スズノオト 1999年 栃木県 昔、鈴を大切に持っている少女が公園の近くにいた。ある日、少女が公園のトイレに入った時に、少女はトイレに鈴を落としてしまった。そのショックで少女は自殺した。そのトイレに1人で行くと、鈴の音が聞こえてくるという。
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ハナ,ユキヨシジンジャ 1932年 愛知県 ある少女が、神社の境内に落ちている美しい花を拾った。驚いた祖父がすぐに元に戻したが、その少女の母親が亡くなった。
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キツネツキ 1991年 愛媛県 昔、狐が憑いた人がいた。法院で祈祷してもらったが、治らなかった。
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キツネモチ 1922年 島根県 隠岐にも狐つきがある。狐憑きの家の子で、大変良く出来る子がいたが、あれは狐が体の中にいて教えているから不思議はないと言っていた。狐憑きの家の者には余り近付かない。狐憑きの家には沢山の狐がいて、その狐が働いて金が出来たり、色々と工面が良くなって財産家になるという。また時々小豆御飯を炊いて狐に与えるという。島前には狐の神様があり、狐がそれに沢山封じ込んであるという。
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キツネツキ 1922年 狐憑きという者も昔は沢山あった。少しでも精神に異状が起きると、狐が憑いたといって庵主というものを頼んで祈祷してもらった。すると狐憑きの体から狐が飛び出して逃げるという。
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エノキ,ケヤキ 1936年 福島県 美しい少女の歌声に寄せられて、毎夜男が通ってくる。村人が大榎を伐ったところ、切り口から血が流れた。運ぼうとしても微動だにしなかったが、少女が歌うと自ら動き出して目的地に着いた。この日から若者の姿が見えなくなった。
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キツネツキ 1973年 岩手県 狐憑きにかかると祈祷師を呼んで治した。
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クリ 1936年 福島県 病気の少女が栗を食べたいと言うので、母が必死に探し、見つけた栗に少女は歯を当てたまま死んだ。それを亡骸とともに葬ったら、発芽した木の栗の実に歯形がついていた。
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オオダコ,ショウジャガマ 1982年 愛知県 昔、須佐の海に大蛸が住んでいた。ある少女が毎日その足を切って売り、暮らしをたてていた。8本目の足を切りに行った時、遂に大蛸の為海中へまきこまれて死んでしまった。しょうじゃは少女が訛って、がまは水中の大きな穴と言われている。
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キツネツキ 1971年 福島県 狐憑きになった人が夜に歩いていた。
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クダギツネ 1913年 長野県 狐憑きから狐を落とすことが出来るのは御嶽講の行者のみで、呪文を唱えて九字を切るなどした後、狐憑きを責めて落とすという。狐が体から出そうになると、その狐憑きを狐の出て来た家の前まで連れて行く。無事に連れられて行って帰ってくると落ちるが、途中で転ぶと狐は落ちるが命も絶えるといわれている。
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コウリュウ,シチメンサマ,キッショウテンニョ 2003年 長野県 箕瀬町長源寺の七面様の由来は、建治3年(1276)12月の或る夜、日蓮聖人が身延山で説法を行った。その一座に歳18,9の少女がいた。聖人が尋ねると、少女は仏勅を受け仏法を守護する吉祥天女だという。少女は聖人に水を乞いこれを与えると、二丈ばかりの蛟龍となって西に飛び去った。これが現在の七面大明神である。
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イヅナツカヒ,ミコ,キツネ 1937年 新潟県 巫女の所に占いをしてもらいに行ったが、狐をつけられて帰ってきた。度々このような事が起きるので、村の若者が巫女を問いただすと、反省したようで、狐を呼び出して村を出ていった。その時狐を包んだはずの風呂敷に、狐の形は無かった。
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キツネ 1955年 静岡県 狐憑きの人には狐の言う事がわかる。
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キツネ 1990年 大阪府 神社で小便をした男が狐に祟られて死んだ。
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キツネ 1955年 静岡県 狐が憑くのは、人知れず狐が水桶に小便したのを飲んだためだという。
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イズナ,キツネ 1961年 茨城県 イズナという狐は祈祷者が使う。昔はこの狐を飼っている家もあった。
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(キツネ) 1971年 茨城県 狐に憑かれた人は考え込んで、山に入っていくという。下赤坂集落にいた人に祈祷してもらうと治った。[※本文中には狐と明示していないが、一連の狐に化かされた話の続きであるので、狐の記述と判断した。]
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コボウズノオバケ,タヌキ 1989年 岐阜県 79歳の姉が少女の頃、青い小坊主のお化けに出会ったことがあった。狐は人を化かすが狸は自分で化けるというので青坊主の正体は狸であったのだろうということになっている。
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ミョウレイノフジン 1956年 東京都 流れ八幡の前で女が、非常に大きな乳を出して座っている。不思議に思って通ると笑い声とともに消えてしまう。石臼に引かれて死んだ少女が成仏できないためであるという。
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ネコ,キツネ 1955年 静岡県 猫は狐のおばさんだという。猫がはしゃぐ時は狐が来ている。病人に憑いた狐と飼い猫は仲良しで、障子越しに遊ぶ。これは狐憑きには見える。
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