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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カクレネンブツ,ヨウカイヘンゲ
1933年 岩手県
隠念仏の信者であれば、死体は硬直することがなく、既に淨道成仏であるから体はダラリと軟らかい。その為に縄の必要はなく、常に御光がさしているようで、昔のように妖怪変化も暴威を振るうことはできない。

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ゴライコウ
1979年 新潟県
御来光は今も拝むことができる。山のほうに光がさしているのである。松の露にさした日が反射しているのだろう。
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ユウレイ
1989年 長野県
幽霊になって出るのは、成仏できない死者である。
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ヒトダマ
1983年 神奈川県
人魂はゴムまりの大きなようなもので、尻尾も何もなく、後光がさしたような光があり月のような色をしてふわふわ横に走って行く。それが飛ぶと人が死ぬとよくいわれた。
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ホトケノザイショウ
1985年 青森県
38歳の男性が体の具合が悪くて仕事ができないと相談にきた。拝んでみると、昔その家で漁のとき網に身元のわからない男の死体がかかり、供養したのだが「家紋」が違うので成仏できなかったとのこと。特別供養したら元気になった。
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ユウレイ
1989年 長野県
幽霊になって出るのは、成仏できない死者だと言った。その姿は足のない人間である。お墓に出るという。
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ネンブツヲイウバケモノ
1921年 鳥取県
上長田村の念仏岩では赤子のような声で鉦をたたいて念仏をいう化物がいた。
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テング
1972年 石川県
天狗は隠れ蓑・隠れ笠をつけるので姿が見えない。また、神通力を持っているので、どのような所にも行くことができ、どのようなものにも化けることができる。
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ヤマ,ヤマイヌ
1972年 岐阜県
火葬をしていると、山犬がススキの間から出てきて、ぶるぶると体を揺すって体についていた水をかけて火を消し、死体を食べようとしたことがあったという。
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シンダモノ
1975年 愛媛県
昔、三善家の祖先が夜漁に出たが、その日に限って少しも漁がなかった。何故だろうと思っていると、難船して死んだものが船に上ってきて、供養をしてくれるように頼んだ。それで盆の十四日には念仏踊りをし、十六日には念仏を唱えるようになったという。
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オニ,ユウレイ
1979年 岐阜県
昔一人の僧が美濃の国、今須の村にさしかかり、一夜の宿を乞うたが、どこの家でも断られた。仕方なく村のはずれの、墓場の六体地蔵の影で一夜を過ごすことにした。夜になると鬼が5、6匹出てきて、妙という老婆の幽霊をいじめるのを目撃した。僧はどこかの家で成仏できない人がいるのではと考え、一軒一軒尋ねると庄屋の母親であることが分かった。その老婆は生前欲深く村人に恨まれていたため、成仏できないのだろうということになり、僧は供養の為にお寺を建てさせた。その後鬼や老婆の幽霊は出なくなったという。
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キツネ
1989年 山梨県
狐にはよく騙される。昔はいくら捜しても道がわからず、一服しようと思ってタバコをつけると道に座っているというようなことがあった。
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ネコ
1989年 宮崎県
猫を死体に近づけない。特に飛び越えさせないようにする。死体の上で物をやり取りしない。
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キツネ
1988年 群馬県
田んぼに行った時、狐にだまされて道がわからなくなった。仕方ないのでドウツクバッテ居ると白々と夜が明け、焼場にいることに気付いた。目の前にボーッと丸い光がさしていた。
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シチニンミサキ
1985年 愛媛県
昔、長者の一家が何者かに殺されてから奇怪なことが起ったので、坊さんに頼み川の中にある大きな石に七人の霊を封じ込めた。毎年の盆の施餓鬼では、この七人ミサキに念仏をあげたあとで新仏に念仏をあげるが、この念仏を止めようとするとタタリがあるという。
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(ゾクシン)
1938年 高知県
子供が股のぞきをするようになると、下の子ができるようになるといわれている。
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キツネノヨメイリ
1996年 山梨県
山中の道がないあたりに、赤い電気のような光が点いたり消えたりするのを狐の嫁入りという。5月、6月に多い。
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ユウレイ
1988年 長野県
成仏できない者が幽霊となって出てくるのだが、その姿は一定ではなく、また出る場所も決まってはいない。
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マガサシタ,ミサキガサソッタ
1983年 岡山県
北房町下呰部では、死ぬような気配もなかったのに自殺してしまうような人が出ると、魔がさしたとか、ミサキが誘ったなどという。
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キツネ,コックリサン
1999年 佐賀県
カトリック信者の居る所にはキツネが降りてこないので、コックリさんができない。
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ユウレイ
1989年 長野県
成仏できない死人が、幽霊になって出てくるという。白い着物で足のない姿で出て、女性が多い。墓・暗く人気のない場所・枕元に出るという。
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ミサキ
1975年 愛媛県
ミサキとは、死んだ人が行くべき先へ行くことができない者のことである。自分の代わりになる人が来ると行くことができるので、人を引き込む。
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