テング,ヤマノカミ 1957年 滋賀県 山の神は天狗で、山の神の木には常に天狗がいる。山の神は山の入り口にいて道祖神の性格を持つ。
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ヤマノカミ,オオヤマツノミコト 1971年 山梨県 山の神は山の樹木にいるといわれているが、二十九番の家のわさび畑の上方の杉4本、オキノカヤのウエの家の側の大木が山の神の木であり、また、ナカの家の真正面の山上の自然石も山の神だといわれている
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ドウソジン,コショウガツギョウジ,ショウフク 2003年 山梨県 デクを使った小正月行事に道祖神が来訪し、各家に福をもたらすとされる。
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ジゾウソン 1956年 青森県 伽羅山の地蔵尊は、夜な夜な地獄を見回って、鬼から呵責を受ける子供や罪人を助けてやるという。助けを求めてすがる亡者のために衣の袖や裾は切れ、錫杖の石突きは常に熱気を持ち、お像の足に常に砂がついているという。
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イシ 1923年 岩手県 荒神神社に小牛くらいの大きさの黒い円石がある。娘がこの石に腰掛けると石に密着して離れなくなった。石の言うとおり、山に上げて神として祭った。娘は巫女になった。
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ヤマノカミサマ 1985年 福島県 山の中で石が落ちそうなところを通るときには、山の神様にお願いすると神様が石を抱いてくれるという。
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ソデモヂキ,キウリガミ 1966年 香川県 峠路に木折神が祀ってある。御正体の石が胡瓜に似ていることから、キウリガミとも言う。ある女が幼い頃、そこを通ったら急に風が起こって袖を吹きちぎってしまうと聞かされたと言う。
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ヤマノカミ,オオヤマツノミコト 1971年 山梨県 山の神はオオヤマツミノミコト。老人で白いひげをはやして、長い衣装を着て杖を突いているという。威勢がよく、恐い顔で荒っぽいと考える人もいるが、山で仕事をする人や山に入る人を守るという。
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ヤマノカミ 1982年 三重県 山の神様は女の神様で、3月から7、8月までは海にいて、それ以外には山にいる。
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ヤマノカミ 1967年 大分県 平沢水近くの山の神は風邪熱の神として信仰されている。赤土を団子にして供えて祈願する。
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ドウソジン 1987年 長野県 道祖神様は12月のお正月様で大ばくろうである。一年稼いでは12月に家に帰り,1月14日に家を立て,1月16日に火事にあって家を焼き,またばくろうに稼ぎに行く、ということを繰り返す。
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オオカミ 1981年 和歌山県 炭焼きをする人は狼に遭うが、炭焼きのイゴヤの柱の中には竃の神様がいるので狼は入れない。
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ゴンゲンサマノタタリ 1964年 秋田県 Aさんの内神の御神体のささら獅子の念が移った石は長い間土中に埋まっていた。Aさんの長男が頭病みのため、サイドウニンに見てもらうと、この石がずっとヒナギの下に埋まっていて頭を足下にされているたたりで、それを掘り出して欲しいといっているのだと占われた。焼け面の茶色の石で、心なしか目鼻や毛がついているように見えた。それを権現様として着物のかわりに布をかぶせまつっている。子どもが腹痛を起こしたとき、この石でまじなうと治る。
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ヤマノカミサマ 1974年 栃木県 寒い冬の深夜に炭焼きをしていたら、黒いものに喉をつかまれた。山の神様だろう。
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