ガワッパ 1985年 熊本県 河童の通り道に家を建ててはならない。
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イエヲトリカコムミチ,(ゾクシン) 2000年 香川県 家の周りを道が取り囲むのはよくない。
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(ゾクシン) 1986年 愛媛県 家を建てるときの俗信。悪魔が下りて来るから、山のうねには家を建てるな。家を建てるときや土地を広げる時には方除けをする、これは神様がいたらこらえてくださいということである、など。
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マ(ゾクシン) 1955年 高知県 山小屋は山の尾筋に建ててはいけない。マが通る所だからである。
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カミノミチ 1996年 鹿児島県 神の道は道と道を結ぶ40センチくらいの小道で、普段の通行や畑には用いない。またこれは、山や海につながっているわけでもない。
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(ゾクシン) 1958年 香川県 家を建てるのに「尾ざき、谷口、宮の前」に建ててはいけない。ここに建てると不幸が続く。
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ヤマイヌ,ヤマノマモノ 1983年 愛媛県 家を建てるときは尾先きを忌地として嫌う。ここは山の神の使いである山犬や山の魔物が尾根づたいに歩いて来る場所で、この地に家を建てると必ず祟りがある。
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ヤマノカミノタ 1969年 福島県 肥料や馬を入れてはならないといわれている田がある。その田は山ノ神の田といっている。
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アクマ 1968年 佐賀県 11月の秋祭には、集落の境の道に注連縄を張り、神札を立てる。悪魔が入らないようにするため。
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スキ 1982年 岡山県 新見では神様の通る道筋をすきと言う。昼間でも気持ちが悪くて背筋が寒くなる。神様は夜中にすきを通り、その時道筋にあたる家は必ず家が鳴る。
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テング,ヨウキ,カイイ 1974年 丹波の山中に天狗の道という所があり、そこに家を建てると祟を受けるという。伊藤仁斎のある門人がそこに家を建てたところ、毎夜鳴動が続き住めなかった。他所から来た人にその事を告げず家に住ませたところ何もおこらなかった。
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キタニナガレルカワ,(ゾクシン) 2000年 香川県 北に流れる川の側へ家を建てるのはよくない。
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ドウソシン 1961年 千葉県 道祖神はしわい(けちな)神様だ。だから道祖神の境内にある木は、枝1本たりとも折ってはいけない。
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ドウソジン(ゾクシン) 1964年 群馬県 道祖神の見えるところでは子どもは育たないといわれている。
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キモン,マワリコンジン,(ゾクシン) 1933年 兵庫県 飾磨郡では、鬼門・裏鬼門や廻り金神の方角に建築してはいけない、家に病が絶えない、という。
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トオリノカミ 1963年 茨城県 十字路や曲がり角には通りの神がいるから小便をしてはいけない。さからって小便した人が寝込んだ。ワカに見てもらうと、通りの神が「そのとき殺すべきだったが、まあ生かさず殺さずにしている」と言った。
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ヤマタロウ 1952年 熊本県 山小屋を建てる時は、木の枝を四方に立て、土地を借りることを山の神に断らなくてはならない。そうしないと、夜中に山太郎が出て来て小屋を揺さぶったり、石を投げたり、壁を壊したり、周囲で大声を出して騒いだり、色々な邪魔をする。祖父が山師と山に入って泊まった時、山師が断るのを忘れたため、山太郎がいたずらしたが、詫びると収まったという。
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ゴマ,カミサマ 1987年 長野県 神様がごまの木で目を突いたので,のぼり立てから上ではごまは作ってはいけない。
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ウジガミサマ 1964年 福島県 新しく買った土地に神様があるときは、ひきつづきそれをまつる。買った土地の氏神様を起こしてやらないとたたりがあるといわれている。
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カワノヒト,カッパ,ガッパ,ヒョウスンボ 1981年 宮崎県 春山から降り、秋に山へ帰る。秋に山へ帰る際、山の尾根をつたって上がるとされその道筋に家を建てると七代先まで祟られるという。
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