ワーウー 1998年 沖縄県 ワーウーという妖怪は「醜い」とか、「こわい顔つきの」とかいう意味である。実態はよくわかっていない。
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オニ 1974年 鬼のことを人間は恐ろしがるが、それは名前のみで実体がない。本当に恐ろしいのは人間である。
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オニ 1976年 人を鬼に譬えるのは、武勇に長けた人、容姿は美しいが心が醜い女、心は醜くないが生まれながらに顔が赤く、目口が大きく、歯の出たような恐ろしい顔をした人と三通りの場合がある。本当の鬼もこのように形が定まったものではないのだろう。
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モウ 1979年 岐阜県 悪いことをするとモウが来るぞと子どもを威した。モウとは化け物で、蒙古のこと。
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ウワーグワー・マジムン 1931年 沖縄県 ウワーグワー・マジムンは豚のお化けで、股間にもぐられると魂をとられて死ぬ。また、毛遊びのときに人間に化けて飛び入りしてくるので、ある呪歌を唱えて豚の正体を見る
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ケンムン 1974年 鹿児島県 赤ん坊ほどの大きさで頭の毛が長く赤い。手足が長い。よだれが青白く光る。大木に住み、その木を切った人の目を突いて祟る。漁が上手だが蛸を嫌う。
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ウミオショウ 1976年 風と共に現われ、人の形を成し、口は耳まである。人を見て笑う。強風で波が高い日に現われ、船が転覆する恐れがある。
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タッチュー 1998年 沖縄県 タッチューは夕方に山から杖をついて下りてきて、子供をさらっていく妖怪である。スモウも強いという。
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ユウレイ 1990年 長野県 恨みを晴らすために、幽霊になって出てくるという。恐ろしい形相で、暗いところに出るという。
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ヨウカイ,モウクンドウ 1977年 福島県 妖怪のことを、モウクンドウという。
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ユウレイ 1988年 長野県 幽霊は恐ろしい姿で現れる。
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ヤマウバ 1981年 鹿児島県 ヤマウバ(山姥)は山羊のような匂いがして、娘に化けれ樵夫を誘いに来る。長い髪を振り乱した格好をしているのが普通である。
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キツネ 1981年 昔、異国の幽王が美女に化けた狐によってたぶらかされ、国が滅びた。
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ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧は大きい目玉が顔の真ん中に一つある、非常に怖い顔。
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ユナーメー 1931年 ユナーメーは髪の毛がぼうぼう生えた怪物である。あるいは石川家に保管されている木面のことで、この木面をかぶって幼児を脅すと夜泣きが治るという。
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モウモウ 1958年 富山県 もうもうという言葉は怖いものや悪魔を意味する。おそらくは「蒙々」で、泣いたり暴れたりする子供を威嚇するときに用いる。
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ユウレイ 1988年 長野県 人を呪うために幽霊となって出てくる。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。
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モー 1941年 鹿児島県 モーは、姿は鳥に似ている。夕闇にまぎれて人間の子どもを食べるという。
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カワソ,カワウソ 1985年 愛媛県 カワソは水辺や水中に住み、そこを通る人に取り憑いて悪戯をする。
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ユーレイ,シャンチュウ,アマサンチュウ 1981年 鹿児島県 ユーレイの姿はコーマブルシャンチュウ(霊感の高い人)にはよく見える。青や黄色や黒で、足は見えない。人間の姿であるが空中を跳んで歩いている。アマサンチュウ(運の弱い人)はユーレイに身体を害されることがるという。
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