カンノムシ,イタコ,カミサマ,ベットウ,マワタノヨウナシロイモノ 2001年 青森県 子供のカンのムシが起きたときは、イタコ、カミサマ、ベットウなどの所へ連れていった。ムシを取るまじないをしてもらうと、指の先などから真綿のような白いものが出る。
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カンノムシ 2001年 青森県 子供のカンのムシが起きたときは、トリ木の皮と小豆を一緒に煮て冷ました中に手を入れるとムシが出る。
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カンノムシ 2001年 青森県 子供のカンのムシが起きたといは、タマクラミミズ(大きいミミズ)を煎じて飲ませたりした。
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カンノムシ 2001年 青森県 子供のカンのムシが起きたときは、トウノキ虫の幼虫を乾かして焼いて粉にしたものを飲ませる。
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カンノムシ 2001年 青森県 子供のカンのムシが起きたときは、焼いて串に刺したマゴタロウ虫を食べさせたりした。
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カンノムシ 2001年 青森県 子供のカンのムシが起きたときは、トウノキ虫を焼いて干して粉にしたものを食べさせたり、富山の虫薬を飲ませたりした。
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(ゾクシン),ウマレカワリ 1933年 長野県 死んだ人の手の平に字を書いてやると生まれ変わって来た子供はその字を掴んでいる。死んだ人の墓の土で洗わないと落ちない。
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ウマレカワリ 1980年 和歌山県 死者の掌に字を書いておくと、生まれ変わりの子の掌に字が現れる。
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(ウマレカワリ) 1982年 群馬県 7歳までの幼児を埋葬するときに、体に字を書くと同じ字や印のついた子が関係のない家で生まれる事がある。生まれ変わり。
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カミサマ,ベットウ 2001年 青森県 難産のときは、生米をかませたり、卵を飲ませたり、神様を頼んだり、ベットウ(別当)から護符をもらってきて飲ませたりした。
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ウマレカワリ 1944年 愛知県 足の裏に字を書いておくと生まれ変わりかどうかわかる。少々鈍い百姓が死に、足裏に字を書いて葬った。すると10里ほど離れた桑名に、やはり鈍い子が生まれた。足裏の字を消すには、もとの人の家の土をもらってきてそれで撫でると消える、と言われている。
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エンコウ 1936年 島根県 石に書かれた朱の字を毎夜猿猴が消しにくる。この字が消えたら村民が猿猴に取られる。
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(ゾクシン),オニ 1935年 兵庫県 ゼニガサができたときは、患部に「鬼」の字を墨で書いてから黒く塗りつぶすと治るという。
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マダラヘビ,アカマタ,マッタブ 1973年 沖縄県 昔ガジュマルの老木の下で女がニコニコしながら行ったり来たりしているのをある人が見つけ連れ帰った。女は蛇が書いた字の力で惑わされており、字を消すと治った。今でも女がそこに小便をかけると惑わされるという。
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ユウテンジョウニンノレイ 1975年 東京都 大伝馬町で、煙管屋の字が読み書きできない娘に祐天上人の霊が乗り移り六字名号を書いた。
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ダレ 1976年 和歌山県 山で突然、腹が減って動けなくなったような状態を、ダレがついたという。手のひらに米の字を書けば治るという。
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ウマレカワリ 1944年 山梨県 ある寺の比丘尼が死に、背に「お寺の飯炊き」と書いて葬ってやった。しばらくして別の寺の番人に子が生まれたが、背に同じ字が書いてあった。生まれ変わりに違いないというので比丘尼の墓の土をもらってきて背中を洗ったが、その字はどうしても落ちなかったという。
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タリ 1960年 三重県 タリに憑かれて動けない時は、米という字を手に書くと歩けるようになる。
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ウシ,ウマレカワリ 1957年 愛知県 ある寺の和尚が牛に生まれ変わった。牛の足の裏に字が書いてあって、わかった。
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ヤクシ,ブツゾウ 1936年 京都府 180~190余年前、大洪水で仏像が流れ着いたので、薬師としてお祀りした。それ以来、ある字で病があると別の字では病がない。
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タヌキ 1984年 埼玉県 むかし、長慶寺の住職だった牧厳和尚は、お経を読むのも字を書くのもたいへん下手だったが、ある時、狸に化かされて狸の葬式に出かけて以来、お経もうまくなり、狸の毛で作った筆でたいへん上手な字を書くようになった。
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