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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オンリョウ,カイブツ
1931年 広島県
昔、岩国城に軍師がいて、その巧妙な戦略で大勝利をおさめた。やがて功労者に恩賞が与えられたが、軍師にはわずかしか恩賞が与えられず、不平を示したところ、怒った君主に首をはねられてしまった。その首は大火鉢に転げこみ、その夜以来、火鉢の中から異形の怪物が数多く現れ、城主の枕もとで戦の真似事をして城主を苦しめたという。

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ダイジャ
1963年 愛知県
城主が昼寝をしていると飼い犬がうるさいので、首を切って殺した。犬の首は大蛇に噛みついて、城主の命を救った。城主はこの忠犬の首を祀って、犬頭霊神と呼び神社の祭神とした。
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クビナシウマ
1985年 愛媛県
昔イワガラ城という城があったが、その城主は戦で討ち死にした。その後毎年戦のあった頃になると、どこからともなくその城主が首のない馬に乗って通るので、通り道にある旧い垣根の一部が直しても直しても壊れたという。
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オチアイヅカ
1979年 岐阜県
昔、武田と織田が戦って、落人が逃げてきたが桜の木のところで首をはねられた。その首が埋められた場所へ入ると死ぬといわれる。
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ダイジャ
1985年 高知県
火打ちで大蛇の頭を切って殺しその頭を火鉢としていた。この火鉢が大蛇の倒れた時間には、音をたてて火打ちが森を向く。
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ザシキワラシ,ネズミ
1958年 岩手県
座敷わらしは鼠の古いもの。人が寝ているとおぶさって動けないようにしたり、尻尾で火鉢を叩いて音を出したりする。
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クビナシウマ
1984年 愛媛県
天正13年7月6日、祖母井城城主之照が管田宇津城城主大野安芸守直光に攻められ、討死した。それ以来7月7日に和田から春賀の東門寺へ首なし馬が走るようになった。このため東門寺は、6日夜から7日にかけて本堂の扉をわずかに開けておくという。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
流行性感冒の予防には、正月にするめを火鉢で燃やした煙で風邪を追い払う。
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シロヘビ
1933年 栃木県
昔、山に城が築かれたとき、敵に攻められ、城主の一人娘が追い詰められ、井戸に入って死んでしまった。その後、娘が白蛇に身を変えて出ると言われている。今もその井戸があるが、水はない。今も蛇が棲んでいて、時々悲しそうな声を聞くという。
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イヌガミ
1959年 広島県
犬神は土中に犬を生きたまま埋め、首だけを出し、食物を与えず、あがき悶えさせた後に首を斬りその首を祀るものである。
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ミドリイロノキラキラヒカルモヤ
1998年 新潟県
ある5月の夕方、火鉢の上に50cmほどのキラキラ光るもやがかかっていた。手でかきまわすと、もやは天井に向かってゆっくり昇っていった。
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バケツバキ
1956年
越路村の旧家に、古府の城主から根分けしてもらったもので、城主がそこへ訪れると、喜んで踊りだした。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
首を切られた坊主の首が川を溯っていった。それを祀ったのが首塚様。
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クビナシウマ
1974年 愛媛県
首なし馬が祖母井(うばがい)城からの小道を駆け抜ける。祖母井城は築城のとき、水に困っていたら、老婆が現れいい水の出るところを教えてくれたが、三代目のときの戦で馬が首を切り落とされた。この首なし馬が駆け抜けたところは水路であるという。
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トクマノジゾウ,ユメマクラ
1987年 長野県
昔,村のある百姓の夢まくらに地蔵が現れた。教えられた畑を掘ってみると,首のない地蔵と,すぐ近くで地蔵の首が見つかった。現在は胴体と首を合わせて安置してあり,霊験あらたかで多くの参詣者を集めている。
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キツネ
1937年 福井県
城主が発狂したのは狐の仕業として、稲荷を祀った。以来、城内には決して犬を入れないように命じられていた。狐は、城の天守閣の井戸に住み、城内の鶏を荒らしても放免されていた。
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(ナカヒラソウベエノボウレイ)
1964年 高知県
検地役人をだました義民・中平宗兵衛が首を討たれたとき、その首がその日のうちに父の枕もとまで飛んだという。
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マワリコンジン
1973年 香川県
昔、突然老人が倒れた。神に聞いてみたところ、まわり金神にはねられたということだった。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
坊主が悪人に首を切られて、その首が川伝いに飛んでいった。それを祀ったのが首塚様。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
和尚が首を切られて、その首が川伝いに飛んでいって岩に噛み付いた。それを祀ったのが首塚様。
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ムシャノオモカゲ
1932年 島根県
城主が川神という所まで逃げてきた時、味方の兵の反逆によって毒刃に倒れた。しかし城主は無念の形相物凄く、歯を食いしばり、はったと睨んで立ちながら死んだ。その様を見て逆臣は驚いて死んでしまった。今でもそこを通ると闇の中に武者の俤が見られるという。
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クビナシウマ,ウブメ
1976年 愛媛県
昔、東野の奥の城の若殿と、松末の城の姫は恋仲となった。両家は元々仲が悪かった。そのうち松末の姫は身ごもり、怒った松末城主は若殿を馬と共に殺した。奥の城主は怒り、姫を斬り殺した。姫は竹やぶに入り、赤ん坊を生んだという。竹やぶでは今でも赤ん坊と産女の声が聞こえ、雨の降る夜には首無し馬が若殿を乗せて走るという。
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