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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オヤテサマ,オヤテ
1983年 岡山県
久米南町京尾にある志呂神社で10月20日に行われる祭の前日の夜には、オヤテが鳴くといわれている。それは烏が絞め殺されるような声なのだという。

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オドクウサマ,カラス
1983年 岡山県
岡山市今谷の深田神社では、10月9日に祭を行う。本殿の屋根の上に供え物をのせておくと、オドクウ様という烏が来てそれをついばむのである。
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カラス
2003年 山口県
志度石神社付近の山には翼の下に白い紋のある烏がいて,神様の御手飼だとされる。正月11日御鳥喰と言う神事を行い,この烏に食物を与える。烏が供物を啄ばまない年は凶作だと言う。
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カラス,(ゾクシン)
1933年 鳥取県
鳥取県気高郡大和村では、烏の鳴き声が悪いと人が死ぬという。
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ミサキサマ,ヤテイ
1983年 岡山県
久世町樫西中屋の氏神三社神社の境内にミサキ社があり、ここでは、村に異変があるとこのミサキ様のヤテイが鳴いて知らせるのだという。
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オツカイシメ,キツネ,オヤテイ
1983年 岡山県
矢掛町羽無の氏神である吉備津神社のオツカイシメは狐で、部落で火事があると鳴いて知らせるのだといわれている。オツカイシメはオヤテイともいうが、この後者の方が古い呼び方であったらしい。
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カラス,(ゾクシン)
1933年 兵庫県
飾磨郡では、烏がカワイ、カワイと啼くのは人が死ぬ予兆だという。
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(カミガシンセンヲタベルコト)
1985年 福岡県
白鬚神社では、毎年9月9日の宮座祭の際、オゴクウを桝形に盛って神前に供する。このとき、まるで刃物で切ったように真半分だけ無くなる。神が聞こし召したのだといい、ここに宮座祭を始めるという。
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オクリスズメ
1956年
夜中に山道を歩くと、「チチ、チチ」と鳴いて、後先きをとぶ小鳥がある。紀州地方ではオクリスズメが鳴くのは送り狼のいるしらせだという。
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カラサテ
1980年
10月は「からさて」といって、国中大祭が行われ、家々は門戸を閉じる。その時に海浜から白蛇が昇って来るという。
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(ゾクシン)
1985年 福島県
動物が知らせる予兆。烏がなんとなく恐ろしいように鳴くと誰かが死ぬといい、それは鳴いている烏の尾の方角であるという。クモが朝早くさがればお客が来たりいいことがある、など。
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エビスサマ
1958年 東京都
10月20日はエビス様の日で膳を供える。枡にお金を入れて供える家尾もある。「エビス様は欲が深いから」だという。
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カジ
1940年 三重県
志摩の俗信。牛の歳には火が近い(火事がある)。また、雉が宵鳴する時にも同様である。
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サルノクチアケ
1983年 広島県
正月の末の亥日、厳島神社では猿の口明といって、社家が祓いをして神事を行えば、その日から猿は声を発するという
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イナリダイミョウジン,オヤテイサマ,イナリサマ
1983年 岡山県
加茂町小中原には、守護神として稲荷大明神を祀っている部落があるが、この部落は明治44年4月4日に火災にあい、大半が焼けてしまったことがあった。後に、この火事の1週間前にオヤテイ様が激しく鳴いて飛び回っていたことが分かり、それは稲荷様のお告げだったのだろうと考えられた。
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(ゾクシン),カラス
1933年 愛知県
寺の屋根で烏が鳴くと人が死ぬという。
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カラスナキ
1984年 山梨県
烏鳴きが悪いと人が死ぬといった。現に死ぬ前に烏が鳴き出したことがあった。奇妙に鳴くと悪いようである。
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カラスナキ,ハトニニタブキミナトリ
1970年 三重県
烏の鳴き声は死の前兆だと考えられている。烏よりもっと不気味な鳥がいて、それが一声鳴くと即時に、二声、三声鳴くと二日、三日後に死人が出るという。格好は鳩に似ていて、その鳴声は地獄の底から響くようであるという。周囲の血縁の薄い者には聞こえるが、本人や家族には聞こえないといわれる。
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オースケコースケ
1916年 山形県
漁夫は毎年11月15日を鮭漁の網納めとしている。この夜、鮭の王様の大助小助が「オースケコースケ今上る」と呼ばわりながら川を上ってくる。この声を聞いたものは即死するという。
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(ゾクシン),カラス
1933年 新潟県
烏鳴きが悪いと人が死ぬ、葬儀場に烏が来ないとまた人が死ぬ、という。
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(ゾクシン)
1991年 高知県
動物の鳴き声に関する俗信。キジが鳴いたら地震が来る。烏の鳴き方が悪いと死人が出る。
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