ヤハタダノタタリ 1969年 福島県 八幡様の屋敷跡が田圃になっている。その田を作っていた人は次々と一家が死に絶えたり、病人が絶えなかったりした。
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ビョウニンガデルタ 1969年 福島県 湿地帯に病人が出る田というのがあったが、今は埋め立てられ、家が建ってしまった。
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ビョウニンダ 1985年 茨城県 3枚あった田のうち、真中を耕作すると病人が出るという話があったので、誰も作ろうとはしなかった。
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ワザワイヲナストチ 1956年 宮城県 病田(ヤマエーダ)と呼ばれる場所。田を作る人が病気になる。
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オセンドマイリ 1964年 福島県 部落の病人が危篤というとき、1軒から1人ずつ村の社に集まって、社の周囲を1000回まわって病気全快の共同祈願をする。
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ハネハラノビョウニンダ 1985年 茨城県 旧竜ヶ崎県道の近くに四〇アール程の田があり地味も良く収量も多かった。なぜか此の田を作ると病人が出ると恐れていた。元の地主は別にこれと言う理由は無いと云っていた。
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イハイバタケ 1985年 茨城県 位牌の形をした畑作った家で次々と病人が出来て恐ろしくなり荒れていた。寺の下男が野菜畑にして作るようになったと言う。
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オオモトジンジャ,エキビョウ 1944年 島根県 大元神社の社地を伐って畑にして楮を植えたら疫病が流行って多くの人が死んだ。この村のある間、毎晩燈明をともしますから疫病を払ってくださいと祈願したら病気が治った。今でも、毎晩村中順番に燈明をともしている。
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ギョウイシ 1982年 群馬県 昔、行者が行をしたといわれている石で、それがある畑を耕作すると病人が出ると嫌われている。
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チノカミ 1991年 静岡県 地の神の祠は藁製で毎年作り替える。これを石製にしたところ、病人が出た家がある。
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ジャンドダ 1967年 茨城県 肥沃な田に夫婦で稲盗みに入った。稲を刈り取っていると、間違って妻の手を切ってしまった。以後、この田を耕すとかみさんが死ぬのでじゃんぼ田(ともらい田)という。
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(ヨゲンヲスルヒト) 2002年 香川県 1960年代に農家の主婦が予言めいたことを言うようになったが、それが当たっていた。周囲が注目するようになったが、村の指導層の人の発病を予言して、医者の手を離れても霊感に従って世話をし、やがて病気は全快したという。
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タウエ,ジュウオウドウ 1971年 岩手県 田植え時に傷寒という熱病で田植えができないでいると、ある晩大変にぎやかで大勢の人が働いている気配がしたが、翌朝一晩のうちに苗が植えられており、十王堂が泥まみれだった。
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ビョウニンダ,ジバダ 1985年 茨城県 山刃田を耕作すると、災難が続くので人々は恐れていた。この田は荒れ放題となったので、別の人が耕作してみたが、その人の家は全焼する事となった。
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オスワサマノタ 1975年 秋田県 御諏訪様の田の説明。耕作するとそこの家の戸主が死ぬ。現在は5~6人に分散され苗代になっていて、昭和初期以来死んだ人は出ていない。
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タノタタリ 1969年 福島県 家内に不幸ばかり続くので、神おろしをしてもらうと、ある田をつくっているからだということだった。
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タノタタリ 1969年 福島県 祟りのある田を小学校で作ったところ、先生のなかに病人が出た。その校長は近年失明に近い状態でいる。
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ヤマノカミサマ,オイゲサマ 1942年 高知県 山の神と氏神を合祭して、境内の楠を切り倒すと、部落総代が大病にかかった。
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ヤマイダ,ヤマエーダ 1956年 宮城県 昔からヤマエーダ(病田)と呼んでいる60坪ほどの田畑がある。隣村に住む地主の所有であったが,その後当町に寄付された。原因は不明だが,この田畑を耕す者には必ず不幸か不思議が生じるので,今も耕す者がない。
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ビワ,ビョウニン,(ゾクシン) 1916年 岐阜県 枇杷の木を庭に生やすと病人が絶えない。
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