カメラ,ヤマノスガタ 1993年 秋田県 山へ行ってカメラで写真を撮ってはいけない。山が姿を撮られるのを嫌うのか、家に戻らなかった人がいた。
類似事例 |
|
ヤマヒト 1993年 秋田県 駒ケ岳に2人で登ってひとりが死に、ひとりが行方不明になる。カメラを持っていたために、山人の怒りを買ったと言われる。
類似事例 |
|
ヤマヒト 1993年 秋田県 カメラを持って山に入った2人の男がいた。悪天候で行方不明になり、ひとりは遺体で発見されたが、もうひとりは見つからず、ゲートル1本とカメラの三脚のうち1本が発見されただけであった。山人になってしまったのだと言われた。
類似事例 |
|
ヤマヒト,オンナノヒト,カメラ 1993年 秋田県 女が山に入ってカメラで写真を撮ったりしていると、山人に何十間も投げられてバラバラになった。女が山に入ると神様が怒るそうである。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1970年 福島県 山に関する俗信。山の神様が宴会をやっていると思って下りてきてしまい獲物がとれなくなるので、山に入ったら歌を歌ってはいけない。
類似事例 |
|
ヤマオンジ 1986年 秋田県 昔、山中に丈の高い人が現れ、この事を人に言うなと脅かした。村人から恐れられていた。
類似事例 |
|
(ヤマノコエ) 1972年 長崎県 山の神の日に、竹を多く取ろうと考えた人が山から戻らなかった。探しに行くと、山が「返さない」と言ったという。
類似事例 |
|
テングヤマ 1980年 新潟県 天狗山に足を踏み入れたり、山のものを取ったりすると霧がかかって山から出られなくなると言われている。この禁を犯して、火事を出したり、1家が絶えたりしたという話もある。
類似事例 |
|
ヤブサヤマ 1965年 鹿児島県 この山の竹などを取ると海がしける。また良くない人が山に入ると倒れると言われている。
類似事例 |
|
イラスノヤマ,オオキナヒト,キンノチャガマ 1958年 香川県 イラズノ山に入ってはいけない。入ると大きな人が見えたり、金の茶釜を見たりする。そんなことがあると必ず命をとられる。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1972年 長崎県 正月16日に山に入った人が山の神に殺されて帰ってこなかったので、山に入ってはいけないという。
類似事例 |
|
テングサン 1956年 静岡県 山で大きな声を出すと、てんぐが来るので、してはいけないと言われる。
類似事例 |
|
(ゾクシン),シャシン 1933年 長野県 諏訪湖畔地方では、3人で写真を撮ると、そのうちの1人が死ぬという。
類似事例 |
|
(ヤマノカミサマ) 1987年 岐阜県 これまでには、山に入ってはいけない日に山に入って死んだ人が2、3人いた。
類似事例 |
|
カッパ,ヤマウバ 1984年 福島県 深い水の中には「河童」がいてチンチン取られるし、山の中には山姥がいるから、水浴びと山には1人でいってはいけないと言われる。今でも山へは1人で行くのはいやだし、腰には鈴をつけないと歩けない。
類似事例 |
|
マク 1987年 岐阜県 夏に山に入ったときに、目の前に幕のようなものがあってもそれを押し切って進んではいけない。よくないことがあるといわれている。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1973年 富山県 山神祭の日は山の神が山を回っているので山入りしてはいけない。とか、刃物を持ってはいけないという。
類似事例 |
|
オグラヤマ 1987年 長野県 この山に登ると雨が降るといわれる。日照りが続くと,村人が蓑を着て山に登り,神様から剣先を借りて来て川に沈めて雨乞いをした。剣先を返さないと大洪水になるといわれていたので,必ず返しに行った。
類似事例 |
|
ムシ 1998年 富山県 虫を殺すとその何十倍に大きな虫になって、登山している最中に人間に襲いかかり登山が不可能になると言われ、たしなめられた。
類似事例 |
|
シャシン,シ,(ゾクシン) 1915年 和歌山県 3人で写真を撮るとその中の1人が死ぬという。
類似事例 |
|