マ 1993年 静岡県 子どもが外で怪我をして帰ると、トマグチで頭にすり鉢をかぶせ、その上を帚で払う。魔を入れないため。
類似事例 |
|
タヌキ 1958年 徳島県 夜に草履を下ろすと狸に化かされる。防ぐには鍋墨を塗っておけばよい。
類似事例 |
|
(ゾクシン),マモノ 1933年 長野県 お宮参りの済むまでは子供を外へ出さぬようにする。宮参り前は穢れているから、直接日に当てると「お天とう様」を汚すとも、魔物に魅入られるともいう。お宮参りをしない子供は川を越えるものではない。是非とも越さねばならない時には、しめしをあわせて行く。そうでないと魔物が憑く。
類似事例 |
|
ダルマ,ツク,タイグルマ,セキハン,ホウソウ 1935年 東京都 嬰児が疱瘡にかかると、張子の達磨や木兎、鯛車などを枕元に飾る。方法はさん俵を敷き、その上に達磨や木兎を祀る。そして幣帛を立てたり赤飯を供えたりして、疱瘡の治ることを祈る。半月経つと疱瘡も峠を過ぎたものとして供えた赤飯から3粒をとって紙に包み、三つ辻の角へ持っていって捨てる。この赤飯をまだ疱瘡の終わっていない子供を持つ母親が見ると持って帰って子に食べさせる。そうすると疱瘡が軽く済んだ小児にあやかることができるという。
類似事例 |
|
イクジノジュホウ,(ゾクシン) 1968年 愛媛県 夜、乳幼児を連れ出すときは、イキアイに会わないように「インノコ(犬の子)、インノコ」と唱えながら額の生え際あたりに墨をつけてから、出るという。また、夜泣きをするときは鶏の絵を書いて尾薬師様に願掛けをするか、「あなたのお足を洗ってあげますから、あなたが泣いて赤ちゃんの泣かんようにしてください」とお荒神さまに祈って塩を供えると治るという。
類似事例 |
|
ヨナキ,マモノ 1933年 鹿児島県 赤ん坊が夜泣きをして困る時は、枕元に刃物を置いておくという。何か魔物が憑いて赤ん坊をいじめるから、それを祓うという意味だという。これをしても泣きやまない時は、竈の後ろの壁板に鶏の絵を描いて貼り付けるといいという。
類似事例 |
|
(アクシンニツカレル) 1984年 新潟県 外から帰って3、4日も気持ちが悪い時は、悪神にあって憑かれたのではないかと「イキアイ呪い」をする。その者を玄関に立たせ、厚い着物などを頭から上下逆に掛け、サカナベを熱くあぶってかぶせる。これは力の強い人が良く、鎌のみねで鍋の底をたたきながら、南無遍照金剛を唱え、唱え言をしながら周囲の床を叩き、箒で掃き出す。このとき戸を少しあけておいて、呪いを終えると被せた着物をぱっと取って庭の隅に放り投げ、ぴしゃっと戸を閉める。
類似事例 |
|
マヨケ,ナンビョウヨケ 1981年 山形県 にんにくや大豆の殻、熊の神社の笹などを軒下に下げておくと、魔除けや難病よけになる。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1984年 新潟県 子どもの疳の虫を治すためのまじない。鍋を火でアカめて(熱して)頭の上にかぶせるようにして当てたり、古い井戸に生えるイドグサのしぼり汁を飲ませる。
類似事例 |
|
カッパ,ガワッパ 1913年 熊本県 夏になると渋江家で水難除けのお札を出す。それを小さい竹の筒などに入れて身につけたり、仏壇に供えた飯を食べたりすると、河童が寄り付かないという。また、渋江家では人に害をなさないように、夏のある夜に桶に素麺を盛って河童に御馳走する。
類似事例 |
|
