ヒノタマ 1986年 東京都 霊園に火の玉が出るというので写真を撮りに行った。火の玉が出たので写そうと思いカメラを向けたら、火の玉が向かって飛んできてカメラの上をこすった。カメラには焦げた跡がついていた。
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ヤマヒト 1993年 秋田県 カメラを持って山に入った2人の男がいた。悪天候で行方不明になり、ひとりは遺体で発見されたが、もうひとりは見つからず、ゲートル1本とカメラの三脚のうち1本が発見されただけであった。山人になってしまったのだと言われた。
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ヤマヒト 1993年 秋田県 駒ケ岳に2人で登ってひとりが死に、ひとりが行方不明になる。カメラを持っていたために、山人の怒りを買ったと言われる。
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カメラ,ヤマノスガタ 1993年 秋田県 山へ行ってカメラで写真を撮ってはいけない。山が姿を撮られるのを嫌うのか、家に戻らなかった人がいた。
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ヤマヒト,オンナノヒト,カメラ 1993年 秋田県 女が山に入ってカメラで写真を撮ったりしていると、山人に何十間も投げられてバラバラになった。女が山に入ると神様が怒るそうである。
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(ヤマノカミサマ) 1987年 岐阜県 これまでには、山に入ってはいけない日に山に入って死んだ人が2、3人いた。
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ヤマノカミ 1973年 富山県 山神祭の日は山の神が山を回っているので山入りしてはいけない。とか、刃物を持ってはいけないという。
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キツネ 1975年 鳥取県 行方不明になった人を探しに行くと、山の中を狐に引っ張りまわされたあげく、行方不明になった場所とは反対の方角で発見されたが、半年ほど経って死んだ。
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(ゾクシン) 1972年 長崎県 正月16日に山に入った人が山の神に殺されて帰ってこなかったので、山に入ってはいけないという。
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ヤマノカミ 1976年 宮城県 春と秋に、山に入ってはいけない日があり、この日に山には入るとけがをする。
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カミサマ 1985年 福島県 12月8日には山から神様がやって来るという。だからこの日は山に入ってはいけない。もし山に入ると雷にあうという。
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イトダヤマノカミノタタリ 1979年 長野県 昔、此田で子守と赤子が山へ行って行方不明になった。それ以降、この山に関係するものに祟りが及び、山の持ち主は必ず死ぬかけがをしたり、山の木を伐った人は災難にあうという。これを糸田山の神といい、山の持ち主はこれを家に呼んで祀るようにする。この山はバチ山ともいわれている。
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シチニンヅカ 1966年 静岡県 七人塚は、狩人が7人、山で行方不明になったものを祀っている。犬の声や鉄砲の音が聞こえるという。だから7人で猟に出てはいけない。
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ヤクシン 2003年 宮城県 2月8日には厄神が山から降りてくるので,山に入ってはいけない。
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オヤゴロシヤマ 1967年 栃木県 親殺し山を買って木を伐採すると、病気や気の違う人が出るといわれ、その山の木は安い。一時、ある一族の本家が持っていたことがあるが、炭焼き場が崩れて下敷きになり、親が死んだという。誰も持ちたがらないので、今は寺の持ち山になっている。商売のうまく行かぬ人が、建て直しのために買うことが多い。
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テング 1981年 和歌山県 行方不明の人は三里ヶ峰の天狗に捕られたと言われる。木之川の観音堂の近くで炭焼きをしていて天狗に捕られたらしく、行方不明になった人がいる。
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イトダヤマノカミノタタリ 1979年 長野県 昔、此田で子守と赤子が山へ行って行方不明になった。それ以降、現在も時々、赤子の泣く声が聞こえるという。これを糸田山の神といい、山の持ち主はこれを家に呼んで祀るようにする。この山はバチ山ともいわれている。
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ヤマノカミサン 1977年 山梨県 毎月17日は、ヤマノカミサンが怒るといって、生木を切ったり山へ入ったりしてはいけないといわれる。1月21日はオカンムリオトシといって、この日は山へ入って木を切ってはいけないが、お酒を持っていって供える。
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ヤマノカミ,ヤマイヌ,テング 1928年 愛知県 山には山の神(山犬)や天狗が住んでおり、深い山や高い山は崇められている。
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カワウソ 1991年 石川県 暗い森に迷い込んだ人に提灯の明かりが見える。そちらに行くとさらに迷って川や沼にはまって行方不明になる。カワウソのしわざ。カワウソにやられて行方不明になった人の供養の豆堂がある。
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テング 1970年 滋賀県 次助集落のある人が、山講の日に中の谷に行ったら天狗につままれて飛ばされ、行方不明になった。探したが見つからず、そのうち帰ってきたが、頭が変になっていた。
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