国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

セコ
1992年 宮崎県
山奥に機械を運びあげたが、それがセコの通り道を邪魔していたので、夜になると戻されてしまった。焼酎5升とイリコを供えてコトワリを入れたら、動かなくなった。

類似事例(機械学習検索)

セコ
1992年 宮崎県
宗次郎という人がモマ撃ちやマダラ釣りに行ったが、さっぱり成果が無い。セコに邪魔されていると思い、焼酎2本を供えたら、焼酎は空になり、獲物が取れるようになった。セコは焼酎が好物である。
類似事例

ヤマワロ
1950年 熊本県
新造の炭竈にお神酒をあげるため、一升瓶とお金を持って出かけた。途中でヤマワロがまとわりつき歩けなくなった。姿は見えなかったが、酒瓶の栓が抜ける音がし、気が付いてみると酒もお金もなくなっていた。
類似事例

ヤマワロ
1950年 熊本県
山に入る時は必ずお神酒を持って行くべきだ。鋸を充分に入れてもどうしても木が倒れないことがある。そのような時はヤマワロが邪魔しているので、お神酒をあげて頼まなければならないためだ。また山仕事で困った時も、お神酒をあげて頼むとやってくれることがある。
類似事例

ヤコ
1954年 鹿児島県
米や御酒を供えて祈祷すると、ミコがシケをふるい出し、ミコはヤコの欲しがるものをしゃべり出す。法者がこれを家人に取り次ぐ。家人は藁でツト(苞)をこしらえ、小豆飯や、魚などを次々と入れる。最後にヤコも中に封じ込む。そして弓矢を射て、お経を唱えながら送り出し、川の端か人の通らないところにそのツトを置いてくる。
類似事例

キツネ
1985年 和歌山県
山にシタガリに行ったときのこと。姉が迎えに来た声がしたから帰ろうかと思ったが、周りはまだ仕事をしているのでおかしいと思い、キツネかと思って声のほうに石を投げたら、声はしなくなった。それから家に帰って確かめたが、姉は迎えに来ていなかった。キツネの仕業。
類似事例

タヌキ
1966年 静岡県
山に行っていた夜、山石がコデコデ動く音がした。翌朝見たが、まったく動いていなかった。タヌキの仕業。
類似事例

セコ
1960年 大分県
セコは金物を嫌う。助けられた御礼に、毎朝セコが魚を戸口に置いていった。置くのではなく釘に吊り下げてもらおうと思って釘を打ったら、御礼が止んだ。
類似事例

キツネ
1980年 青森県
酒を飲んで夜の山道を行ったら、キツネがもどしたものを食べたくてまやかした。
類似事例

ヤマワロ
1950年 熊本県
ある猟師が、1人ではどうしても仕事がはかどらないので、酒を5合買う約束でヤマワロに手伝いを頼んだ。するとその後は非常にはかどり、1人で2人分の仕事ができたという。
類似事例

イドノシュジンノコシカケ
1965年 宮崎県
井戸を掘りなおしたとき、井戸の主人の腰かけを不用意に捨ててしまい、夜な夜な騒音がした。腰掛を再び収めてお神酒を供えたら、怒りが収まって音も止んだ。
類似事例

ヤマワロ
1950年 熊本県
ヤマワロは酒が大好きである。ある農夫が山仕事中に煙草入れをなくし、ヤマワロに見つけてもらった。このように頼み事がかなった際は必ず酒でお礼をする。さもないと、何千匹ものヤマワロがやってきて家を揺さぶるなど、必ず報復をされる。
類似事例

キツネ
1985年 和歌山県
山にシタガリに行ったときのこと。山に登っていくと、下から「戻ってこい」と呼ぶ声がしたから戻ったが、誰もそんなこえはかけていなかった。キツネの仕業。
類似事例

サル,オサゴサン
1982年 新潟県
おサゴさんと呼ばれる猿がいて、糸魚川城からいろいろな道具を持ってきてくれるので、婚礼や法事のたびに貸してもらっていたが、ある時、お椀を一つ返さなかったために、以来貸してくれなくなった。さらに、毎晩あたりに石を投げつけたり、田畑を荒したりし、間もなく洞穴に火をつけてどこかへ行ってしまった。
類似事例

キツネ
1985年 新潟県
夜中に酒を飲んで帰る途中、きれいな舗装された道があったので歩いていき、気づいたら山の中で寝ていた。狐の仕業。
類似事例

イナリサン,トオカミ
1976年 神奈川県
自家の稲荷は元は家の横にあったが、トオカミをしたらイナリさんが憑いて「いつも小便をかけられている」とぼやいた。そこで裏山の1番高い所に移したら、ノリキになって「非常に良い場所だ」と喜ばれた。
類似事例

キツネ
1980年 秋田県
田の堰を作りに行って酒を飲み、夜道を帰る時に道路脇の川に鮎が死んで流れていたので、家族総出で捕りに戻ったら何もなかった。狐の仕業。
類似事例

タヌキ
1973年 香川県
嫁取りに入っての帰り道、村外れの大池の尻まで来ると、御馳走をもってサコに入った。翌日気がついてみると、御馳走はなくなり、サコの横で寝ていた。
類似事例

タヌキ
1995年 滋賀県
山の尾根で草を刈っていた人が、いつまでたっても帰ってこない。狸の仕業。煙管に火をつけたら狸は離れた。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
魚屋が売れ残りをリヤカーに載せて帰る途中、狐に化かされ、稲の植えてある田の中を一夜中リヤカーを引いて歩いた。翌日その田には海のものがたくさん落ちていた。
類似事例

キツネ
1983年 東京都
魚を腰に結んで峠を通っていると道がわからなくなった。提灯がずっとついて、一晩中あちこち歩かされた。下から提灯をつけて飛脚が来て「何してんのよ」と言ったので気がついたが、自分の腰に魚を結びつけていたつもりが木に結びつけていた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内