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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ホウモツ,タカラツカ
1929年 兵庫県
摂津の宝塚は、神功皇后が宝物を埋めた所だと言われている。そしてこの山で物を拾ったら、幸運になると伝えられている。

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ニョイジュ,タマツシマミョウジン
1974年 和歌山県
玉津島は神功皇后が新羅を伐った時に、如意珠を海中から得た場所である。
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キンケイ
1913年 愛知県
異国の王様の使者を埋めたという塚があり、俗に王塚と称している。その塚には金鶏も一緒に埋められており、時折鳴くことがある。その声を聞くと幸を受けるという。
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キンノウ
2001年 京都府
愛宕山の中腹、水尾の里は、清和天皇の隠棲地として同天皇の陵が静まるが、里の伝説によればその御陵の下には宝物「金の鵜」が埋まっている。それを掘り起こすと罰が当たるという。
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タカラヅカ,ヨメナキヅカ,キンケイ
1934年 兵庫県
宝塚古墳とは黄金の鶏を埋めた故にこの名がついたとされ、松尾村が滅びる恐れのある場合は発掘して金鶏を取り出すべしと伝えられる。また、嫁泣き塚ともいい、金鶏が度々鳴いて、村に大事あると吉凶を伝える。ある者が発掘して金鶏を捕らえようとすると、金鶏は塚を出て飛び去った。
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(ゾクシン)
2002年 香川県
火の玉が落ちたところには、宝物があるといわれている。
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オウゴンノニワトリ
1957年 三重県
赤目の滝の手前の一ノ井にいた道潅長者は死ぬとき黄金の鶏を埋め、宝塚という地名が今に残る。
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タタリ,シラタマ,オオアワビ
1974年 兵庫県
允恭天皇の時代、淡路島で狩りを行った天皇は、多くの獲物がいるのに1匹も狩れなかった。それを卜占すると島神の祟りであり、海底の真珠を祠に納めれば獣を獲れるようになるという。そこで海底に人を潜らすと大鰒があり、その中に真珠があった。これを島神の祠に納めると、獲物が多く獲れるようになったという。
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ゴリンヅカノタタリ
1977年 山梨県
五輪塚は平将門一門のゆかりの品が埋められているといわれる場所。かつてはお盆に新しい草鞋をはいて掃除をした。昔は、ここで白い蛇を見た者がいて、霊場とされ、勝手に入ると目がつぶれるといわれる。
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リュウジョ
1970年 奈良県
三輪山の麓に慶円という僧がいた。この僧が竜女が女に化けているのを見破ったところ、竜女は教化を受けて天上したいと願った。僧が竜女の望みをかなえると、竜女はお礼として宝珠を渡して天上した。
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(ユメノオツゲ)
1939年 岐阜県
高山市在住のとある家の祖先の伝説に以下のようなものがある。自分の耳から蜂が出て、杉の下に行って止まった。そのため、その場所が変だと思い、掘ってみると沢山の宝物が出てきて大金持ちになったという。
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ヒメギミ
1931年 岩手県
松崎村の蒪菜沼(昔のミゾロヶ池)には京都から下ってきた美しい姫君の庵があった。この近くの観音堂には姫の持仏が祀られており、沼には金が沈んでいるといわれている。今でも、沼の中にある男石女石の近くに美しい姫君が裸体で浮かんでいるのが時々見えるという。
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タカラモノ,ヒカルモノ
2003年 山梨県
蓧井山の山頂に三の祠があり、その下に宝物が埋めてある。そこに光りが見えたといわれる。南部町塩沢の円蔵時の若い僧に盗まれたという話もある。掘った人に関する話は一定せず、其寺の僧であるとか、其家の主人であるとか。宝の正体も明らかでなく、金作りの馬具か、お姫様の瓔珞かといわれる。
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グヒン,カサ
1955年 岡山県
櫃ヶ山は大山の狗嬪の住む山といい、日露戦争のときに兵隊よけや武運長久の願を聞き届けるといった。女が上ると罰があたる。昔この村に一人の旅人が来て、笠を置いてある場所だけでよいから一晩泊めてくれと言った。それくらいならと許すと、笠は見る見る大きくなって櫃ヶ山をすっぽり包んだ。この旅人が大山から来た天狗で、それ以来不浄のものはこの山に入れなくなったという。
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リュウグウブチ,ビジン
1962年 山梨県
桂川が迂回するところの杵岩の下が淵になっている。昔、ここの百姓が杵岩の上で木を切っていてあやまって斧を淵に落としてしまい、淵に飛び込んで拾おうとすると、淵の底から美人が現れて竜宮に連れて行き、1年あまりも楽しく過ごした。いとまごいをすると、斧の代わりに黄金の玉をくれた。淵から出て家へ帰ると宝珠は忽ちなめらかな丸石となった。よって、宝珠石と名付けて悉聖寺観音堂に納めたが、何者かに盗まれて今はない。
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ハビ,ハビヅカ,マムシ,タマンコ
1985年 和歌山県
ハビ(マムシ)が交尾するときに幾重にも重なり合って固まりになっているものをハビ塚という。この真ん中にタマンコという小さな丸い石があることがあり、これを持ち帰って家の神とは別に祀ると金持ちになれると伝えられている。実際にこれで金持ちになった人がいた。
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シロギツネノホウジュノタマ
1976年 福島県
大正8年頃、白狐の宝珠の玉を拾う。白い毛で中に芯がある直径4センチくらいの丸いフワフワしたもので、巫女によると、京都伏見稲荷から奥州の塩釜さまにおつかいに行く途中で落としたものだと言う。
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ヤマウバ
1983年 岐阜県
山姥に宝物をもらった人がいた。その人の子孫が猪番をしているとき、竜宮の乙姫のような若く美しい女が現れて「大切にしろ。よいことがある。」というようなことを言った。
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ヘビ
1970年 奈良県
竜泉寺の宝物として、大蛇の骨と、大蛇を退治した聖宝尊者の剣があった。昔、雌雄の蛇が岩窟に住み登山者に危害を加えていたので、尊者が経文を唱えながら雄の大蛇を退治し、雌の大蛇を岩窟に閉じ込めた。竜泉寺の縁起として人蛇婚姻の話もある。
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オンンメサマ,ウブメ
1977年 神奈川県
昔、大巧寺の上人が川にかかる橋を通りかかったところ、赤ん坊を抱いたウブメに出会った。冥土の苦難を訴えるウブメに上人が経をあげて回向してやると、その心は鎮められた。数日後、美しい女が上人の前に現れ、お礼として1包みの金を置いていった。上人はこれで宝塔を作ったのだが、それが今日も大巧寺にある。
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バケモノ
1930年 新潟県
臆病な男がいた。女房は臆病を治すために、化けものはふくべのことだと思い込ませた。その頃、十三塚の化けものを見た者には褒美をやるという御ふれがでた。その男は化けものとはふくべのことだと思っていたので逃げず、化けものから宝物のありかを聞いて金持ちになり、臆病も治った。
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