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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オロチ,サカオ
1940年 兵庫県
山で異様な匂いがして、ぺし、ぺし、ぺしという音がすると、きうこん色の3~5間ある大蟒が現われる。

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(ゾクシン)
1969年 埼玉県
予兆。バタンという音や異様な音を聞くと死人が出る。
類似事例

アヤシキヒ
1980年
或る人の家には狐か貍のしわざと思われる怪火が、4・5日の間昼夜問わずに現われた。そこで神代の故事を思い出して、それを実行してみたところ怪火が現われなくなったばかりか、普段の生活での火災にも効果があった。
類似事例

ガラッパ
1982年 鹿児島県
三尺もあるような大鯉が捕れたので猟をやめて帰った。獲物を入れておいたテゴが軽くなったので覗いてみると獲物がなくなっていた。匂いをかぐと昔河童に祟られた時と同じ匂いがした。
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ヒカリダマ
1940年 岐阜県
ヒカリダマが昔浪人が殺されて井戸に投げ込まれたとされる場所に出た。月が出ていても現われ、音もする。また、オツツキサンの色そっくりで、中に渦が巻いている。
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クチサケオンナ
1990年 青森県
口裂け女。マスクをしている。ポマードの匂いが嫌い。
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ナガ
1959年 島根県
草の中をチャアチャアチャアチャアと音をたてて通るものがある。見ると、頭の大きさ5、6寸、長さ4間もあるナガがいた。それを見た人は2、3日気分が晴れず寝込んでいたが、その後、5年して死んだという。
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ツキノイロ,ワザワイ
1999年 栃木県
夜空を見上げた時に月の色がオレンジ色の場合は、5度目に声をかけられた人から災いがもたらされるという。
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ヒノタマ
1937年 福島県
明治28年、南の空から径2尺くらいの火の玉が飛んできて、虎捕山の本殿のあたりにぶつかり、大きな音を立てた。火の色は赤く、普通の色とは異なっているように見えた。集まったり離れたり、ぼうっとしてしばらくして消えた。
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ウミオショウ
1976年
風と共に現われ、人の形を成し、口は耳まである。人を見て笑う。強風で波が高い日に現われ、船が転覆する恐れがある。
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キツネ
1983年 千葉県
夜遅くに魚をもって帰っていると、その匂いで狐が来てその人を化かし、その魚を食べてしまう。
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イヨウナオト,テング
1938年 福島県
一昨年魚釣りに山に入ったとき、風も無いのにブーンと異様な音がして巨木が皆なびいた。天狗様がお通りになったのであろうということであった。
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ヒトダマ
1983年 東京都
人魂の色は月の赤味を帯びた色か青白い。大きかったり小さかったりして、尾を曳いていたりいなかったりする。夕方や夜に出ることが多く、出て行く時音がすると言う。落ちた場所には石鹸のようなものがあったと言う。
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シラヌイ,シラヌイ
1973年 長崎県・熊本県・佐賀県・福岡県
筑紫肥の前後の海に毎年7月30日の夜に限って不知火が出現する。その数幾千万とも知れない。おおよそ4~5里の間につらなりその色は赤い。
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ダイジャ
1933年 愛知県
大蛇が棲むという湿地を通った時、異様な臭気と共に、大鯉や太い青竹が度々目撃された。人々の間では、共に大蛇が化けたものであるということになっている。
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シチニンカリュウド,シチニンミサキ,シチニンヅカ
1927年 静岡県
山中にて深夜、鶏の鳴くことがある。その声を耳にした者は、3日の間に死ぬと言われ、山に入るものは恐れている。
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ベンザイソンテン
1966年 愛知県
享保14年酉春15日の夜、弁天女が夢の中に現われ、3日のうちに火事があるが私が火災を除けるので心配するなと言った。18日に隣町で火事があり、隣家まで類焼してきたが、そこで火は消えた。
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ヤマノカミサマ
1968年 佐賀県
12月2日は山の神様が集会して洗濯をする、山の計算をする、といって山に入ってはいけないとされている。山の神様が計算をする時には味噌汁を作るので、この日に味噌の匂いをかいだものは病気になる。
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キツネ
1983年 千葉県
夜遅くに魚をもって帰っていると、その匂いで狐が来てその人を化かし、家へ帰る道がわからないで同じところをぐるぐる廻っていた。
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キツネ
1981年 和歌山県
炭焼きの人が山で、瓦を割るようなカキーンという高い音が向かいの山からしてくるので不思議に思っていってみると、こんどは自分がもといた山からその音がしてきた。狐の仕業。
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テング
1985年 高知県
天狗は様々な音を出す。木を倒す音や、鉄砲を撃つ音、太鼓をたたく音や、虫送りをする音などである。
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オト
1980年 静岡県
雨の日に山へ行ったときに、ガシャンガシャンと音がする。音のするほうに石を投げると音がしなくなるが、また少し離れたところで鳴り出す。それが繰り返される。
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