(ゾクシン) 2003年 沖縄県 屋敷木に関する俗信。屋敷木を伐るときは屋敷木を伐るときの唱えごとをして拝むという。また、キリキザワイのときにも、キリキザワイのときの唱えごとをして拝むという。
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ジュモク(ゾクシン) 1938年 鳥取県 樹木についての俗信。家相上それぞれの方位に適した木がある。屋敷内の木が住家より高くなることを嫌う。蔓となるかづら、藤などが屋敷の内にあると他人の厄介になるという。屋敷内に早く成長する木を植えることを嫌うなど。
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キノセイ 1995年 沖縄県 古い木は木の精が強いという。セジ高い山や拝所の大木を切ると祟りがあるといわれる。戦前、神聖な山から切り出した建材で建てた家では、夜になるとパサリパサリと木の倒れる音が聞えたり、白装束の樵の姿が夢のように現れたという。
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(ショクブツニカンスルゾクシン) 1940年 山口県 植物に関する俗信。枇杷の木はうめき声を好むから、屋敷内に植えると病人が絶えないという。屋敷にブドウを植えると、病人があるという。茶の木を新しく植えると、その年に家族中に死者があるという。孟宗竹を新しく植えると、家庭から死者が出るという。屋敷内に榊を植えると、家が栄えないという。屋敷内に、棟より高い大木があると、主人が若死にをするという、など。
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ヤマノカミノアソビギ 1941年 福島県 山の神に関する俗信。大枝が2つ、あるいは3つに分かれた木は山の神の遊び木なので無闇に伐ってはいけないという。もし伐ると罰が当たるという。どうしても伐らなければいけない場合は、御神酒を供えて山の神の許可を得てから伐るという。
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ジガミ,カラスナキ 1984年 新潟県 屋敷内の大きな松には地神がいるということで、年に一度神主にお祓いしてもらっていたが、事情があってその木を伐ってしまったところ、それからはいろいろ悪いことがあり、お祓いも効果がない。また、この木は死に知らせの「カラス鳴き」の木にもなっていたが、ここにはのろいの釘が打ってあった。
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テング 1992年 岡山県 木によって天狗の休場という枝がある。こういう木を切れば、必ず祟りがある。ただし神さんを拝んでから切れば良いともいう。今では気にされていない。
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トリイギ,ヤマノカミ 1957年 山梨県 山にある鳥居木と呼ばれる木を伐ることを忌む。倒してしまった大木が山の神や天狗が遊ぶ木なら祟りがあるので、小枝を切ってこの木で代わりに遊んでくれるように祈る。
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(イエノホトリノキ),シントク 1980年 鎮守の森の樹を切ると、神徳が衰えて参拝者が少なくなるのと同様に、家の周囲に林を持っている人は、その木をみだりに伐採すると家は衰える。
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コウジンノシンボク 1992年 島根県 荒神の神木は椎の木。神木を伐ると病気になる、死んでしまう、祟られる、という。ただし、公民館の費用など公のことに使うために伐るのはいいという。
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テング 1951年 岡山県 天狗の休木を伐るとよくないといい、もし伐った際には神様に拝んでもらう。
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(ゾクシン) 1970年 長野県 庭木にしてはいけない木や民間療法に関する俗信一束。
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グヒンマツ 1957年 山口県 枝ぶりの変わった大樹には山の神が降りたり、天狗が休む神木なので伐らない。ぐひん松という。伐ると祟りがあるという人もいる。変事があった場所を山の神の祭場にすることがよくある。
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カマキヤシキ 1939年 秋田県 屋敷の樹木の成長が盛んだとその家は栄えていくが、芯が止まったり緑が衰えたりして勢いがないのはカマドが伸びない証であるという。木が風で折れるのも不吉で、家事に注意しなければならないが、みだりに伐るのも良くないので、神様に聞くのが良いという。
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ヤマノタタリ,カミノアソビギ 1966年 群馬県 神のまれ木、おぼしめし木、神の遊び木というような木を切る場合は、神にその木を下さいとお祈りしてからでないと罰があたる。三又の木を切って死んだ人がいたが、その前ぶれとして、風もないのに家がゆるがされたり、クー!という音がして頭を蹴るような勢いで吹いてきたりもしたという。
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ヤシキガミ 1942年 島根県 屋敷神が祟ることが多いので、ワカミヤとよぶ屋敷神を、怨霊をなぐさめるために祀った。
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(ゾクシン) 1982年 群馬県 植物に関する俗信一束。イチョウを屋敷内に植えると人が死ぬ、など。
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カミサマノアシバギ 1951年 兵庫県 祭場の立木は神様のアシバ木なので伐らない。また墓じるしの木も伐らない。これらを伐った者は病気になり、その木を売った者は柿の木から落ちて死んだ。さらに買った者は火事で家を焼いた。もっとも、気が弱いと祟られるが度胸負けしなければ大丈夫である。
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ヒジリサマ 1958年 愛媛県 ヒジリ様という古墓があり、そこで木を伐ったり柴を刈ったりすると取り憑かれて病気になるという。
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アラガミサン 1981年 広島県 以前合祀があった時、荒神の杉のもり木を切って家の材にしたところ、父親が病気になり裃を着た太夫のような姿を幻覚で見た。占ったら荒神が祟っていることがわかったので、杉を返して植えたら病気は治った。
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