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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カナシバリ,オバアチャン
1999年 栃木県
私の友人はよく金縛りにあう。頭ははっきりしているので目を開けると、おばあちゃんが立っているそうである。

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カナシバリ,シンダソボ
1999年 栃木県
以前、金縛りにあった。死んだ祖母が出てきて、「こっちに来い」と言われた。
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カナシバリ,ヒトノテ
1994年 京都府
若い頃炭窯に泊り込んで炭焼きをしていた。その晩は何かの気配で目覚めたら、周囲にぶら下げてある筵の間から人の手が出ていた。その瞬間金縛りにあって身動きができなかった。
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カナシバリ
1995年 福島県
夜中に目を覚ますと体が金縛りのような状態になった。誰か目の前に立っているような気がした。朝目を覚ますと、朝から足の先まで肌の色が黄色になっていた。
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ネズミ
1934年
鼠に抑えられることがある。くたびれたり、目が開いていても声が出なかったり、大汗をかいていることもある。そうすると鼠が走り去っていく。その後は金縛りから解かれる。この怪はどういうことであろうか。
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カナシバリ
1996年 石川県 
谷の寂しいところで、夜、金縛りにあった。
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バケモノ,バンドリ
1977年 青森県
沼の沢の奥の石穴という穴には化け物がいて、女の子の姿になって炭焼き小屋や山小屋に来る。小屋に入ると寝ていた人は金縛りにあう。ある老人が1人だけ金縛りに会わず、「何処から来た。悪いことをするな。送ってやろう」というと、バンドリになって外へ出て飛んでいってしまった。
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ナマクビ
1990年 神奈川県
藤沢市のある中学校では、部活動中に、部室のある棟の階段に腰掛けていたところ、急に金縛りに遭い、誰かに髪を引っ張られたという。やっとの思いで後ろを振り返ると、そこに血を流した生首が浮かんでいたという。この事例は、話者の友人の実体験であり、現場に話者も居合わせたという。
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ネズン
1977年 富山県
ネズミは寝ている人に金縛りをかける。まじないをしているようでもある。
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テングサマ
1996年 石川県
天狗様に山の中を歩き回らされたうえに金縛りをかけられ、神社の門に磔の様にくっつけられた人がいた。
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クチサケオンナ
1986年 鹿児島県
口裂け女は目が釣りあがり、髪の毛は長くぼさぼさである。また爪が長く、化粧の粉を振りまいたような白い顔をしている。
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キツネツキ
1987年 岡山県
人ぎつねは、いたち位の大きさで鼻が黒い。猟師のお爺さんがいたちの代わりに人ぎつねを取って売りにいって帰ってくると、お婆さんがこたつへもぐりこんで首だけ出し、お爺さんが売った値段をあてる。人ぎつねはよくつくようなことをいったので、これはきつねがついたと思い、犬がいるぞ、というと、犬は怖くないと言うので、鉄砲で打つぞというと鉄砲は怖いという。それから奥に入って布団に入って寝ると、ひょっと目を覚まして、なんでもないような顔をしてお婆さんは起きてきた。そして、今さっきのことを話しても知らないといったという。
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オオイワ,サムライ
1985年 和歌山県
昔、美男の侍が娘のところに毎夜通ってきた。素性がわからないので、男の帰るときに着物の裾に糸をつけた針をさしておいた。翌朝糸をたどっていくと、岩穴の中に糸の端が入っていた。岩の側によると声がして「頭に金を刺されて、もう助からない。子供を作っておいたけど」と言われた。
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ザシキワラシ
1958年 岩手県
床の間の前に寝ると座敷童子が出てきて夜はまったく眠れない。体が動かせず、叫べない。座敷童子は3歳くらいの童形で、財産のある家にいる。
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ゴンゲンサマ,タタリ
1950年 秋田県
秋田の油屋の娘は桝を誤魔化して大金を稼いだ。ところがある夜、この娘が権現様に髪を掴まれていると助けを求めた。誰も助けなかったが、正直爺さんが様子を見に行くと、お宮の境内で娘は逆さ吊りで殺されていた。
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キツネ
1974年 栃木県
金穴というところで、いい娘が出てくることがあるが、この娘は幾ら追いかけても追いつけず、最後にはポッと消えてしまう。狐が化けている。
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ロウジョノネスガタ
1998年 新潟県
赤倉温泉の池の平に女3人で泊まった。夜中に起きて、90歳の友人を見ると、背丈が2メートルくらいになり、美しいピンクの娘さんの姿で寝ていた。違う世界の人を見たのだろうかということである。
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テング
1987年 富山県
春先に友人の母が急にいなくなった。天狗にさらわれる筋の者だったので、おそらく連れて行かれたのだろう。
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アナモリイナリ
1982年 東京都
どこからともなく「助けてくれ、助けてくれ」という声がする。そばへ行ってみると穴ができて落ちてしまった。目がなれてあたりを見ると、切り石が六尺四方につんであって、人骨と金のお椀があった。泥棒が金のお椀を盗んで目が見えなくなったので穴に返したのであった。
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クチサケオンナ
1990年
口裂け女。耳まで口が裂けていて、口が隠れるくらいの大きなマスクをしている。必ずコートを着用している。無言で後をつけてくる。家の前に来るとさっと消える。つけられた人は振り返ったり口をきいたりしてはいけない。
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ウシノコクマイリ
1985年 愛媛県
筆者の祖父が、変な音がするので社務所から覗くと頭にろうそくを灯した枠をいただいた白衣の女が槙の大木に釘を打っていた。明治中期の話である。
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