マケヤマ,イラズノヤマ 1976年 徳島県 マケ山、イラズノ山へは入ってはいけない。マケ山で焼畑をすると一家が死に絶えると言う。東祖谷のキリダニの奥のイラズノヤマは入ってはならぬことになっているが、ある人が入ってみると人間の骨が沢山あったそうだ。
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イラズ 1975年 高知県 入ってはいけないイラズという山がある。頂上にはイラズ様が祀ってあり、何年かに一度、太夫が行って祭りをする。
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ヤマヒト 1996年 秋田県 見たことはないが、山人は怖いものである。奥山に入るといりから行ってはいけない。
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ヤブサヤマ 1965年 鹿児島県 この山の竹などを取ると海がしける。また良くない人が山に入ると倒れると言われている。
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クビツリヤマ 1999年 栃木県 人が首を吊ったという首吊り山という林がある。そこに入ると出られなくなるという話もある。
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ヤマノカミサン 1978年 広島県 正月二十日は山の神さんが木を数える日なので、山へ行くと木に間違われてその年のうちに死ぬ。だから山へ入ってはいけない。
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(ゾクシン) 1972年 長崎県 正月16日に山に入った人が山の神に殺されて帰ってこなかったので、山に入ってはいけないという。
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イラズノヤマ 1922年 徳島県 イラズノ山で一夜の宿を借りようとすると、6尺ほどの老翁がいた。次の日、再びここに来るなと言われて帰った。後にここに来たが、家も何も無かった。イラズノ山は津司丘にもあるという。
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カメラ,ヤマ 1993年 秋田県 カメラを持って山に入った人が行方不明になったので、高い山にはカメラを持って行ってはいけないという言い伝えがあった。
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オテングサマ 1973年 山梨県 金峰山は女は登ってはいけない。男の子が髪の毛を長くして登ったときにも山の神に吹きおろされ、山はごろごろ音がした。雨が降るかお天狗様がイワを落ちる音である。
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アクタ,キツネ 1998年 奈良県 悪田にいるキツネは人を化かすし、悪田には拝んでから入らないと事故があるといわれていた。
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(ヤマノカミサマ) 1987年 岐阜県 これまでには、山に入ってはいけない日に山に入って死んだ人が2、3人いた。
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ダイジャ 1981年 和歌山県 山に行って獅子頭くらい大きな頭の蛇を見て病気になり、死んだ人がいる。
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ダイジャ 1939年 大阪府 ある場所の木の空洞に棲んでいる大蛇を見た者は、必ず死んでしまうという言い伝えがある。
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テングサン 1956年 静岡県 山で大きな声を出すと、てんぐが来るので、してはいけないと言われる。
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ヘイハク 1935年 高知県 奥の山にヘイケという谷があり、黄金の幣帛が立っていて、これを見ることは死の予告であるという。
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ニュウザンキンキ 1941年 静岡県 酉の日には鷲津山に登ってはいけない。この日に山に入って、無事に帰宅できた者はいないという。
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ヤマノカミ 1976年 宮城県 春と秋に、山に入ってはいけない日があり、この日に山には入るとけがをする。
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タタリヤマ 1949年 東京都 キタミノ(着た蓑)山は本来、ヌカザスと言った。ある人が山仕事中眠りこみ、着ていた蓑に火がついて焼け死んでしまった。それ以来、この山に入ると必ず不幸がある。以前、埼玉銀行の頭取が持っていた時も、子供は死ぬし、人夫頭も5、6人死んだりした。
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テングマツリ 1957年 富山県 天狗さんの祭の日には決して山へ行かぬ。この日山へ行くと天狗に捕まったり食われたりする。
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