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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

バイク
1997年 茨城県
向こうからバイクが走ってきたが狭い路だったので、こちらのバイクを止めようとした。相手が徐行してくれると思ったが、さっと通り過ぎていった。誰が乗っていたか分からなかったが、どうやって細い道をさっと通ることができるのか不思議だった。

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ヒトカゲ
1985年 徳島県
昭和五年頃の話。筆者が外で遊んでいると、父が帰ってきて「ちょっと前に人が通らなかったか」と言う。「誰も通らなかった」と言うと、父は「三間ほど前に人影が見えて追いつこうとしても追いつけないし、声をかけても返事がなかった」と言った。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
ある人が馬車に乗っていたら向かいから馬車が来たので避けようとして道の脇に避けたつもりが、引き返してしまっていた。狐の仕業。
類似事例

オンナ,キツネ
1940年 滋賀県
前を歩く女性を追い抜こうと足を速めるが、女性の足がとても速くて容易に追いつけない。それでも追い抜こうと一層足を速めるが、あともう少しというところで、女性の姿が消えてしまった。
類似事例

カブソ
1994年 富山県
追い越して行く人の袖を見てみると、それは止まったまま白くなっていた。おそらくかぶそ(かわうそ)が化けていたのだろう。
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キツネ
2001年 青森県
下り列車が走っていたところへ、前方から凄い勢いで列車がやって来た。慌てて停車したが、見ると列車はいつの間にか消えていた。再び同じことがあったので、三度目は停車せずにそのまま突っ込んでみることにした。そうしてみたところ、あわや衝突かと思ったら列車は消え、その途端に叫び声がした。
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キツネ
1939年 青森県
対向から勢いよく馬車が突っ込んできたので、自分の馬車を下げてやり過ごした。しかし道路が悪く、下の小川へ落ちてしまった。見ると、今来た馬車はなくなっていた。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
美しい女が先を歩いているので追いつこうと思ったが、いくら追っても追いつけない。こちらが止まると向こうも止まるので、狐の仕業だと気付いた。
類似事例

キツネ
1931年 長野県
夜明け前、薄暗い林の中の近道を歩いていたら、足元から急に黒いものが飛び出した。それから道に迷ってしまった。腰をおろして目をつぶって気を静めてから目を開けてみると、すぐそばに松本街道があった。
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オオニュウドウ,キツネ
2002年 愛知県
ある人が日暮れ時に長谷の池のそばを通りかかると急に自転車が重くなった。変だと思い後ろを見ると小坊主がすわっていて、みるみるうちに大坊主となった。これは大入道に違いないと思い石を拾って下の方に投げつけると変な声を出して消え、犬のようなものがぱーっと走っていったという。
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タヌキ,デンシャ
1939年 大阪府
線路の向うからやって来る電車があった。運転手は驚いてブレーキをかけたが、別に何も起こらなかった。再び同じ経験をし、今度はブレーキをかけずに電車と衝突したが、無事であった。翌朝、その場所で狸の死骸が見つかった。
類似事例

シノシラセ
1946年
ある日、勤め先からの帰り道で出会った人が隣の子供が死んだことを教えてくれた気がした。しかし、路上には誰も居なかった。帰ると、病気だった隣の子供が死んでいた。
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ガラッパ
1982年 鹿児島県
薄暗い中自転車に乗っていると、後からヒーヒョーという鳴き声で、ガラッパがついてきて、とうとう男の自宅までついてきた。
類似事例

オサンギツネ
1939年 新潟県
自転車に乗っていると、後方から自転車がやってきて、一緒に走った。橋のところまで来ると、急にその自転車が見えなくなったと言う。これはおさん狐が化けて出たのである。
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モウヒトリノカゲ
1999年 栃木県
12月の寒い日、日が暮れて真暗な時に友達と2人で帰っていた。月が出ており2人の影がはっきり見えるのだが、その後ろにもう1人の影が見える。けれども振り向いても誰もいない。振り向きながら歩くと影は前に回り、立ち止まると影は消えてしまう。怖くなって家に走って帰った。
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キツネ
1938年 長野県
暗い山道での帰り道、仲の良い人に出会って一緒に帰っていると、同じところをぐるぐる回っていて、途中で湯に入ったりしているうちに夜が明けた。気付くとその人はそこにはおらず、獣の毛がたくさん落ちていて、お湯だと思っていたのは小さい沼だった。
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シリウマオイ
1981年 香川県
細道を夜通ると、後から人が付いてくるような足音がするがふり返っても何もいない。これをシリウマオイと言っている。
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ソデヒキコゾウ
1938年 埼玉県
夕方、道を歩いていると、袖を引く者がいる。驚いて振り返っても誰もいない。歩き出すと、また袖を引かれる。
類似事例

キエタヒト,トラック
1987年 奈良県
日暮れにトラックで街道を走っていたら、ある人が乗せてくれと言うので乗せた。それで、降りる所に着いたので見たらいなかった。振り落としたのかと思って探してもいなかった。戻ってその人を探してみたら、当人は乗せてもらっていないと言った。
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タヌキ
1981年 和歌山県
話者の家の裏山ではよく狸が化かす。夜、自動車で来た人が、後ろから自動車が来るので先に行かせようとして横道に入って待ったが、車は来なかった。狸の仕業。
類似事例

オクリオオカミ
1989年 石川県
大犬に後を付けられていると感じた男は、この様な時に慌てると襲われると聞かされていたので冷静に切り抜けた。また、ふんどしを解いて路面に垂らして歩くと、大犬はそのうち去っていくとも言われている。
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