国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

イキアイ
1954年 岡山県
悪霊、鬼神に行き逢って不慮の災禍を蒙り、忽ち目がくらみ、嘔吐し、頭痛が激しくなり、転んで怪我をすることをイキアイという。イキアイには別の解釈もあり、特定の日に外出することにより金神や姫金神に逢うことともいう。

類似事例(機械学習検索)

カンジョガミ
1956年
一般には、厠神または便所神という。この神に行き逢うと、転んで気絶することがあるという。
類似事例

サスガミ
1956年
一般には、厠神または便所神という。この神に行き逢うと、転んで気絶することがあるという。
類似事例

タヌキガミ
1969年 香川県
山を開いている時に急に苦しくなることがある。拝んでもらうと、狸神がガキツイタとか狸のイキアイに逢ったなどと言う。
類似事例

カミ,(ゾクシン)
1933年 兵庫県
飾磨郡では、朝早く外出するときは、道の角を正しく曲がらないと、神と行き逢って病気になることがあるという。
類似事例

アラガミノイキアイ,チヌシサンノイキアイ
1958年 香川県
小豆郡小豆島土庄町では、表を歩いていて急に寒くなったり、熱が出たりすると、荒神のイキアイ、チヌシサンのイキアイなどと呼ぶ。迷っている霊がついてるのだという。
類似事例

コンジン
1968年 佐賀県
金神とは地の神様のこと。金神のお祓いをしないで悪い方から土を取ると、三年塞がりといって病気が起こるという。
類似事例

ヒメコンジンサマ
1982年 群馬県
姫金神様は目・耳・口が不自由。祟られると何をしても除けることができない。
類似事例

セキトウ
1986年 岐阜県
お墓の石塔が倒れると、激しい頭痛があるという。
類似事例

ミサキ,イキアウ
1943年 徳島県
単にみさきといい、落人の墓と伝えられているところで行き逢うという。行き逢うと病気になる。
類似事例

マワリコンジン
1973年 香川県
昔、突然老人が倒れた。神に聞いてみたところ、まわり金神にはねられたということだった。
類似事例

カゼフケ,イキヤイケ
1942年 高知県
香美郡上韮生村では、カゼフケに出会うことをイキヤイケ(行逢い気)と呼んでいる。あるいはユキアイ、イキアイ等と呼んでいる地方も多い。
類似事例

ムシノシラセ
1936年 鳥取県
岩倉の私の家に熊澤某なる人が訪ねて来て、金を借りていった。程なく金を返しに来たが、金を持って帰ると金を無心した弟がいなかったという。翌日、弟は死んだということであった。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 群馬県
毎月の特定の日に関する俗信一束。月の12日に山仕事をするな、怪我をするから、など。
類似事例

コンジン
1942年 三重県
金神にむかって出産すると、子どもの目が見えぬようになるとか、死ぬとかいう。
類似事例

コンジン
1983年 岡山県
屋内神として金神を祀っている家では、その金神棚を神棚とは別にナカノマやオクノマに置いている。この神は、他の神々とはなじまない性格の異質な神である。
類似事例

テング
1974年
天狗は災禍を司る。しかしこれは天狗星の類ではない。天狗は一種の鬼神であり、福が満ちている事を自慢する者を妬み災禍を加える。天狗の災いには必ず理がある。
類似事例

リョーゲノイキアイ,(ユウレイ)
1943年 高知県
リョーゲのイキアイというものがあり、不時の死を遂げた人の霊が取り憑くというものがある。
類似事例

ドウロクガミ
1955年 高知県
道の真中に座るときは、「道のドウロク神よけて通れ」と言ってから座る。歩いていてドウロク神のイキアイに会うと病気になる。
類似事例

(イキアイニナル),(ムジナツキ)
1984年 新潟県
山や野良に出て急に気持ちが悪くなることを「イキアイになった」という。多くはムジナに憑かれたものだといわれるが、この療法は、その人をうつ伏せにして、蓑を逆さに掛けて、釜のふたで煽ぐというものである。
類似事例

(イキアイニナル),(ムジナツキ)
1984年 新潟県
山や野良に出て急に気持ちが悪くなることを「イキアイになった」という。多くはムジナに憑かれたものだといわれるが、この療法は、鍋を赤く焼いてから被せ、これを除いてから部屋を掃き出すというものである。
類似事例

カネガミサン
1962年 徳島県
2階から小便をすると金神さんに祟られる。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内