ワラ,タウエ 1916年 大阪府 田植えの時、苗を結った藁は必ず植え終わった所に捨てる。間違ってその輪の中に苗をさすと、その稲の米が植えた人の葬式用の飯になる。
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モチイネ,ソウシキ,(ゾクシン) 1915年 群馬県 苗代田に糯稲を植えると、葬式の時のもち米になるという。
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タベナイヒト 1988年 埼玉県 お六所様の日(5月始めの卯の日)に田植えをすると食べられない人(死者)がでるという。
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タノタタリ 1971年 大分県 卯の日に田を植えると嫁が死ぬと今でも言い伝えているところがある。
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(ゾクシン) 1992年 宮崎県 田植えを忌む日に関する俗信一束。
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ソウシキ 1965年 岩手県 葬式のときにお墓に供えた物を鳥が食べなければ、仏が人を恋しがっており、近親者から仏に引っ張られて死ぬ人が出る。もし鳥がまったく食べなければ、その家の人が死ぬ。
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ナワシロ,モチ,シ,(ゾクシン) 1916年 大阪府 苗代の跡に糯を植えると、その人が死んで四十九日の笠の餅になるといって忌む。
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(ゾクシン) 1942年 全国 田植えの時に苗を束ねたまま、その真ん中に植えた稲は、成長してから、大きな災いをもたらす。
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シニン 1958年 香川県 死人を入棺する時は脇の下に藁をつめる。これをしないと死人が這い出る。
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コウデンニカンスルゾクシン 1939年 千葉県 間違って他人に自分の田を耕されると、人が死ぬといわれ、非常に嫌がられるという。
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ムギカラニンギョウ 1937年 岐阜県 2人の人が田の境をあらそった時に、麦稈人形を作って田の中に埋めておくと無理を行った人が滅びるという。某氏が田を買って土を起こすと麦稈人形が出たことがあった。また悪い人がいれば、その人の人形を作り1週間程も灸をすえて土中に埋めることがある。
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カドビ 1940年 香川県 死者が帰ってこないように、出棺の時に束ねた藁を燃やし、死者が使っていた茶碗を割る(あるいは四つ辻で割る)。
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タウエ,シノヨチョウ,シジュウクニチ 1950年 島根県 苗代に籾をまいて四十九日に田植えをすると家の人が死ぬ。
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ワラニンギョウ,ジョコンボ 2002年 石川県 葬送の際に用いられた藁人形。お棺の中に入れる。
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イヌノヒ,シシャ 1989年 栃木県 イヌの日には作物の種蒔き、苗植をしてはいけない。これを破ると「食べない者=死者」がでるという。
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ソウシキ 1940年 香川県 葬地への道は、行きと帰りで変えるという。同じ道だと、死者がついて帰ってくるから。雨で葬式が出せないときには、小豆粥をたいて食べると晴れるので、その間に葬式を出すという。
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コドモ 1968年 佐賀県 妊娠したまま死んだ人があると、子供が腹の中でいつまでも泣くといって、腹を割いて子供を出し、麦を水で浸した物を腹に替わりに入れて葬らなくてはいけない。
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フジュクノヒ 1940年 栃木県 田植え時の5月は午の日を不熟の日とし、一向宗の人以外は、この日に苗を植えると死人が出来るといって決して植えないという。また、三日越しの苗は忌むという。
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オタノカミサマ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 田植中に田の中に大小便すると御田神様の罰があたるといわれている。
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モチ 1916年 大阪府 苗代の跡へ餅を植えると、その人が死んで四十九日の笠の餅になる。
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