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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シゴノセイレイ,テンネントウ,ヒョウイ,ミコ
1973年 韓国
(韓国の事例)天然痘による死児の精霊を本尊とするみこは、豆やあずきをさわると気が遠くなって仮死状態になり、星が乱れ飛ぶところが見えるという。死児の霊につかれる前日に天神に星を食べて生きるよう言われる夢をみたみこもいる。

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ミコ,ヨウジシニガミ,ヒョウイ
1973年 韓国
(韓国の事例)天然痘による死児の霊につかれたみこは、性格・行動・好みが幼児化する。リンゴが食べたいと言って死んだ妹の霊を本尊とするみこは、リンゴが好きになって大量にたべるようになった。
類似事例

ミコ,シンバツ
1973年 韓国
(韓国の事例)異性との交情を忌みきらうみこが、無理やり男に野心を遂げられたあと、夢の中で神様にひどくなぐられたら現実にからだに青ぶくれができた。
類似事例

カゼウテ
1975年 高知県
山仕事に出た者が不意死をした者の霊が無縁の魂となってさまよううちに人に取り憑いてわざをするのが風うてである。憑かれた人は急に熱病にうなされるが、生の大豆を噛んでくさみが無ければ風うてであり、くさみがあれば別の熱病であるという。
類似事例

シカタ,イキマブリ
1976年 鹿児島県
近所の家の子供が危篤のとき、かくれんぼうをしていると、牛の鳴く声がする。そのうちぶ文旦の木の三つに分かれた真中の枝に牛の目玉がひっかかったのを見た。あとで聞くと、それはその子供のイキマブリ(生霊)であったという。
類似事例

ホウソウガミ
1992年 福井県
4、5代前、本家の女の子が疱瘡を患って死んだ。それでしばらく疱瘡神を祀らなかったが、ある夜夢の中で、烏帽子に直垂を来た神が現れ、「あれはもらい子だった。どうかこれからも祀ってくれ」という。それで再び祀るようになったとも伝えられる。
類似事例

ウドンゲノハナ,ツクイキ,シ
1967年 和歌山県
死期が近づくと顔色が悪くなり、精のない仏顔なったり、突く息ばかりする。味噌が黒くなったり、醤油が腐ったり、うどんげの花が咲くと不幸が訪れるというところもある。山桃を食う夢や、歯が抜ける夢、田植えをする夢などは身内の不幸の前兆であるという。
類似事例

ジャシン,ヘビ,リュウ,ガマ
1973年 韓国
(韓国の事例)済州島では家裏の藪の中に食器に米を入れておいておくと邪神が宿ると信じられている。主人が旅行に出るときやその家の娘が嫁に行くときはついていって世話をしてくれるという。その他蛇の登場する夢の話など多数。
類似事例

ネツビョウ
1936年 秋田県
明治のはじめ、熱病で死んだ者の墓の土まんじゅうをみると、熱病におかされ、死体を掘り起こして食べる夢を見た。
類似事例

アクセイ,ボタンモチ
1983年
5月の中旬に、南の空に悪星が出現したという。これを見た者は必ず死んでしまうといって大いに恐れられたが、家ごとに牡丹餅をこしらえて食べるとその難を逃れるという。
類似事例

ヤコウ
1976年 熊本県
妊婦が病気になったので、祈祷師の言うように不動を祀ったが病気は重くなった。祈祷してもらうと病人はピョンピョン飛んでヤコウ(狐)の真似をした。この祈祷師はヤコ使いといわれている。その後よくなって、頭の良い子ができたという。
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(ゾクシン)
1972年 長崎県
旧亀岳村の俗信。田植えの夢を見ると3日以内に他人が死ぬという。星が月の傍にあると、近いうちに人が死ぬという。鳥が長鳴きをすると、人が死ぬという。火が回るので、ツツジは家の庭に植えてはいけないという。豆を大根を作った後に作ると、出立ちの豆といって人が死ぬという。猫が行方不明になって一週間くらい経つと、「立ち別れ稲葉の山の峰に生ふる 松とし聞かば今帰り来む」という歌を半紙に墨で書き、玄関口に逆さまにして貼っておくという、など。
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カワノヒト,ヒョウスボ
1965年 宮崎県
山人が山に泊まっていると、モミの木とその傍の木が「村で子どもが生れたが、五月節供に川のヒト(ヒョウスボ)にとられてしまう。どうしたら助かるか」「節供のチマキ餅を撒けば助かる」と話しているのを夢に見た。村に帰ると、生れたのは我が子だった。モミの木の言った通りにすると、ヒョウスボはチマキ餅を食べて、我が子は助かった。以来、五月節供にはチマキ餅を水神様に供えたり、川に撒いたりする。
類似事例

コウジン,タタリ,ウシ,ユメ,(ゾクシン)
1916年 滋賀県
牛の夢を見ると荒神様の祟りがあると言い、荒神様にお詫びをしないと瘧を罹ってしまうという。
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キ,ギヤクヘイ,サクベイ
1983年
昔、高辛氏の小子が7月7日に死に、霊鬼となって、人を瘧病に罹らせ悩ませるようになった。彼は生前に麦餅を好んだので、索餅でこれを祭ると、年中の瘧病を除くという。
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(リンジュウジノフコウ)
1978年 広島県
病人が臨終を迎えるころに田植えの夢を見るとふこう(葬式)があるとか、烏が家の上で舞ったり烏鳴きが悪いとふこうがあるとか言う。
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イヌガミ
1951年 大分県
犬神持ちであるM家の隣家で細君が急に発熱した。祈祷師が「犬神が憑いた」というのでM家に抗議したが、逆に悪事を暴かれてしまった。そこで仕方なく、夜、M家裏の竹薮に小豆飯を一升分供えておいた。翌朝小豆飯は見えなくなっており、細君は快癒した。
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ムシノシラセ
1936年 鳥取県
父が去年死んだが、その1ヶ月前に鶴が数珠を上から投げて行く夢を見たという。また父を私が看護しながら横にねていた時に、牛が子供に乳をのませながらやってきて、私の前にくると子牛を捨てて走って行く夢を見た。
類似事例

トビタマシ
1956年
宙を飛びまわる夢をよく見るような人は、死ぬときに、「飛びタマシ」(魂)になっていくとか、鳥になって近親者の頭上を鳴きまわるという。
類似事例

オニババ
1934年 香川県
4人家族が住んでいた。母親が出かけたところへ鬼婆が母親に化けて来て、赤ん坊を食べてしまった。それを見た2人の子供は逃げたが鬼婆は追ってきた。天から下された籠で子供たちは助かったが、鬼婆の場合は底抜けの籠で、下の川の中へ落ちて死んでしまった。あるいは、2人は天に登って星になったともいう。
類似事例

アクセイ,ソバ
1983年
5月の中旬に、南の空に悪星が出現したという。これを見た者は必ず死んでしまうといって大いに恐れられたが、その時に蕎麦を食べると死ぬという話が広まった。
類似事例

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