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検索対象事例

ビンボウノカミ
1940年 秋田県
いつも貧乏で困っていた大背病の飲み抜け親父は、ある神無月に貧乏神を追い出そうと歌の詠みあいをしたが、結局失敗してしまった。

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コリ
1974年
物を調伏するとき、その名を切って歌に詠み込む。北条氏康の城中で狐が鳴くので歌に詠んだところ多くの狐が死んだ。毎夜狸が馬を驚かせるので歌に詠んだら狸は来なくなった。
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サイギョウホウシ,カニ
1916年 島根県
西行が道傍で糞をたれると、ちょうど下に蟹がおり、甲羅の上に落ちた。その蟹と西行が歌の詠みあいをした。
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カミサマ
1964年 東京都
10月は神無月で神様はみんな出雲に行ってしまう。
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ビンボウガミ
1957年 新潟県
1月7日に若木を山から迎えて、14日に燃やして小豆を煮る。昔貧乏な親爺が夜逃げをしたら、貧乏神が着いてきた。貧乏神が生木を燃して小豆を煮るのが嫌いだと言ったのでその通りにすると、貧乏神は「俺の嫌いな事をする」と言って銭を投げつけてよこした。それからこの行事をするようになった。
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カミサマ
1955年 静岡県
神無月に笛を吹くと、神様が寄ってくるという。
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オカマサマ
1961年 埼玉県
神無月にはおカマ様という神様が旅に立たれる。
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フクノカミ
1986年 福島県
夜更け足音がするので外に出ると坊主がいる。「どこへ行く」と聞くと「貧乏神」と答えるので「貧乏神」と返すと、その家は貧乏になってしまった。その後、また坊主に出会い、今度は家に招き入れ丁重にもてなすと家は裕福になった。その坊主は福の神であった。
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ビンボウガミ
1974年 滋賀県
貧乏神は引越ししてもついてくる。
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ビンボウガミ,(ゾクシン)
1933年 鳥取県
鳥取県気高郡大和村では、貧乏ゆすりをすると、貧乏神がとりつくという。
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ビンボウガミ
1957年 新潟県
1月2日にミヅクサとヌルデを山から迎え、15日に燃やして粥を煮る。昔貧乏な親爺が生木を燃していると、天井にいた貧乏神が燻されたのに怒って「親爺何が嫌いだ」と言う。「俺は金に困っている」と答えると、貧乏神は千両箱を三つ投げつけて帰っていった。それからこの行事をするようになった。
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テング
1977年
赤羽川のあたりに一人の天狗が住んでいたが、弓術は下手で、普通の天狗より鼻が高く、歌を詠んだりするが他の歌を詠む天狗の仲間には入らなかった。文政の頃、神田や新堀、本所の天狗と戦ったことがあるが一度も負けなかった。
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ビンボウガミ,ハイ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
灰を吹くと貧乏神がやってくるという。
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(ゾクシン),ネコ
1933年 栃木県
古猫を追い出すと祟られるという。
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ビンボウガミ
1916年 山口県
茶碗をたたくと、貧乏神が来る。
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ボウレイ
1974年
亡霊に水を供える事は日本に昔からある事である。『日本書紀』の歌にも詠まれている。
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(ゾクシン)
1923年 岐阜県
食事をしているときに膝を動かしていると、貧乏神が来る。
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ヤマノカミ
1993年 三重県
10月の神無月には山の神の祟りを避けるため、山仕事を休む。
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タノカミ,ヤマノカミ
1977年 山形県
2月17日は山の神が田の神になる日。この日は山に入ってはいけない。女の神で歌が好き。歌を歌うと仕事をしなくなってしまうので、山で歌を歌ってはいけない。
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ヘビ,マモノ,ビンボウガミ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
夜に口笛を吹くと蛇や魔物が出たり、貧乏神が来たりする。
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ビンボウガミ,(ゾクシン)
1940年 秋田県
膳椀を叩くと、貧乏神が喜ぶ。
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リウジン,アメヤミノウタ,マガオ
1980年 静岡県
ある年、俳諧の名人であった真顔が、門人と大井川のほとりに宿したとき、外は大雨が連日続いた。そこで皆で天やみの歌を詠み、龍神に供え、もし止むならば誰の歌によるものかを評しようということになった。するとその夜のうちに雨は止んだ。翌朝皆の歌を見てみると、真顔の歌が極めて優れていたので、止雨は彼のお蔭ということになった。
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