マモノ 2000年 青森県 八皿と呼ばれる魔除けの儀礼を行うと魔物の進入を防ぐことができる。この習俗は折敷や膳に8つの皿、または椀、その真ん中にゴキ椀などと呼ばれるものを配置し、九曜星を作る。次に、皿や椀に濁酒もしくはドベ酒(酒粕を溶かしたもの)を注ぎ、主人に続いて家族の者が次々に飲み干す。最後に飲み残した物をジョノクチ(屋敷の入り口)に撒くものである。
類似事例 |
|
マモノ 2000年 秋田県 八皿と呼ばれる魔除けの儀礼を行うと魔物の進入を防ぐことができる。この習俗は折敷や膳に8つの皿、または椀、その真ん中にゴキ椀などと呼ばれるものを配置し、九曜星を作る。次に、皿や椀に濁酒もしくはドベ酒(酒粕を溶かしたもの)を注ぎ、主人に続いて家族の者が次々に飲み干す。最後に飲み残した物をジョノクチ(屋敷の入り口)に撒くものである。
類似事例 |
|
マモノ 2000年 岩手県 八皿と呼ばれる魔除けの儀礼を行うと魔物の進入を防ぐことができる。この習俗は折敷や膳に8つの皿、または椀、その真ん中にゴキ椀などと呼ばれるものを配置し、九曜星を作る。次に、皿や椀に濁酒もしくはドベ酒(酒粕を溶かしたもの)を注ぎ、主人に続いて家族の者が次々に飲み干す。最後に飲み残した物をジョノクチ(屋敷の入り口)に撒くものである。
類似事例 |
|
マモノ 2000年 青森県 八皿と呼ばれる魔除けの儀礼を行うと魔物の進入を防ぐことができる。この習俗は折敷や膳に8つの皿、または椀、その真ん中にゴキ椀などと呼ばれるものを配置し、九曜星を作る。次に、皿や椀に濁酒もしくはドベ酒(酒粕を溶かしたもの)を注ぎ、主人に続いて家族の者が次々に飲み干す。最後に飲み残した物をジョノクチ(屋敷の入り口)に撒くものである。
類似事例 |
|
マモノ 2000年 青森県 八皿と呼ばれる魔除けの儀礼を行うと魔物の進入を防ぐことができる。この習俗は折敷や膳に8つの皿、または椀、その真ん中にゴキ椀などと呼ばれるものを配置し、九曜星を作る。次に、皿や椀に濁酒もしくはドベ酒(酒粕を溶かしたもの)を注ぎ、主人に続いて家族の者が次々に飲み干す。最後に飲み残した物をジョノクチ(屋敷の入り口)に撒くものである。
類似事例 |
|
マモノ 2000年 青森県 八皿と呼ばれる魔除けの儀礼を行うと魔物の進入を防ぐことができる。この習俗は折敷や膳に8つの皿、または椀、その真ん中にゴキ椀などと呼ばれるものを配置し、九曜星を作る。次に、皿や椀に濁酒もしくはドベ酒(酒粕を溶かしたもの)を注ぎ、主人に続いて家族の者が次々に飲み干す。最後に飲み残した物をジョノクチ(屋敷の入り口)に撒くものである。
類似事例 |
|
マモノ 2000年 青森県 八皿と呼ばれる魔除けの儀礼を行うと魔物の進入を防ぐことができる。この習俗は折敷や膳に8つの皿、または椀、その真ん中にゴキ椀などと呼ばれるものを配置し、九曜星を作る。次に、皿や椀に濁酒もしくはドベ酒(酒粕を溶かしたもの)を注ぎ、主人に続いて家族の者が次々に飲み干す。最後に飲み残した物をジョノクチ(屋敷の入り口)に撒くものである。
類似事例 |
|
マヨケ,チマキ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 五月の節句に団子をエセの皮で包んだちまきを作る。これを煎じて飲むと風邪が治るといわれる。このちまきを門口につるして魔よけにする風習がある。またこれを子供が生まれた時に粉にして飲むと乳の出が良くなるといわれている。
類似事例 |
|
ヨウカイ 1931年 沖縄県 戸外で妖怪に出会った場合、豚小屋の豚を三度蹴って鳴かせると魔除けになるのだという。
類似事例 |
|
カンノムシ 2001年 青森県 子供のカンのムシが起きたときは、ベットウが小さい茶碗の中にまじないの字を書き、それにお湯を入れて飲ませると字は消え、ムシは治る。
類似事例 |
|