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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アカテコ
1924年 青森県
小学校前の古木から赤い小児の手のようなものがさがるという話がある。

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ガラッパ
1959年 鹿児島県
祖父が8歳の時、彼岸花を川の付近に取りに行った。そこは竹が長く生い茂り、昼間でも暗い所であった。ふと川面を見ると、一定間隔で子供のような手がヒョイヒョイと出ていた。それをみた祖父は一目散に逃げ帰ったという。
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コボク
1937年 福井県
藤の蔦がまとわりついている古木がある。水をかけると、赤い血となって出るといわれている。
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オジゾウサマ,カマオジサン,コドモガリ
1999年 栃木県
小学校の近くに小さな神社があり、その前に一体のお地蔵様があった。お地蔵様がしている前掛けは普段は白かったが、赤色の前掛けになった時、鎌おじさんという人が出てきて、子供狩りをするという噂が流れた。
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ヒノタマ
1938年
母が幼少の頃の話である。近所のお婆さんが帰り道、火の玉にあった。手で叩き落したら消えたが、手は非常に生臭かったと言う。
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オオヒトノテノアト
1927年 山口県
大人の捨石があり、その石には大人の手の跡がついてるという。
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ケンムン
1979年 鹿児島県
幼い頃に、おかあさんの先を歩く頭の赤いものがいた。山のもので、頭を赤くしていたという。昼間にもいたが、こわくはなかった。
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クラボッコ,オクラボウズ
1956年
村の旧家の土蔵などにいる。糸車の音がしたり、赤い塗桶を提げていたりするという。
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ヒトダマ
1983年 東京都
子供の頃の話。初冬の夕方で薄暗かった時、近くのバス停で近くのちまき屋の柿の木に、赤い月の色をした人魂がすーっと飛んで行くのを見たと言う。
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トイレ
1986年 東京都
小学校の1階の女子トイレに入ると中から手が出てくるという。そのため怖くてトイレに入れず、もらした子がいた。
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(カミカクシ)
1956年 東京都
ある家の子供が行方不明になった。三四郎ヶ洞の前の大樹の枝にその子の骨と皮がひっかかっていた。
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ブナガヤ
1985年 沖縄県
7・8歳の頃、女3人で川に水遊びに行ったら、土手に生えている阿旦の木の枝に真っ赤な子供が腰をかけて足をぶらぶらさせていた。ブナガヤだった。3人はしばらく見ていたが、怖くなって一目散に家に逃げ帰った。
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ユウダチ
1965年 兵庫県
ユウダチが落ちた木には、ユウダチが爪で引掻いた跡が残っているという。
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ツルベオトシ,ツルベオロシ,オニ
1938年 愛知県
大木の梢などからいきなり落ちてくる。大きな杉に鬼が住んでいて、下を通る人を金の釣瓶ですくいあげたという話もある。
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カブキリ
1980年 秋田県
話者が5歳のときに、二階の梯子から落ちて怪我をした。それを見舞いに来たお婆さんが、縁の下に赤い顔をしたカブキリの子どもが頬杖をしているのを見た。そのカブキリを見たのはそのお婆さんのほかにはいないという。
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ガラッパ
1992年 宮崎県
小学校3年生のとき、一ツ瀬川の大きな岩で魚獲りをしていて、水中眼鏡をかけて川に顔を突っ込んだら、川の中に体長40cmほどの赤子がいて、目を見開いて話者を見ていた。恐ろしくなって急いで逃げた。伝えのとおり頭のてっぺんが窪んでいるか確かめる余裕は無かった。
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テング,カミカクシ,アカイカオシタハナノタカイショ
1982年 新潟県
ある夕方に、9つくらいの村の子どもがお宮の木の下に下駄を脱いだままどこかへいってしまった。村の衆は神かくしだといって、マスの底を棒でたたいてその子の名をよんで探しまわった。2、3日して昼ころに泣きながら帰ってきた。どこへいったと聞くと、赤い顔した鼻の高いしょ(人)に連れられて山道を行くうちに分からなくなり、目をさますと、山奥の、朴の葉っぱをしいたとこで、それから、やっと帰ってきたといった。
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テング
1973年 富山県
ここに一本の天狗松があり、子供が悪戯をすると天狗さんに攫われると言われた。
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オトコノコ
1984年 秋田県
小学3年のとき、奇妙な男の子に会った。赤い上着に黒いズボンで背が低く赤い顔をしており、杉並木の茂みから笑いながら手を振っていた。恐ろしい思い出で、50年以上経った今も、その杉並木を通らねばならない時は心の中で南無阿弥陀仏を唱えることにしている。
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ツチノコ
1985年 和歌山県
槌の子を見た人がいる。黄色いような色をしていて、太くて短く、山の上から転がって来たという。
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イバラギドウシ
1931年 大阪府
ある髪結商の夫婦は榎の木の下に捨てられている赤ん坊を拾った。眼光鋭く牙が2本もある人間離れした異形の赤ん坊であったが、夫婦は慈しみ育てた。ところがちょっとしたことからおかしな噂が広まり、童子は家を出た。これが後の茨木童子だという。
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