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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ビシャモンテン,(アマゴイ)
1976年 大阪府
白河院の御宇、永保2年に旱が起こった。その時、大江神社(乾の社)の毘沙門天像を葭島にわたして雨を祈ったところ、たちまち霊応があった。以来、6月16日を夏祭りとして、神輿を葭島にわたし、神供をそなえていたという。

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カミノオツゲ,アマゴイ
1928年 鹿児島県
加計呂麻島の南にある與路島には300戸くらいの人が住んでいた。ある年の6月から8月にかけて、50日くらい旱魃が続いた。小学校教員の妻が深夜に神のおつげを聞き、海で身を清めた後、踊り、歌って雨乞いをした。その後、島の人々も参加し、7日7夜踊り狂って雨乞いをした。祭りの終わる7日目に雨が降って、水神の信仰はいっそう高まったという。
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コウボウダイシ,アマゴイ
1934年 香川県
大旱魃の時、弘法大師が水神に雨乞いをして、雨が降った。大師はこの水神を太留水明神として祭った。
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ミコシ,タタリ
1935年 神奈川県
7月14日に江の島で行われる天王祭の御輿は、明治以前は塗りのものだったが、神仏分離の影響によって白木の御輿に作り替えたので、塗りのみこしは売り払われた。しかしそれを運んだ舟の持ち主父子は間もなく死に、また売買に立ち会った名主も発狂したり不幸が続いた。これは天王様の祟りだろうと言われた。
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ロクシャグウ
1983年 岡山県
六社宮はあらたかな神である。六社宮は吉備高原上にあるお宮だが、牛窓沖と一直線に向かい合っているために牛窓沖では船が難破したり動かなくなって困った。そのため牛窓の漁師が六社宮の向きを変えてくれと頼んだ。そのため牛窓からは毎年お祭りにはお供えに魚を持ってきていた。
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アマゴイ,ハレゴイ
1935年 三重県
丹生神社の貴船の宮では、天子が雨を祈る時は、黒毛の馬を、晴れを祈る時は、白気の馬を供える。
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(アマゴイ)
1934年 京都府
東寺の灌頂院というお堂に井戸があり、絵馬を掲げる。天正10年6月に、稀有な旱害があった時、應其上人が、この井戸を浄めて、水天龍王を祈って慈雨を得たという。
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(アマゴイノワカ)
1974年 香川県
正徳2年の夏に、讃岐国の観音寺にある坂本天神の社で雨請の俳諧興行がなされた。その時「神風の雨こそ匂へ夏の草」という発句の後、匂いの花を吟ずると、雨が降り出したという。
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ビシャモンテン,カイイ
1976年 大阪府
大江神社(乾の社)の毘沙門天像が手に持っていた刀や塔形などを壇の下に投げ捨てた。この事は天王寺に上言され、使者が遣わされて、怪異を謝す修法が行われた。
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ウバ
1985年 北海道
蝦夷地が開けていなかった大昔、白髪の老人が水を海に垂らして鰊を呼び、島人を助けるように姥に壷を渡した。鰊は大群で押し寄せ村人は喜ぶが、姥はどこにもおらず、厨子の中に一体の神像があるだけだった。この像を祀ったのが姥神大神宮である。
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クロフネ
1931年 宮城県
ずっと昔のある日、置きから黒塗りの船がやってきた。大勢の人がこの黒船に乗ってきて賑やかだったが、一夜たつとだれもおらず、1体の御神像だけがあったので、陰暦6月15日に祭りをすることにした。
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リュウジョ
1970年 香川県
行基菩薩が説法をしていた時、竜女が姿を現し、玉の笄を残して天上した。後の玉の笄を笠山の峰に埋めて竜神を祀った。夏に旱魃になったとき、この峰に祈れば必ず雨が降るという。
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ニンギョ
1978年 三重県
昔は琵琶湖に人魚がいて、その木像がある寺に残っている。その木像に祈願すると雨を降らしてくれる。
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ミャウジン,アカイ,ウ
1983年 奈良県
当寺に諸神を勧請した所、我は閼伽水を献上しようという若州遠敷の明神の神託があった。するとたちまちに黒白の2匹の鵜が石地から飛び出し、そこから甘泉が湧き出した。そこで、その泉の周りを石で囲み、閼伽井とした。
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ワカノトク,タイケンモンイン,(アメドメ)
1974年 和歌山県
和歌は天地を動かし、鬼神を感応せしめる。待賢門院が紀州の玉津島に詣でた時、大雨が降って止まなかったので、「天下る名を吹き上げの神ならば雲晴のきて光りあらはせ」「苗代に塞下だされし銀河とむるも神の心なるべし」と詠んだところ、やがて西風が吹いて雲が晴れ、社参が叶ったという。
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ハクサンサマ,イシガミサマ
1978年 秋田県
秋田市金足の小泉潟の付近にある鳰崎には、白山様と石神様の2つの祠があって、通常、雨乞いには白山様を用いる。効果のないときには、更に石神様も用いて雨乞いを行う。
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ホウギョク
1955年 愛知県
大旱魃の時、大智院の法印が硯の墨汁を雨乞いの宝玉にかけて祈願すると、たちまち大雨が降ったという。
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イソラガミ,カッパガミ
1956年 宮城県
永正2年(1505)8月16日創建。大崎左京大夫義兼が志田郡松山城に松山治部大輔治次を攻めるときや、義兼の孫義隆が桃生郡辻堂城をせめるときに、それぞれ神の化身が現れて救済する話が伝わる。河童神とも言われ、地名も宮司の姓も河童である。旧6月15日の祭には、社の裏を流れる河童川に初生りの胡瓜を流して供えないうちは食べない風習がある。
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アマゴイ,リュウグウ
1935年 香川県
ある旱魃の年、法泉寺の住職は、海に漕ぎ出し、一通の書状を海に投じて、雨を降らせた。その書状は龍宮につかわしたのだという。
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(ジゾウノネスガタノイシ)
1990年 長野県
尾張の人が魚釣りをしていたところ、乗っていた石が動いた。不思議に思って見ると、その石が地蔵の寝姿になっていた。持ち帰って祀った。6月ごろになると湿気て地蔵様の姿は浮かび上がる。
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ジゾウ
1934年 静岡県
昔紀伊候が、大井川にさしかかった時、川留になった。候が早く水が引くように神仏に祈ると、翌朝には川開けとなった。その時川の上に地蔵のお姿を見たという。
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