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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カナシバリ,シンダソボ
1999年 栃木県
以前、金縛りにあった。死んだ祖母が出てきて、「こっちに来い」と言われた。

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カナシバリ,オバアチャン
1999年 栃木県
私の友人はよく金縛りにあう。頭ははっきりしているので目を開けると、おばあちゃんが立っているそうである。
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テングサマ
1996年 石川県
天狗様に山の中を歩き回らされたうえに金縛りをかけられ、神社の門に磔の様にくっつけられた人がいた。
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(リンシタイケン)
1964年 福島県
話者の祖父が三十三歳の時に死にかけた時の話。おとぎの国のような赤や青の光のするきれいなところを歩いていた。途中何度も名前を呼ばれたので、あちこち隠れながら三途の川を渡った。川幅は広いが浅かった。その向うの死出の山も丘みたいなものだった。向うは一面の平野で花畑、その向こうにすばらしい鉄の門と御殿があって、赤鬼と青鬼が立っていた。通してくれと頼んだら、「お前はここに来るのは早すぎる、帰れ帰れ」と怒られ、金棒を振り下ろされた、と思ったら息を吹き返した。
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バケモノ,バンドリ
1977年 青森県
沼の沢の奥の石穴という穴には化け物がいて、女の子の姿になって炭焼き小屋や山小屋に来る。小屋に入ると寝ていた人は金縛りにあう。ある老人が1人だけ金縛りに会わず、「何処から来た。悪いことをするな。送ってやろう」というと、バンドリになって外へ出て飛んでいってしまった。
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マワリコンジン
1973年 香川県
昔、突然老人が倒れた。神に聞いてみたところ、まわり金神にはねられたということだった。
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カナシバリ
1996年 石川県 
谷の寂しいところで、夜、金縛りにあった。
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タマシイ
1935年
話者が大祖母から聞いた話。夢に魂が出て、物に追いかけられてかえったという。
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カナヤゴサン
1947年 島根県
金屋子さんは死人が好きなので、鉄がわかないときには死人を背負って歩くとよいといわれている。
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(シシャノレイ)
1981年 栃木県
口寄せのばあさんが来ることがあり、わけのわからないことを拝んで、死んだ人の霊を呼び出していたという。
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ユウレイ
1971年 福島県
いい嫁さまが死んだが、衣装がほしくて家に来て催促する。毎晩来るが、どうしても渡さないわけにはいかず、後をつけていったら、墓場へ持っていっていた。
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キツネ
1971年 岐阜県
狐に「こっちに来い」と呼ばれて着いていった人が、話者の家の裏手で死んでいたことがあった。
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カナシバリ,ヒトノテ
1994年 京都府
若い頃炭窯に泊り込んで炭焼きをしていた。その晩は何かの気配で目覚めたら、周囲にぶら下げてある筵の間から人の手が出ていた。その瞬間金縛りにあって身動きができなかった。
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ミコ
1973年 三重県
巫女が回ってきたことがあり、死者を呼び出してくれたという。
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ネコ
1969年 秋田県
人が死ぬと魂が抜けるので、呼び返すときには死体の近くに金物を置いて呼び返す。金物を置くと猫が近寄らないので、猫の魂が入らないようにするため。
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(ユウレイ)
1943年 高知県
近所の爺さんが若い頃棄てた女が訪ねてきて、どうにもならず首を吊って死んだ。それ以来その女の霊が妙齢の娘に憑く。
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(リンシタイケン)
1965年 宮崎県
死人を寝かせている所で「○○帰れやー」と怒鳴ると、生き返ることがある。三途の川まで行くと、向こう岸からしきりに呼ぶ。渡ろうと思ったが、どうしても渡れずにいたら、まわりでがやがや騒ぐ声がして、息を吹き返した、という。
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ユウレイ
1995年 福島県
夜中に寝ているそばで足音がし、うめき声が聞こえ、金縛りの状態になった。その後亡霊が天井へ昇って行った。腕時計は止まっていた。以後ノイローゼ気味になったが、供養してもらうと鎮まった。
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ショウネンダマ,カワリダマ
1952年 兵庫県
35,6年前、出先で亡くなった叔母を戸板に乗せて神田町神納の自宅まで運んでいる途中、日が暮れてから青白い細い尾を引いたものが自宅までついてきた。
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カムロスイジン,オカヨ
1984年 長野県
乞食の娘が金持ち夫婦に養育された。ある時友達から乞食であったことを知らされ行方をくらます。葬式をした夜に娘が夫婦の枕もとに立ち、淵の主になったので死体を捜さない事、赤い帯と下駄がほしい事を伝えた。以後淵に雨乞いすると雨が降る。
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(シニンノシャッキントリ)
1982年 群馬県
沼田のある家で16歳の娘が亡くなった。葬儀の相談をしていたところ、死んだ娘が動いて戸を開けようとしていて、取っ組み合いになり、皆逃げた。おじさんが引返して話を聞くと、「この家に金を貸して死んだ六部がいて、その金を取って来るまでわたしを行かせないというので、取立てにきた」と言った。家のものに確かめるとそういうことがあったというので、娘の手に金を握らせると、ばったり倒れて動かなくなった。
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