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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヌビアガリ
1964年 愛媛県
ぬび上がりは口の大きい怪物で、見上げると無限に高くなり、見降ろすと無限に低くなる。たそがれ時にしか出現しないという。

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タカタカボウズ
1983年 愛媛県
人が見上げれば見上げるほど高くなる。上から見つめて順に見下げると小さくなって逃げる。
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ノビアガリ
1985年 愛媛県
下池の水の落ち口にのびあがりがいて、人が見るとずんずん伸び上がり、見下げると低くなったという。あまり見上げると喉へ噛みつくこともあるという。
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ノビアガリ
1976年 愛媛県
のびあがりは、かわうそを主としたもので、見上げれば見上げるほど大きくなり、どうにもならなくなる。見下げれば次第に小さくなり、力を失う。のびあがりに会うと、「見下ろした」とどなることが大切で、じっと足下の方に目をやることだと教えられる。
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ウミオショウ
1976年
風と共に現われ、人の形を成し、口は耳まである。人を見て笑う。強風で波が高い日に現われ、船が転覆する恐れがある。
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ノビアガリ
1938年 愛媛県
伸上りは見るほどに高くなっていくという化け物である。かわうそが化けたものだという。地上1尺くらいのところを蹴るとよいといったり、目をそらすと見えなくなるといったりする。こういう種類の妖怪が物を言ったという話は伝わっていない。出て来るのではなく、人が見るものである。
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ミアゲニュウドウ
1937年 新潟県
夜中に小さな坂道を登っているときに多く出現する。初めは小坊主の様な形で行く手をさえぎり、見上げると高くなり、ついには後ろへ仰向けに倒れるという。これに気づいたら、「見上げ入道見こした」と唱えて前方へ打ち伏すと、消え去るといわれている。
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ミアゲボウズミサゲボウズ
1939年 神奈川県
ミアゲ坊主、ミサゲ坊主は山道にさしかかった時出る大きな坊主で、見上げると大きくなり、見下げると小さくなる。
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タカンボサン
1984年 香川県
タカンボソンは、夜明けに出てくる妖怪である。背が高くて見上げるほどに大きくなってゆく。
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オオニュウドウ
1978年 埼玉県
大入道が出て、足元から上へと見上げていくと、とても大きくなる。狐か狸に化かされたと気付いて頭の方から下へと見下ろすと、いなくなる。
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ノビアガリ,カワソ
1975年 愛媛県
かわそはいろいろなものに化けるが、伸び上がりにもよく化ける。人が見るとずんずんと高く伸び、それにつられて上を向くと首をつかんで殺すそうである。
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カワソ
1983年 愛媛県
人がカワソを見ればみるほど大きくのび上がって膨れていく。これを「カワソののびあがり」という。カワソが大きくなると負けてしまうので「見越した」と言うと急に小さくなり、消え失せる。
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ノビアガリ
1975年 愛媛県
伸び上がりに会ったときは、地上一尺くらいの所を蹴るとよいという。
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ガオラ
1941年 徳島県
川にいる妖怪で、人間のツベノコ(尻玉)を狙う。無限に手を延ばせるという。
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ジャンジャンビ
1935年 奈良県
話者が2度目に見た。夏であったが、大きいのが出るのは冬から春にかけてである。はじめパッと明るくなり、ズーッと消えた。
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オタフク
1933年 京都府
色々な物が置いてある部屋に寝ていると小さなお多福が天井に浮かんでくる。そして、それが次第に大きくなって天井一杯になる。このような怪談は大茶屋に付き物であるが、実際に見たという人は聞いたことがない。
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リュウ
1937年 新潟県
灰白色の円筒形のものが、水面に垂れ、伸縮すると水が沸き起こってくるという竜巻を見た。これは、龍が昇天する姿である。
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ユウレイ
1989年 長野県
恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。髪を長くして足はなく、空中に浮かんで移動して出るという。暗い夜や竹やぶに出るという。
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ヌレヨメジョウ,バケモノ,ユウレイ
1965年 鹿児島県
貝を取りに行くと、大石様の上にいる女がいた。こっちにこいと言っても動こうとしかなったので、妙な気がして再度見てみると、女が高い石からさっと駆け下りてきた。恐ろしくなって皆が逃げ帰ってきた。おそらくぬれよめじょうであろう。
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タカニュウドウ
1969年 香川県
タカニュウドウという化物は見れば見るほど高く見える。狸が来てその人の肩にとまっているのだから上を向くなという。こんな時は「負けた。見こした」と言ってお辞儀をするとすぐに消えるという。
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ノヅチ
1935年 長野県
昼間でも暗い老樹の下陰や熊笹の中から、胴が太く丈の短い怪物が突然表れ出る。それがのづちだという。
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