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検索対象事例

ウシ,ヤマノカミ
1933年 熊本県
丑の日は山の神が廻られるため、木を伐ってはいけない。もし伐りにいくと怪我をする。或いは牛が転んで来る、目をつくと必ず盲目になるという。

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(ヤマニカンスルキンキ)
1956年 宮城県
12日、山ノ神の日に山に行くと怪我をする。彼岸に山に行くと盲目になる。彼岸の中日に伐採・魚取りをすると体が不自由になる。山ノ神の日は生木を切らない。日没後に竹を切ると死人が出る、などの禁忌がある。
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ウシ,ヤマノカミ
1933年 熊本県
山の神は強欲だから木の葉を拾ってもその人は病気になると言う。火の木の摩擦により牛が出現したので山の神の祭りは丑の日に行う。この日牛肉を食べると山に入った時に怪我をする。
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ヤマノカミサマ
1991年 島根県
山の神さまは山の木に祀ってある。10月9日が祭りで、この日に山に行くと怪我をするという。山の神さまを祀った木や杜を伐った者は、10年も床に伏したり、ぽっくり死んだり、家内や牛が死んだりする。
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ヤマノカミ
1963年 群馬県
月の17日は山の神の日だから木を伐ってはならないともいう。
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ヤマノカミ
1988年 埼玉県
毎月十七日は山の神様の日なので山仕事は休む。この日に木を切ると祟りがある。
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ヤマノカミノタタリ
1934年 兵庫県
山にある松の木を伐採すると、山の神が祟りを起こす。打首があったり鑿が切れなくなる。
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ヤマノカミ,テンゴサン
1971年 福井県
山の神様は1月9日と12月9日に祭る。山の神は天狗だといい、この日は10時までに山に行くと必ず怪我をするので、行ってはいけない。山の神が来年の種をまくからとか、山の木の種を拾っているからとか、山の木をどれだけ切ったか調べるからだとか、山に入った者を騙すからだとかいう。
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テング,ヤマノカミ
1963年 大分県
2本の木が交差してできる木や屋根などのすばらしい木、珍しい木等を天狗の木または山の神のおしみ木と言って伐ってはならない。伐ろうとすると怪我などをする。
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ヤマノカミサン,ヤマノカミノタタリ
1974年 兵庫県
山の神さんの祭りの日には、山の神さんを祭っておこもりをする。この日には山の神が木を調べて歩いているので、人間が山に入ると祟るといわれている。
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ヤマノカミ
1940年 和歌山県
山の神に関する俗信。山の神を生木で祀ると、必ず次にその生木を切る人が怪我をするから、柵を設ける木には生木を使わないという。山で木をそいで打ち込むと、山の神の着物の裾を打ち込むのでよくないという。山で山道具を見失ったときは、山の神と相撲をとるとすぐに見つかるという。11月7日は山の神の木数えの日なので、山に行くと数え込まれて怪我をするという。山祭りがある月の不浄日に山に行くと、怪我をするという、など。
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ヤマノカミ,テング
1937年 石川県
山の神はすなわち天狗のことである。山へ入ってはならないとされる日には、一切の作業を休むことになっており、これを無視すれば必ず怪我をするなどよくないことが起こる。
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トリイギ,ヤマノカミ
1957年 山梨県
山にある鳥居木と呼ばれる木を伐ることを忌む。倒してしまった大木が山の神や天狗が遊ぶ木なら祟りがあるので、小枝を切ってこの木で代わりに遊んでくれるように祈る。
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ヤマノカミノアソビギ
1941年 福島県
山の神に関する俗信。大枝が2つ、あるいは3つに分かれた木は山の神の遊び木なので無闇に伐ってはいけないという。もし伐ると罰が当たるという。どうしても伐らなければいけない場合は、御神酒を供えて山の神の許可を得てから伐るという。
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ヤマノカミ,テング
1963年 群馬県
三叉になっている木は、山の神が遊んだり天狗様が腰掛けたりする木である。だから伐ったりすると罰があたる。
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ヤマイリノキンキ
1956年 宮城県
旧二月十二日は山ノ神の祭日で、この日に山に入ってはいけない。この日にある夫婦が木を伐りに山に入ると、風が強かったせいか、伐った木が風に飛ばされて妻の肩に当たり大怪我をしたという。
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ヤマノカミ
1963年 大分県
旧暦12月16日または20日を山の神のミソつき日、1月16日または20日を山の神が木を勘定する日と言って山仕事を休む。この日に山へ仕事に行くと山の神の害を受けると言う。
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ヤマノカミサン,タタリ
1975年 兵庫県
山の神さんの祭りは、講が中心となっておこもりなどをする。ある講ではこの日に山に入って木を切ると山の神さんの機嫌を損ねると言い、別の講では祟りがあるといわれている。
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グヒンマツ
1957年 山口県
枝ぶりの変わった大樹には山の神が降りたり、天狗が休む神木なので伐らない。ぐひん松という。伐ると祟りがあるという人もいる。変事があった場所を山の神の祭場にすることがよくある。
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ヤマノカミ,キンキ
1957年 栃木県
山仕事を休み家にいなくてはいけないときがある。山の木改めの祭は鉈で手を切る、カマイタチになるという。木の下敷きになって死ぬこともある。山の神は血を見ることを嫌う。
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(ゾクシン)
1973年 鳥取県
二月九日と十月九日に山の神を祭る。この日は山の神が降りてくる日で、山の木を数えるから山に入ると、木と間違って数えられてしまい、怪我をする。
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