国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ユーレイ,シャンチュウ,アマサンチュウ
1981年 鹿児島県
ユーレイの姿はコーマブルシャンチュウ(霊感の高い人)にはよく見える。青や黄色や黒で、足は見えない。人間の姿であるが空中を跳んで歩いている。アマサンチュウ(運の弱い人)はユーレイに身体を害されることがるという。

類似事例(機械学習検索)

(ヒトタマ)
1980年
俗説に、青く赤い形状をした、火の玉が揺らめいたような人魂が飛べば、その家の中の人は程なく死んでしまうという。また数年ののちに死ぬこともあるという。形色は青く赤い火の玉がゆらめくという。
類似事例

マブリユスィ,ユタ,イキマブリ
1981年 鹿児島県
人間のマブリ(霊魂)が体から抜け出て歩き回っているときにはユタ(巫女)にマブリユスィ(霊魂寄せ)をさせる。イキマブリ(生霊)はユーレイにはならない。この生霊がユーレイに誘われないようマブリユスイをする。
類似事例

ヒジャマ
1977年 鹿児島県
尾を引くヒジャマは男であり、尾がないのは女である。ヒジャマは運の弱い人に見える。ヒジャマが家に近くを飛ぶと不幸が近く、高く飛ぶと災難が降りかかるまでまだ期間があるのだという。
類似事例

ユウレイ,ユーリー,ヤナムン,マジムン,シチ,(シチマジムン)
1972年 沖縄県
幽霊は4種類に分類出来る。ユーリー…人形・白衣・長髪。ヤナムン…子孫無く供養絶えた死者の霊・食物の初物を奪う。マジムン…種々変化して人を驚かす・マブイ(魂)を奪う・病気をもたらす。シチ・シチマジムン…雲や霧の如き不形・人々を連れだし迷わせる。それぞれ、様々な説話有り。
類似事例

ユワタシガミ
2001年 鹿児島県
ユワタシ神は、怪を見るような人には見えるという。
類似事例

ジロムン
1976年 鹿児島県
ジロムンには真白いものも黒いものもいるという。ウサギのようにすばやく動く。人にさわることはないというが、これを見るときは足をXに交叉して股下をくぐられないようにしないと災難があるという。
類似事例

ユウレイ
1960年 鹿児島県
昔はよくあちこちでユウレイが出たといわれている。また、人死にが出ると夜道をバアサンが泣きながら歩いたという。
類似事例

ヒトダマ
1983年 神奈川県
人魂はゴムまりの大きなようなもので、尻尾も何もなく、後光がさしたような光があり月のような色をしてふわふわ横に走って行く。それが飛ぶと人が死ぬとよくいわれた。
類似事例

ヒトダマ,ヒノタマ
1983年 新潟県
人玉は多くの人が見ている。間違いやすい玉に火の玉は小鳥であるという。両者とも空を飛ぶ青火であるが、火の玉は飛ぶ時跡を引くが、人玉は引かず、丸い青火の玉が夜空を横切ってどこかへ消える。
類似事例

ヤマワロ
1985年 熊本県
姿は見えないが、犬には見えるともいう。赤ん坊や酔っ払い、知恵遅れの人にも見えるという。背は低く腕は長い。赤い毛が生えており、体は臭く金物が触れると腐る。
類似事例

ヒジャマ
1976年 鹿児島県
ディー(尾)のあるヒジャマは男で、ないのは女である。運の弱い人には見える。赤い火で、家の近くを飛ぶと不幸が近く、高く飛ぶとまだ期間があるといった。
類似事例

ヒトダマ
1975年 香川県
弱い人や死が予想される人の魂がふわふわと飛ぶ。山の端1つ分飛ぶと1年以内、2つ分飛ぶと2年以内に死ぬ。死人の出る家の人には見えないが、他人には見える。
類似事例

ヨウカイ,カイ
1976年
妖怪や怪を見るというのは、こちらが臆病であるとあちらよりむかえて見えることがある。また勇気がある人にも見えてしまう。
類似事例

ウミオショウ
1976年
風と共に現われ、人の形を成し、口は耳まである。人を見て笑う。強風で波が高い日に現われ、船が転覆する恐れがある。
類似事例

カミ,ヌチ,ツカサ,ノロ
1986年 沖縄県
ヌチ=カミはその場に常在し、場を掌握守護すると同時に、分離性、飛翔性を持つ霊的存在である。可視的存在になることもあり、部落の聖所に通じる神道(カミミチ)を去来するのを、ごく稀に見ることがあると言われる。カミミチの多くは存在を知られておらず、何らかの障りが生じた際にユタによってカミミチに対する不当な行為(道をふさぐ、汚すなど)が指摘され、その存在を知ることが多いのだという。
類似事例

クダショウ,キツネ
1985年 静岡県
クダショウの憑いた人は、その人自身が災いを起こすのではないが、自分がしゃべったり、面白いきちがいのような動きをすると言う。クダショウを持つ家筋の者が、性の弱い人にクダショウを憑ける。
類似事例

ヒトダマ,ヒノタマ,オニビ,ヒカリダマ
1982年 群馬県
人が死ぬとき、魂が人魂になって出て行く。3日前に出て寺に行く事もあるという。長さ3m、幅15㎝程度。色は青、赤、赤い玉で尾は青、お月様のような色などという。波のように上下しながら飛ぶ、ノロシを曳いてすーっと飛ぶ、ふらふら飛ぶ、などという。
類似事例

カネダマ
1935年 千葉県
この地方では人魂をタマセと呼ぶ。これは人体内に宿り、死ぬと体外に出て去る。タマセは丸い黄色の光球で、青い尾を十尺余りも長引かせる。家の棟や樹梢をすれすれにとぶ。若い人のタマセは飛び方が早く、老人のは遅いという。但し、青い尾が無くて、高く飛ぶものはカネダマ(金玉)であり、カネダマが飛んでいった方向の家は、縁起が良くて金持ちになるという。
類似事例

カシランボ
1949年 和歌山県
カシランボはよく人を化かす。以前、山仕事の人たちが食事をしていると、麓で可愛い女の子がニヤニヤ笑っている。丸太を落すから危ないよと言っても動かないので、腹を立てて丸太を投げ落としたが、何度投げても笑っている。恐ろしくなって逃げ帰ってきたと言う。
類似事例

モウレイ
1982年 宮城県
モウレイは人間の姿ではなく、島や船になって出る。ぶつかると思って船を止めると、その影は消えている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内