アマゴイ 1935年 熊本県 水分神に、雨乞いの時は、贄として黒馬を、雨上げのときは白馬を奉って祈るとよいという。
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(ゾクシン) 2002年 福島県 船戸八幡神社の絵馬には黒毛と赤毛と白毛の馬が描かれているが、黒毛は祈雨のため、赤毛と白毛は止雨祈願のために描かれるという。
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ウナギ,リュウオウ 1937年 香川県 二宮神社東境内の深淵に雨乞い祈願をして、白い鰻が現れると大雨の前兆、黒い鰻が現れると雨は降らないという。
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ビシャモンテン,(アマゴイ) 1976年 大阪府 白河院の御宇、永保2年に旱が起こった。その時、大江神社(乾の社)の毘沙門天像を葭島にわたして雨を祈ったところ、たちまち霊応があった。以来、6月16日を夏祭りとして、神輿を葭島にわたし、神供をそなえていたという。
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カラス 1962年 高知県 神社に神のお使いのカラスがいて、羽の先に白い斑点がある。神社の護符は馬であり、橘が枯れかかった時に和尚が祈祷して立ち直らせた褒美に与えられたものである。
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テング 1915年 静岡県 雨乞いに高麗神社の神宝である天狗のお面を持ち出して使う。龍の字を書いた旗を押し立て、鉦太鼓を鳴らし法螺貝を吹いて海岸に出て、海に向かって天狗のお面を見せると必ず雨が降るという。
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リュウジン,クロイマダラノアルウシ 1983年 岐阜県 雨乞いの時には黒淵でお願いする。ここには竜神がいるとも、黒い斑点を持った牛がいるとも言われ、雨を降らしてくれる。
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(ゾクシン) 1972年 岐阜県 三重県にある多度神社は雨乞いの神様である。大洞では、雨乞いのために、蓑笠を着た区長が迎えに行って、黒御幣をもらい氏神に祀る。金御幣をもらってくると、雨が降りすぎるという。雨が降ると、御幣は川に流した。
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エマノウマ,タライノミズ 1978年 石川県 9月30日の神送りの日に、神さんは八幡神社の絵馬の馬に乗って出雲へ行くという。10月末日の神迎えの日に帰ってくるのだが、この日にたらいに水を汲んでおいたら、水が濁っていた。馬が足を洗ってから氏神様に行ったのだという。
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リュウ 1983年 愛媛県 大山祗神社では、旱魃時に神社の馬場で千人踊をし、それでも降雨なき時は神苑中の弁才天池を排水する。すると池の龍が水を吹くので、いかなる日照りにも雨が降るのだという。
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キツネノヨメイリ 1930年 三圍神社に狐の嫁入りの絵馬がある。子供の頃、陽が照っているのに雨が降ると狐の嫁入りがあり、水たまりに紙を浮かべると嫁入りの行列が写ると言われていた。
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クロウナギ,シロウナギ 1959年 香川県 羽方(現高瀬町内)の鰻淵では4周に注連縄を引き、岩上に鰻淵龍王を祀ってある。黒鰻と白鰻が住み、黒いのが見えたら雨、白いのが見えたら晴れだといわれ、村の内外から代参者が来て雨を祈った。
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ニウカワカミジンジャ,アマシカミ 2002年 奈良県 丹生川上神社の創祀は、むかし神が、人声の聞こえない深山吉野丹生川上に自分の宮柱を建ててまつれば甘雨を降らして長雨を止めよう、とおっしゃったので社殿を営み、祀ったのが最初だといわれている。また、雨師(あまし)神ともいわれて効験顕著なるものがあった。
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(ゾクシン) 2002年 福島県 いわき市川中子の愛宕神社には、からす天狗の小絵馬が奉納されている。神通力によって願い事を叶えるためだという。
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リュウノヒモノ,リュウ 1983年 岡山県 どうしても降らないときには、出雲からもらってきた竜の干物を使って雨乞いをする。新しいたらいに神社の井戸の水を汲んで竜の干物を入れると、それはどんどん大きくなってたらいの中を回り始める。そうして、雨が降ったら、お祭をしてその竜を水からあげ、しまっておくのだ。これによって雨が降らなかったことはないという。
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ウマ,イシウマ 1934年 徳島県 この土地の一部を御馬原といい、丹生明神の乗り捨てたという石馬がある。昔、老翁が白馬に乗ってやって来て天に帰ったが、神馬は供をできず、石と化したという。
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テング 1991年 香川県 天狗が飛んでいる時に下駄を谷に落としてウブの岩に当たり2つに割れてしまったという。また、竜王を祀って雨乞いの祭りをすると白雲がかかりその雲を伝って天狗がやって来て、松の木に天狗が腰掛けると雨が降るという。
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コミミョウジン,シンメ,イシ 1944年 福島県 古市を氏とする一族で古箕明神を祀る。この明神様は栗毛の馬でこの地にきた。この地を日中と呼ぶ。宮の下に神馬が石になったという馬の形をした石がある。同氏では栗毛の馬を飼わない家例である。
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シンメ 1981年 広島県 神馬は常に神厩につなぎ、神遊の時に儀仗に入る。馬は黒毛や栗毛もあったが、次第に白馬が普通となった。
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カゼノカミ,クロイウシ 1989年 長野県 風三郎という風の神が黒い牛に乗って風穴という岩穴に来た。風神は獅子が嫌いなので、神楽獅子や越後獅子が宮の入坂より奥に入ったことはない。もしこの坂から上に上ると、風雨を起こすという。
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